2006年1月10日(火) リトリーブスピード KING FISHER
■釣行プラン■ おととい混雑していて入れなかったポンドエリアが気になったため、今日は午後から仕事なので3時間の予定でまたまたキングフィッシャーへ。このところ人のプレッシャーと朝の寒さから午前中はあまり調子が良くないようだが、平日なので人出は少ないはず。メインはスプーンの釣りだが、スプーンに渋い時のために今日もワームを持参する。10時前に駐車場に到着。 ■概況■ 駐車場にはそれなりに車が止まっていたが、昨日までの連休にくらべるとさすがに少ない。プレッシャーは心配ないが、気温は10時でも−1℃で、やはり寒さが心配だ。チケットを購入後、ポンドエリアへ向かうと先客は4〜5人。いつものように南西角付近に入る。 メインはスプーンの釣りだが、足元に群れているマスたちがワームに反応するかどうか試したくなった。先日購入したメバル用のジグヘッドにメバル用のワーム、これを鼻っ面に落としチョンチョンと誘ってみるが、警戒しているのか振り向くが喰わない。次にカケアガリをチョンチョンしながら巻いてくるが、これも喰わない。ワームといえども簡単には口を使わないのである。しばらくあちこち投げまくりどうにか4匹ほど釣ったのだが、釣れるのはバス釣りでいういわゆるハングオフの時で、あんまり活性は良くないように感じた。 スプーンにチェンジし、レンジを変えながらリトリーブ。沖でもライズはあるが、ヒットするのは足元のカケアガリ付近で、どうもしっくり来ない。それならと、ラパラF9でトゥイッチしてみる。すると、表層付近にいる魚が反応しだした。チェイスはあるがアタックしないので、サイズを小さくしてパニッシュ55Fで再度トライすると、ようやくヒット。しかしまだヒット率が悪いと感じ、X−70にチェンジしてみた。これがビンゴのようで、バイトをためらっていたマスがようやく口を使ってくれた。しばらくX−70で数を稼いだ。 11時50分ごろには放流が始まった。スプーンに渋いところを見て、オーナーが入れてくれたようだ。ここからは、真剣にスプーンで狙う。 周りのルアーマンも放流地点に集まり、スプーンをキャスト。周りは頻繁にロッドが曲がるのだが、自分にはどういうわけかバイトが少ない。表層から1メートル以内の魚を狙って、1g前後のスプーンを極ゆっくり巻いているのだが、隣のルアーマンの半分も釣れていない。何がちがうのか隣の会話を聞いていたのだが、スプーンも金ベースの2g前後の普通のもので、ラインも色付きの3ポンドぐらいの、ごく普通のタックルのようだ。とりあえずスプーンを1.5gのアルフにチェンジ。重さをやや重くすると多少バイトは増えた感じはしたが、それでも隣のペースには全然追いつけないでいた。 そんな感じで30分ほど経っただろうか、なぜバイトが少ないのがわからないまま残り時間もわずかになった。ちょっと横目で隣の釣り方を見ていたら、リールのハンドルを回すスピードが自分より早いことに気付いた。早いといっても1回巻くのに1秒ちょっとぐらいのスピードだが、ちょっとまねしてやってみた。するとどうだろう、ものの5分で立て続けに3匹ヒット。違いはリトリーブスピードだったのか、と気付いた時には12時50分になっていた。これ以上釣り続けると仕事に支障をきたすので、くやしいがここで終了とした。 12時50分頃のストリームエリア。11時を過ぎたころから日差しが出て暖かくなった。それを見計らったように、午後から釣り人も増えた。 ■ポイント&メソッド■ まずスプーンについてだが、キモはタイトルにもあるようにリトリーブスピードにあったように思う。釣りをした時間ではレンジは表層から1メートル前後、そのレンジを上記のスピードで巻けるスプーンなら、色は何でもいい感じがした。放流直後の魚については、金属の輝きがあっても十分釣れていた。 ミノーはX−70が良かった。ロッドを立て、トゥイッチして下に潜らせない方がよかった。X−70の扁平な形でブルッと止まる動きが効いた気がする。濁っているので、ローリングよりはダートするものの方が有効かもしれない。 ■反省と今後■ 朝はいまいちパッとせず、放流後から活性が上がり、キモがわかったところでタイムアップというなんとも残念な結果になったが、リトリーブスピードが遅ければいいもんじゃないということがわかっただけでも収穫あり。本当にそうなのか、次回検証できればと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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