2006年5月14日() 初物はナイスバディ      那珂川(烏山地区)
■釣行プラン■
連休明けの最初の日曜日。前日はほば1日雨で増水が気になったが、途中渡った橋から川を見るとそれほどでもないようでホッとする。今日も戻りヤマメを狙って烏山地区へ向かう。前回は魚の気配がかなり感じられたが、2週間経ってどう変わったか楽しみだ。







■概況■
昨夜は早く寝てしまったので今朝は4時起床。まだ暗かったのでゆっくりと朝食をとり、明るくなって天気を確認すると曇り。またまたゆっくりしてしまい、家を出たのは6時になってしまった。前回の釣り場に向かうと、なんと今日は餌釣りの先行者あり。仕方なく、上流へと移動する。

ここは、前に一度だけロッドを振ったことのある場所。ブッツケから下流の淵までの間が水深のある瀬で、ブッツケ周辺がメインか。とりあえず、下流から上流へスプーンを流しながら移動する。

増水はたいしたことはないのだが、押しの強い流れでスプーンがあっという間に流される。こんな速い流れに魚がいるのだろうかと疑問をもちつつ移動していると、ブッツケの場所に着いた。

ここは、対岸にぶつかっている速い流れ、手前のゆっくり流れる反転流と、流速差がハッキリしている。歩いていると、小魚が足元から逃げる様子も見え雰囲気は十分。流芯付近にスプーンをキャスト、流速の境を通すように引いてくる。

2投目ぐらいだったか、キャスト後1.2.3.4とカウントダウンし、ラインスラッグをとった後ボトムから離さないようにリトリーブしていると、流速の境を通過したあたりでゴンッときた。

こういうポイントでニゴイやウグイというのはよくあるパターン。顔を見るまではととりあえずは慎重にあしらう。引きの小気味良さと強さから、これはもしや本命かと途中から期待していると、足元で確認した姿はまちがいなくヤマメ。しかもデカイ。バラさないように無理せず対応し、無事ネットイン。


 久しぶりの再会に思わずガッツポーズ。お腹デップリのナイスバディで、文句のつけようがない魚である。間違いなく尺は越えているが、とりあえず全長を測りましょうとメジャーを探すが見当たらない。仕方なく、ロッドのグリップの端を魚の口に合わせ、尾ビレの位置を記憶しておく。ヒットタイムは6時55分。









その後2匹目を狙うもバイトなし。上流の瀬にあるタルミもチェックを入れたが、そこでも反応なし。帰り際に、ヒットポイント周辺を今度はミノーでチェックしたが、やはり反応なしであった。開始地点まで戻ったところで、水面をライズしている魚を発見。確認するためにスプーンをキャストしていたが、その正体がニゴイとわかったところでやる気が失せる。今日はこれにて終了となった。


 今日の水温は、7時の時点で13℃。













 ポイントを上流から見る。左岸に流れがぶつかっていて、その流れの芯とタルミの境あたりでヒットした。


















■ポイント&メソッド■
ほとんど上に書いたがメソッドをもっと細かく書くと、キャストはややアップキャスト気味で、カウントダウンしたルアーをリトリーブ開始したのが流れに対し正面あたり、ヒットしたのはそのやや下流であった。ドリフトというよりは、ボトムから離さないようにラインを調整していたという感じ。バイトはゴクンと明確にきた。








■反省と今後■
車に戻り、先ほど魚に全長に合わせたロッドのグリップ位置をメジャーで測ったところ、32〜33センチというところであった。今日は初物が出てとにかく満足なのだが、次につなげるために今日の釣りを考察すると、ヒットしたポイントが重要だったように思う。この時期はベイトが稚アユなどにに変わるころで、それらが集まりやすいポイントがこういう流れの弱いところなのではないかと考えた。しかし昨年の結果を見ると、6月に入ると同じ場所でもウグイやニゴイに占領されてしまうようで、時期も大切なようだ。また近いうちに、似たような場所を探し、探ってみたいと思う。



■釣行データ■
釣行時間 6:30〜8:00
天気 曇り
気温 12℃
水の色 ささ濁り
風向き 北・弱い
水温 13℃


■使用タックル■
ロッド ジャクソン
SR6F−702
リール シマノ
センシライトMg1500
ライン 東レ motion 6lb
ルアー
リグ
バイト6g、7.5g
シュガーディープ70
リッジディープ56F


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
     



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