2006年3月4日(土) 魚の生活に合わせるべし KING FISHER
■釣行プラン■ 先週末は不覚にもインフルエンザにかかってしまい釣りに行けず、今日は2週間ぶりの釣りとなる。午前中は用事があったので、午後からいつものようにキングフィッシャーへ。今日の狙いとしては、前回スッキリしなかったベイトでの釣りをちょっとやって、気が済んだらスプーンで数釣り。 ■概況■ 今週は雨模様の天気が続き、今日は久々に晴れた。さぞお客さんも多いと思いきや、それほどでもなかった。オーナーに話を聞くと、東古屋湖や渓流の解禁に人が流れたのではないかということであった。こちらとしては、それはそれで良いことであるが。午後券を購入し、早速ベイトをもってポンドエリアへ。 今日は致命的なミスを犯していた。いつもベイトタックル用にまとめておいたルアーケースをそっくり家に忘れてきたのだ。これで、イトウ狙いは半分諦めるしかないが、ワームだけは忘れずにバックに入っていたので、ジグヘッド+シュリルピンのワッキーリグから釣りを開始。足元カケアガリ付近をシェイクしたり、ズル引いたりといろいろ試す。 今日もいつものように反応が良いのはマス。着水後のワームに猛ダッシュしてくるのだが、目が良いためか寸前で見切る。たまに咥えても、吐くのが速くアワセきれない。それでもどうにかバス、マス数匹ヒットさせた後、ガルプ2インチにチェンジ。 リグはフックをワッキー風にセットしたノーシンカー。比重があるので沈みは速いが、軽すぎてベイトでキャストするのは困難なので、フリップキャストで届く範囲のみ探る。今日の反応では、ズル引きよりはフォールでバイトを取ったほうが良いので、ワーム、ラインを注視する。この釣り方でどうにか数が出て、15匹まで釣って気が済んだので、ストリームエリアの様子を見に行くことに。 3号池の様子を見に行くが、先客が多く、死んだ魚が多く、流れが弱くなったようであまり良い感じではない。ベビーシャッドで対岸周りを探るがチェイスなし。5分ほどで見切り、対岸を歩いて魚を確認すると、対岸の流れにはイトウが着いていた。いることはいる。しかし、ルアーを忘れたこともあり真剣に狙う気にはなれず。車に戻り、今度はマイクロスプーンのタックルを持ってポンドエリアへ。 ポンドエリアでは、14時から始まったプチバストーナメントの真っ最中であった。アウトレット側の最東部に入り、ヒットした魚につられて水面付近に上がってきた魚をねらうべく、1g以下のスプーンで表層を引く。トーナメント出場者は頻繁にヒットさせるが、こちらはさほどでもない。ただ巻きよりもアクションを入れた方が断然バイトが多いので、ディックナイトで超表層を狙うが、思ったほどバイトしない。何か違うようである。 15時よりいつものように餌撒き。これにあやかってヒットを増やすが、それでも隣のワーム組に比べると効率が悪い。会話を聞くと、ペレットのようなワームを使っているとのこと。ならばこれでしょうと、必殺アトミックにルアーチェンジ。ここから怒涛のヒットラッシュに突入する。 餌撒き後は、魚は完全に表層に浮いている。キャストしてフォールでバイトを待ち、バイトがなければリフトして水面近くまで上げて再びフォール。リトリーブはせず、完全にフォールで食わせる釣りをする。バイトはフォール中に集中。完全に餌と間違えて喰ってくる感じである。ヒットする魚は、バス8:マス2である。 16時頃にはさらに効率を上げるべく、タタキ釣り開始。ロッドの長さ分ラインを出し、ルアーで水面をたたく。ヒットしてもリールは巻かず、そのままランディング。それの繰り返で、14時頃からはじめたスプーンの釣りで16時50分までに50匹達成。数を釣ることにも満足したので、残りわずかな時間でイトウ狙う。 ストリームエリアの3号池にてベビーシャッドで10分ほどトゥイッチしたが、バイトなし。この時間になると、薄暗くて魚影も確認出来ない。家から携帯に連絡が入ったところで、今日の釣りは終了となった。 17時頃の釣り場の様子。今日はデジカメを忘れてしまい、携帯のカメラで撮影。 スプーンだけの釣りで、3時間弱で50匹達成。タタキ釣りのおかげか。 ■ポイント&メソッド■ 総合的に、午後は餌撒きの影響が大きい感じ。魚はその時間には浮いてくるし、アクションはフォールが圧倒的にバイトが多い。ルアーはペレットに近い大きさが良く、自然にフォールさせるためにラインは細ければ細い方が良いという結論。 お昼頃、スピニングでワームで順調に釣っていた中学生ぐらいの少年が、夕方に自分の横で同じ釣りをしていたが、全くバイトがなかった。夕方は、やる気のある魚は完全に浮いてしまうようだ。 ■反省と今後■ 今日は天気も影響したのか、1日で100匹越えのお客さんも結構いたようである。私もそれなりに数は釣ったが、キモは餌に合わせたルアー選択だったように思う。タタキ釣りという釣り方自体は邪道のようにも思えるが、ひとつ気付いたことがある。それは、フィールドでもこの考え方が生かせるのではということだ。バスやシーバス狙いでは特にベイトは何かということを気にするが、まず一匹釣りたかったらルアーをベイトに合わせるということだ。もちろん、こればかりでは駄目だろうが、セオリーとして間違いないだろうと、今日の釣りを通して感じた。また、餌を撒く時間に魚が浮くと上に書いたが、フィールドでも捕食のタイミングがあると思う。その辺の見極めも大事だと、今回改めて感じた。たかが管理釣り場なのだが、いろいろ気付かされることがあり、勉強させられた。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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