2006年8月19日(土) 価値ある1匹 相馬港松川水路
■釣行プラン■ お盆期間中は子供たちの体調不良により外出できなかったので、今週末を利用して相馬へ向かう。今回は海用と川用の2タックルを準備。「どんこ」にて情報収集し、好調な釣りを選択する。15時過ぎに相馬着、早速どんこにて情報を聞くと、シーバス、ヒラメ、ソイともそれなりだという。今日のところは時間もないことだし、車から離れず釣りが出来る松川水路へと向かう。 ■概況■ いつものように左岸側に車を止め、いつものようにジグヘッド+グラブで釣り開始。夕方のせいか釣り人もまばら、釣れている様子はない。水の色は澄んだ感じでいつも通り、流れはほとんどない。流れがあり過ぎるもの困るが、なさ過ぎるのもあまり良くはない。実績ポイントを中心の探るがノーバイト。いつも気になっている新漁港入り口の水深が急に変わる辺りを集中して探るが、東からの強風によりルアーがまともに飛ばせない。仕方なく対岸へ移動する。 対岸でも新漁港入り口周辺の水深が変化する場所を集中して探る。流れがないことが幸いして、普段なら見逃しているであろう地形の変化がわかってきた。フルキャストすると、着底地点は砂地。手前にくるといきなりゴツゴツと岩盤が始まる。狙いはその際だと、何度も何度もしつこく探る。何投目かわからないぐらい投げ倒したある時、コリッと岩盤を通過したときに重みを感じた。そっと聞いてみると、ギュイーンと猛ダッシュ。反射的に左手でスプールを止め、根から魚を離すためにリールを巻く。ある程度巻いてからは、体力を弱らせるために慎重に寄せる。 かなりの良型と期待して水面を覗くと、期待通りのサイズの魚が見えた。水面に顔を出させ、ごぼう抜き。間違いなく35センチは越えている。早速メジャーをあてると、37センチであった。ソイとしては自己記録。このサイズになると、30センチぐらいの魚とは比べ物にならないぐらい引きが強い。ヒットタイムは18時10分であった。 その後は同じ場所でしばらく投げたが、1匹獲れた安堵感で集中力が切れルアーをロスト。これ以上やっても無駄にルアーをロストするだけと判断し、今日の釣りは終了することにした。 ■ポイント&メソッド■ 上にも書いたが、今日のポイントは本水路の新漁港が交差するあたりの、水深が急激に変わる辺り。自分が思うに、この辺りは浚渫されているのだと思う。普段流れがあるときは、こんなに細かいピッチで探れないのだが、今日は流れがほとんどなかったので、じっくり探ることができた。バイトは俗にいうハングオフ状態の時に出た。フルキャストするため、同じ場所をまた探れるかというと疑問であり、偶然釣れたという感じもしなくはない。 ■反省と今後■ どんな形にせよ、自分が目を付けたポイントをあきらめずに探って釣った魚である。価値ある1匹であり、素直にうれしい。最近はバイトがないとすぐあきらめてしまう私であるが、今回のような結果もあるので、バイトがないからといって雑な釣りにならないようにと改めて思った。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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