2005年10月1日() まだ早いようで            那珂川河口

■釣行プラン■
渓流が禁漁になり、さてどこに行こうかといろいろ考えたあげく那珂川河口の様子を見に行く事に。確か昨年の10月か11月に群れが入ってシーバスが爆釣したという記憶があり、群れが入るなら大潮周りだろうと読んでの事だ。昨年の釣り日記と記憶をたどると10月末ごろのようだった気もするが、今年はまともに海で釣りをしてないので勘を取り戻す意味でも釣りをしてみる。




■概況■
水族館前に4時前に着く。既に先行者がいるようで、釣り座が確保できるか様子をみてから準備開始。準備をしている最中にも2人ほど川へ向かって歩いていった。準備を終え、潮目に届くであろう場所へと入る。

予定では下げ潮が効いて流れが速くなりつつある状態なので、表層よりやや下のレンジを流すべくピースリー90をラインに結びキャスト開始。対岸の明かりにラインを重ね、流れを確認するが思ったほど流れは速くないようである。そのやり方で1時間ほど続けるがバイトなし。

5時半近くなり、周りがよく見えるようになって流れが速く感じない理由がわかった。反転流である。ルアー着水点では順流だが、巻き始めてすぐに反転流の流れに入ってしまう。時間が経つにつれますます順流、反転流の流れとも速くなり、この境目はポイントになりうると考えルアーを変えて探る。5時過ぎに下流にいるルアーマンが平べったい魚をヒットさせたのが見えたのと、明るくなるにつれ表層では出にくくなるため、ボトムのフラット系に狙いを変える。

まずはジグヘッドを使ったが飛距離がイマイチ。バイブレーションなら距離は十分だが、しっくりこない。そこでヤマメ用に買ったスプーン、瀾竜18gが入っていたのでそいつをキャスト。飛距離も十分、着底もわかるので周りの状況を観察しつつリフト&フォールする。

しばらく続けていると、5時40分ごろフォール中にコンとバイト。しっかりアワセを入れると、久しぶりにあのゴンゴンという引きが伝わってきた。寄せ波を利用しズリあげると40センチぐらいのコチであった。やや強引に巻いたためかフックが刺さった位置の穴が大きくなっており、ヤバイと思っていると次の波でフックが外れ、オートリリースになってしまった。その後、その周辺をしばらく探るも、2匹目はヒットしなかった。

さらに流れは速くなり、橋脚近くのゴンゴン流れのある場所でミノーをトゥイッチしてみたがノーバイト。そこからは徐々に海側へ移動し、コの字の前に着く。干潮近くになりだいぶ潮が引いたので、コの字の角に入る。


水深があるので、やや深く潜るCD−11をチョイス。その一投目のピックアップ直前にココンという手応え。そのまま回収してみると、ルアーについていたのは25センチほどのソゲだった。ヒットタイムは7時5分。










この直後、先にコの字に入っていた方に50センチクラスのシーバスがヒット。ルアーはバイブレーションのようだった。時合かと気合が入るも、その後1時間ほど手を変え品を変えやってみたがノーバイト。先行者にもヒットした様子はなかった。干潮近くになり、手も尽くしたのでシーバス狙いには見切りをつけた。


コの字から戻る途中に立ち位置を変え、ソゲのヒットした周辺をジグヘッドで探ると、35センチぐらいのソゲがヒットした。ヒットタイムは8時25分。群れでいるのかと潮目にそって上流に移動しつつ探ったが、その後ヒットすることはなかった。とりあえず魚は釣れたので8時40分に終了とした。











■ポイント&メソッド■
コチは、順流と反転流の境目になるあたりで、スプーンをリフト&フォールで。水深はカウントダウンで8ぐらいで、ボトムはフラットな感じだった。ソゲは、堤防付近に着いており、1匹目はミノーのただ巻き、2匹目はローリングシャッドM+ジグヘッド10gでリフト&フォールのフォール中に。




■反省と今後■
底物が釣れて一安心だが、シーバスの気配は薄かった。河口に魚が集まるにはまだ少し早いようである。思い起こせば、マルタ、ニゴイ以外の魚を那珂川で釣ったのは今日がはじめて。周りの釣果も今まで通った中では一番多く目撃し、全体的に活性は良かったのではと思う。このまま通って、様子を見るのもいいかも。




■釣行データ■
釣行時間 4:20〜8:40
天気 晴れ
気温 15〜22℃
水の色 普通
風向き 南寄り・弱い
水温 -


■使用タックル■
ロッド ウエダ
CPS−112 EX−TI
リール シマノ
バイオマスター5000
ライン PE20LB+リーダー25LB
ルアー
リグ
ピースリー90
ラパラCD−11
瀾竜18g
ローリングシャッドM+ジグヘッド10g


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
     
合計    



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