2006年5月6日() こんなに居るとは      宇田川 → 阿武隈川
■釣行プラン■
昨日はほぼ1日、田植えの手伝い。夕方30分だけ松川水路でソイを狙うもノーバイト。これで完全に海は諦める。今日は、午前中は宇田川へヤマメ狙い、午後は阿武隈川へスモールを狙いに行く。ヤマメは釣り場を何ヶ所か考えたが、近所なのにまだ一度もルアーをキャストしたことがないということで宇田川に。阿武隈川は、ワームで真剣に狙えばスモールがもっと数も型も釣れるのではという疑問から決めた。







■概況■
宇田川は早朝より攻めるつもりが寝坊してしまい、家を出たのが6時頃になってしまった。初めての釣り場なのでポイントを探しながら上流へ移動。田植えのせいで濁り、減水のひどい下流部はパスし、民家の少なくなったあたりに狙いを絞る。ちょうど道路脇が駐車場になっているところに車を止め、川を偵察。上流の橋が架かっているところで川に下りることができ、下流には水門によりプールがあり、それ以上下ることができなくなっている。ここを2時間ぐらいかけて探ることに決める。さっそく準備をし、川辺に下りる。


 ポイント的には大石がゴロゴロしていて、いかにも渓流といった感じの場所。昨年通った那珂川の板室あたりの川とよく似ている。ボサ下、石裏の淀みなど、お決まりのポイントにDコンタクトをキャストしていき、軽くトゥイッチをいれて流す。開始早々からバイトがあり、その後すぐに20センチぐらいのヤマメがヒットしたがすぐバレた。その後にヒットしたのがこれ。20センチを少し越えたぐらいか。小さいが、お腹パンパンのナイスバディである。ヒットタイムは7時15分。







その後もバイトが頻繁にあるのだが、タックルがゴツすぎるせいかとにかくバレる。そうこうしているうちに、最終地点のプールに着いてしまった。ここは足元に流れがぶつかっており、流れの中に石が沈んでいる。その周辺をディープミノーでトゥイッチを入れると、すぐにヒット。しかしバレる。それでも位置を少しずつズラシながら流しているとまたヒット。しかし、またバラシ。この後ももう一回バラシがあり、結局この場所からは1匹もキャッチすることは出来なかった。



 プールから上流を見る。画像では見えないが、ヤマブキが満開で、サクラもまだ少し残っていた。












 9時の時点で水温は13℃。













ここからは上流に戻る。途中二股に分かれた流れの、下りで探ってない方の流れを探る。やや水深が浅いことから、リッジ56Sに変えてトゥイッチ。ここでも期待を裏切らずバイトがあり、本日2匹目をヒットさせる。サイズは20センチ前後だが、体型はナイスなばかりである。餌が豊富なのだろう。

釣りを開始した地点まで戻る。久々の渓流ということと、ネオプレーンの重さからくる疲労でこれ以上釣りを続行するのは不可能である。午後の釣りにそなえ、宇田川はこれで終了。普段何気に通りながら横目で見ている宇田川だが、こんなにヤマメがいるとは正直驚いた。





午後はいろいろ用事が重なり、阿武隈川に出発出来たのは15時前になってしまった。今日は、おととい下流に釣り人の見えた場所があったので、まずはそこに行ってみる。

あちこち迷って、ようやく狙いの場所にたどり着く。どうやら岩盤ポイントのようである。今日ははじめからワームで狙う。リフト&フォール、ドリフトといろいろ試すが全くバイトなし。先行者に聞いてみてもヒットした様子はない。1時間以上時間をかけ移動してみたが、結局ノーバイト。おとといの場所に移動する。

時間もないことから、おととい好調だったテトラ周りから探る。簡単にバイトがあると思ったが、まったく反応なし。さっきのポイントでも感じたことだが、おとといと比べると水が澄んでおり、水位も若干下がっている気がする。魚の着き場が変わってしまったのだろうか。


 テトラでバイトがないので、仕方なく瀬を攻める。こうなりゃニゴイでもいいので、スプーンで探る。ようやくバイトがあり、ニゴイだと思ったらスモールだった。オートリリースとなったが、スモールがいるとわかればあとはワームでしつこく攻めるのみである。


そして、やっとこさスモールをヒットさせることに成功。サイズは30センチ弱だが、とりあえず一安心。17時50分であった。





 この時間になると、瀬ではライズが始まる。明らかにウグイやニゴイとわかる魚もいるが、スモールのような魚もいる。スモールってライズするのか?そのうちググッと重くなり、ヒットしたのはニゴイだった。ヒットタイムは17時52分。











 その5分後にまたニゴイがヒット。このあとチビスモールを追加。活性が上がってきたようでもっと遅くまで釣りをしていたいのだが、家族に心配をかけるといけないので今日の釣りはこれにて終了。
















■ポイント&メソッド■
宇田川のヤマメはミノーでトゥイッチ。流れが断続的なので、スプーンではうまく流せないだろう。特に変わったテクニックは必要なし。良いポイントにルアーが入ればバイトがあるといった感じである。6フィート以下のULロッドに4ポンドラインなら、今日バラシた魚も確実にキャッチ出来たろう。

阿武隈川は、今日は瀬でヒットした。テトラ周りからは全くバイトなし。連休のプレッシャーからだろうか。理由はよくわからない。ワームは3インチを使ったが、このぐらいがちょうど良いかもしれない。








■反省と今後■
明日は帰省するので、今日で相馬の釣りはおしまい。海のそばに来て、今回ほど海に行かなかったことはない。毎年この時期は微妙な時期なのだ。とりあえず、スモールを釣ったり、白石川、宇田川で釣りをしたりと、初めての経験ができ、それなりの釣果であったので楽しかった。




■釣行データ■
釣行時間 7:00〜9:30
15:30〜18:20
天気 晴れ
気温 12〜21℃
水の色 普通
風向き いろいろ・弱い
水温 宇田川 13℃


■使用タックル■
ロッド ジャクソン
SR6F−702
リール シマノ
センシライトMg1500
ライン 東レ motion 6lb
ルアー
リグ
Dコンタクト50
リッジディープ56F
リッジ56S

サターンワーム3in+3.5gジグヘッド


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
     



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