2005年12月17日(土) ヒット率悪し KING FISHER
■釣行プラン■ 今週はずっとナウファスで波高をチェックしていた。穏やかな状態が続いていたので迷わず海に行く予定であったが、4時前に宮城県沖を震源とする地震が発生。茨城県沿岸は震度3程度であったが、地震は魚の活性を下げるといううわさが頭をよぎったのと、遅番明けで寝不足気味だったので海は断念する。 夕方から管理釣り場に釣り場に行くことに。場所は、今年大田原に出来たKING FISHER。ここは、バス、トラウト両方狙える釣り場。月曜日に偵察のため3時間ほど釣りをしそこそこ手応えを感じたので、今日はスプーンのみで数を狙う。 ■概況■ 14時前に釣り場着。車は10台以上駐車していたが、狙いのポンドエリアには釣り人は7人ぐらい。3時間券を購入し今日のコンディションなどを聞いたあと、釣り場へと向かう。 ここは、トラウトのみが入っているストリームエリアと、バス、トラウト両方入っているポンドエリアがある。ストリームエリアは養魚場のコンクリート枠を改良した感じで、水質はクリア、魚はウジャウジャいるが、丸見え。完全にサイトフィッシングである。ポンドエリアの方は一般的な管理釣り場と同様のポンドであるが、竹グイなどのストラクチャーが沈んでおり、水質はマッディー。水深は4mもあるそうだ。どちらも湧水を利用しているので、真冬でも水温は10℃前後で安定しているという。 ポンドエリア入り口の日陰になっている南岸に入る。着いた頃はだいぶ日も傾いており、ライズも盛んになっていた。月曜日は表層でのヒットが多かったものの、足元のカケアガリでも相当数のバイトがあったので、今日はいきなり表層狙いとは行かずに3gと重めのスプーンで釣りを開始する。カウントダウンしてボトムに落としてからリトリーブ開始。バイトはそれなりにあるが、ラインがツンッと動くような極小バイトばかりでアワセきれない。これらはおそらくバスと思われるので、表層のトラウト狙いに切り替える。 ルアーをディックナイトにチェンジ。その一投目、ラインがツンと走ったと同時にコンと来てヒット。40センチほどのニジマス。開始から30分ほどして、ようやく1匹目である。思ったより手こずってしまった。 15時頃の釣り場の様子。土曜なのに結構空いてるが、けして釣れないわけではない。 その後は、さらにライズが激しくなり、このまま表層狙いを続けるもなかなかヒットしない。バイトもただ巻き中より着水直後、ピックアップ直前などに多く、かといってそれを狙ってやるとバイトが出ない。レンジも表層ばかりがいいかというとそうでもなく、隣の方の話では2.5gのスプーンでカウントダウン4ぐらい沈めてから巻いてヒットしているというし、どうも狙いが絞れない。しかし、日が傾くにつれ、表層に集まる魚が多くなることは間違いないようなので、1.5gまでのスプーンをローテーションすることで、バイトを増やす作戦にでた。 作戦が当たったのか、それ以後は順調にヒットさせることが出来た。これは、アルフ1.5gにきた銀ザケ。トラウト狙いでも、同じ釣り方でバスもヒットする。 まわりがすっかり暗くなった17時まで同じ釣り方を通す。暗くなるにつれヒット率が上がったが、それでもヒット数の3倍ぐらいはバイトが出ており、そのうち1割ぐらいはアワセられるバイトだった。総合的に見てバイトの割りにヒット率は悪くまだまだという感じであるが、そこそこ数が出たので楽しめた。 ■ポイント&メソッド■ 場所は南西角周辺。ライズの数からして、相当数の魚が居るように思う。メソッドとしては何でもありだが、フォールに異常に反応が良いように思える。ただ巻きにフォールを加えたり、リフト&フォールを表層、中層、低層といろんなレンジで試すとバイトが増える。ただ、フォールのバイトはラインに出た時にアワセないと遅い。 ■反省と今後■ バス、トラウトと両方居るせいなのか、とにかくバイトのパターンが多く、攻めきれていないというのが現状だろう。今日はあえて1タックルで挑んだが、別のタックルならもう少しヒットに持ち込めるのか、その辺は次回に検証してみることにする。自分としては魚の数、水温、水の色、釣り人の数などで気に入っている点が多いので、今年は数多く通ってみようかと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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