2006年7月30日(日) ようやく獲れた 箒川(大田原地区)
■釣行プラン■ 今週も那珂川は水位が下がらないので、今回も箒川へ。先週は仕事が遅番だったため、数日間午前中3時間ほど箒川を探っていたが、確実に尺サイズを4回ほどヒットさせたがすべてバラシ。来月1日からは投網が解禁となり状況も変わってしまうため、その前に1匹キャッチしたいところ。水位も下がる一方で、状況は悪くなっている。先週の実績と自分なりの予測のもと、ポイントを絞り込んで挑む。 ■概況■ 朝イチは、先週最後にヒットさせてバラシたポイントに入った。ヒット時の水位と今日の水位を比べると確実に下がっており、流れも弱くなっている。バラシたポイントの周辺をスプーンでくまなく探ったがノーバイト。 そのポイント下流の流れのキツイ瀬で、Dコンに出た20センチ弱のヤマメ。ヒットタイムは5時15分。本日初ヒットとなったが、これ以後バイトすらなく移動する。 本日2ヶ所目のポイント。ここは今日初めて入った場所なのだが、過去にかなり深い場所だったらしく、テトラが埋まっている。今は最深部でも胸ほどの深さしかないが範囲が広く、流れも緩いためアユ釣り師は竿を出さないだろうと思われる場所だ。手前が深く探りにくいため、下流から対岸に渡ってキャストする事に。 対岸に渡ってスプーンをキャストしたその1投目。深場から足元カケアガリを通過している時、ボトムにルアーが当たるので根掛かりしないように注意していると、コツンとバイト。すかさずアワセをいれると、ヤマメ特有のグルグルファイトをしながら流れに乗って手前に寄ってきた。ネットの届く範囲にきたのでネットを差し出すと、最後のひともがきでなんとフックアウト。しかし、お腹を上にしてプカーッと浮いている。ネットですくってしまおうと一歩踏み出した直後、魚はクルッと反転し流芯に猛ダッシュで逃げていった。 気を取り直し、ほぼ同じコースにスプーンを通す。すると、数投目にまたコツンとバイト。1匹目と同じようにアワセを入れ、今度は慎重に寄せる。絶対に逃がさないようにとフックの位置を確認すると、完全にフックが貫通していて一安心。無事ネットに取り込んだ。 サイズは30センチ、まだまだ食性の強いデップリしたヤマメである。良型5連続バラシ中だったので、キャッチ出来てホッとする。ヒットタイムは6時45分。 この後、上、下流のめぼしいポイントを探ったものの、バイトすらなかった。今日は1匹獲れたのであまり粘らすに撤収することに。 本日の探りを入れたポイントのひとつ。天気はこんな感じ。 ■ポイント&メソッド■ まずヒットエリアであるが、昔はもっと流れが強く水深も深かったであろうと推測される場所で、今は最深部が胸ぐらいまでで、流れがトロッとしている。ヒットポイントは普通のカケアガリだが、最深部に大石がゴロゴロしており、その影にいた魚がルアーをチェイスし、カケアガリでヒットしたと思っている。 メソッドはスプーンのただ巻きでヒット。U字は特に意識しておらず、アップクロスにキャストしたルアーをただ巻きしただけ。ただし、ルアーがボトムに当たった直後にバイトが出たため、リアクションバイトだったのかもしれない。 ■反省と今後■ 最近バラシ続きだったので、やっと獲れて気持ちがスッキリした。今日はナイロンラインを使ったのだが、獲った魚はフックがしっかり貫通していた。フロロを使った時もナイロン使った時もどちらもバラシているが、おそらく薄皮一枚でヒットし、肉切れしてバレているのだと思う。だとすると、これからはショックを吸収しやすいナイロンを使った方がバラシを少なく出来るように思う。これからますます食性が弱まり厳しい状況が予想されるので、1回1回のヒットを大事に釣りをしたいと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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