2005年1月29日(土) 違う魚みたいだった
午前中に用事を済ませ、午後からは関根養魚場へ。昨日は比較的暖かい1日で、今朝も氷点下にはならず、雲の多い晴れの天気だったので、混雑さえしてなければ、それなりに良い釣りが出来ると期待していた。12時半前に釣り場に到着。 休日なのでさぞ混雑しているかと思いきや、そんなことはなかった。それでも、40人ほどはいるだろうか。午後券を購入し、外堀を攻めながら池の様子を見る。スティルでトゥイッチするが、反応はイマイチ。いつもなら、午後の放流は済んでいるはずだが、チケット購入の際に聞いた時はまだだと言っていた。そのせいか、池の釣り人のロッドもほとんど曲がっていなかった。 開始時は防寒着の上着だけを着ていたが、開始直後から南西の風が吹きだし、天気も完全に曇りになったので、夕方の冷え込みを考慮して、パンツを履きに戻る。ついでに、ミノータックルも準備し、池の南西角あたりが空いていたので、そこに入る。 開始から30分ほど経過したが、いまだバイト無し。お昼頃は決まって魚が沈み気味になるのだが、風が吹き、表層が細波になれば魚は浮いてくるだろうと予測していた。それなりに魚は浮いて見えるが、アルフで表層の引いても反応は鈍い。テェイスがほとんど無く、完全にルアーを見切っている感じ。ならば、スティルでトゥイッチするものの、こちらはチェイスはそれなりにあるが、じゃれつく感じでバイトしない。散々トゥイッチしまくり1匹釣るのがやっとだった。 開始から1時間半ほど経過したが、状況は悪くなる一方だ。とにかく表層は期待ゼロ。チェイスが無い。ならばボトムはというと、こちらもバイト無し。唯一の反応があった、ミノーに期待するしかない。それにしても、ルアーはともかくフライ組のロッドがほとんど曲がらないとはどういう事か。魚が少ないということは無いし、今日の釣り人の数であれば、プレッシャーもそれほど高いとは思えない。魚が沈み気味なのは間違い無いが、それならフライでヒットしてもおかしくないのだが。 この激渋のなか、1人だけルアーでポツポツ釣果を伸ばしている人がいた。自分のすぐ左で、ルアーはスプーン。釣り方を見ていたが、キャスト後すぐにリールを巻かないことから、ボトムを引いていたと思われる。ヒットポイントは沖ではなく、かなり手前だったので、カケアガリでルアーが浮上するときに食っていると思う。自分はボトムも見切っていたので、その考えを否定された光景であった。 自分は自分の釣りということでミノーをローテーションし、パターンを見極める。好反応だったのが、ラパラの釣高速ストップ&ゴー。ゴーの部分はリールの早巻きで対応。どこからともなく、魚がすっ飛んできてストップ時にバイトが出る感じ。これで3匹ほどヒット。チェイスはそれなりにあったが、見切られるのも早いので、スプーンの釣り間にいれ、ヒット数を伸ばした。 15時半ぐらいから小雨が降りだし、やがて本降りに。回りはほとんど帰り、自分を含め釣り人は7人ほどになった。場所を西岸に移動し、中州や橋回りを攻める。雨で警戒心が解けたのか、ラパラで連続ヒット。ボトム付近での反応が良いようなので、アスリートのシンキングで探ると、こちらも好反応。今日の中ではいちばん有効なようで、間もなくヤシオを掛けた。一気に沖に走ったが、ドラグが止まったところでランディング体勢に入ろうとした直後、ラインブレイク。4ポンドラインで安心していたのだが、やや強引なやり取りを反省した。 その後もミノーを投げ続け、終了近くにベビーシャッドでイワナを掛け、それが今日最後の魚となった。べビーシャッドは好反応で、チェイスの数では今日いちばんだった。しかし、どういうわけかフッキングが悪かった。終了間際に30分ほどスプーンを試すが、表層で1匹ばらした以外はバイトすらなし。今日はスプーンではボトムパンプで1匹ヒットさせたのみ。散々である。 というわけで17時に釣りを終了し、結果は10匹であった。振り返ってみると、低気圧の接近が今日の釣果に影響したように思う。開始時に吹き出した風が意外に冷たかったので、今月4日の時のようにイヤな予感はしたのだが、見事的中してしまった。ミノーの反応、スプーンの反応、すべて今までと違う魚のようであった。釣り方的にも、ミノーのトゥイッチに頼ってしまうところがあり、丁寧な釣りが出来なくなっている。次回はミノーを封印し、スプーンだけで釣ってみようかとも考えている。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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