2006年7月17日(月) 本命は出ず 那珂川(黒磯地区)
■釣行プラン■ おとといの夜に雷雨があり、釣行予定であった黒磯〜黒羽の那珂川が増水&激濁りで釣りをするには厳しい状態となった。仕方なく上流の西岩崎地区へ行ったがチビヤマメ1匹と惨敗。帰りがけに晩翠橋下流に立寄り、笹濁り&微増水という好条件に恵まれたものの、尺サイズのヤマメと思われる魚がスプーンにバイトしたのにフッキングせず、ノーフィッシュという結果に終わる。夜はまた雷雨となり、晩翠橋付近も増水&激濁りが予想できたため、今日も上流の油井地区へ向かう。 ■概況■ 出発時は雨で、油井の駐車場に着いてもそれは変わらなかった。先行者らしき車が1台。そそくさと準備をし、川へと降りる。ここは昨年の9月以来だが、若干川の様子が変わっていた。全体的に砂利で川が埋まっており、深い場所が少なくなっていた。少し下ると先行者を発見。ウェーダーを履いておらず、上ってきたのを見てで大きく追い越して下流へ。ブッツケから淵に続く場所に入る。 昨年の様子から比べると流れがゆるく、水位も少ないようである。Dコンでボトムに沈む石周りをトゥイッチで探る。開始間もなくルアー後方をチェイスする魚を発見。間もなくヒットとなる。 引きの強さからして良いサイズというのはわかるが、戻りヤマメのように突っ走らない。いったい何が釣れたのだろうと慎重に寄せると、その正体はイワナであった。体にラインを巻いた傷があるので、(ファイト中ラインは巻かれていない)釣られた経験のある魚のようだ。とりあえずこれでボーズは免れた。メジャーを当てると41センチであった。ヒットタイムは5時25分。 その後、この場所からは魚の反応がないので移動。ヒラキから荒瀬になるところを探っている時、対岸の枝にルアーを引っ掛けたので回収に行く。この辺りも砂利で埋まり、全体的に浅瀬になってしまい、容易に渡ることができる。ミノーを使うには浅すぎるのでMIUにチェンジし目の前の枝の下の流れにルアーを落とした。 その1投目。リールを巻くと、魚が掛かっていた。20センチほどのイワナであった。 後が続くかと似たようなポイントを探るも、これ1匹しか釣れなかった。下流に移動。 これより下流はガンガン瀬から大石の連続する瀬が続く場所であったが、ここも砂利で埋まり流れが変わっていた。バイトもないので移動し、大場所である淵に着く。淵では白泡の切れ目、対岸カケアガリ、ヒラキと探るがバイトなし。今までならここでUターンするのだが、今日は時間もあるのでさらに下流へ移動する。 移動した先は、平坦な瀬が続く場所だが、対岸の木が覆いかぶさっている場所が何ヶ所かある。その周辺を探ってみると、さっそく反応があった。 ヒットしたのは20センチほどのヤマメ。ミノーはリッジ70だが、このサイズのミノーにもしっかりバイトしてきた。 この後もさらに下流へ移動するも、バイトはなかった。さらに下流へ行けそうだったが戻ることを考え、ここで止めとくことにした。 復路はスプーンをメインに使って戻る。淵などでは、時々正体不明の良いサイズの魚がライズしたりするのでミノー、スプーン、どちらも使って粘ってみるのだが、やっぱり釣れないものは釣れない。ろくにバイトもないまま、開始地点付近まで戻ってきた。ここでは、先行者がいて探れなかった対岸付近の場所で、放流物のイワナ、ヤマメたち4〜5匹に遊んでもらった。 雨が降り続き、気温が低いのであまり体力を消耗しなかったためか気付かなかったが、時計を見ると11時近くなっていた。本命は出なかったが、そこそこ数が釣れたので今日はこれにて終了することにした。 ■ポイント&メソッド■ 41センチのイワナは、キャスト後カウントダウンし、トゥイッチしながらリトリーブ。比較的簡単に喰ってきた。他はいろいろだが、今日のヒットした魚の多くは放流物だったためか、難しく考えないで釣れた。 ■反省と今後■ 昨日までの釣りをふり返り、U字を強く意識してルアーを操作しようとしたのだが、1匹目のイワナを釣った直後にその考えもどっかに飛んでいってしまった。水温は14℃で少し冷たい気もするが、例年であればそろそろ魚は上ってきているはずである。淵にも戻りヤマメらしい魚のライズはあった。しかし、先行者以外の釣り人を誰も見なかったのは、ちょっと時期が早いのかなと思わなくもない。もう2週間ほどはここよりも下流の様子を見たいのだが、下が増水したらまた来てみようと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
<back|next> |