2005年1月11日(火) 最後は黒で
今年2回目の管釣り釣行。年明けから朝は厳しい冷え込みが続き、今日も起きて温度計を見ると−5℃。これでは早朝食い渋る事が予想できるので、みどりフィッシングエリアへ。気温が0℃になるのを予想し、8時から釣りが出来るように家を出る。 釣り場到着時、先客は7〜8人ほど。マイポイントは空いているので、東南側へ入る。いつものようにアルフでキャスト開始。水面では盛んにライズがあり、1投目からヒットと思っていたのだが、いくらキャストすれどもバイトすらなし。足元にも魚はたくさん見えるのだが、ルアーに全く興味を示さない。ここでピンときた。おそらく昨日までの3連休でプレッシャーがかかっているのだろう。それならばとカミオンをキャスト。すると、1投目からヒットとなる。 しかし、その後が続かない。やはり、相当プッシャーがかかっているようだ。すぐ後に午前の放流が始まり、新しい魚が入った。放流地点ではロッドが曲がりだし、活性が上がったようだが、こちらには反応が薄い。そのうち、山にかかっていた雲がだんだん近づいてきて、雪が降り始めた。北風が吹き、北東角に魚が溜まっている感じがしたので、思いきって場所を移動する。 移動直後から、表層狙いでようやくポツポツヒットし出す。ヒットはするが、1個のルアーに2匹ぐらいしかヒットしないので、マメに表層の引けるディックナイトやアルティメッド。凧などのルアーでローテーションする。9時半の時点で12匹。このペースなら午前に30匹は越えそうなので、釣れるうちにと集中する。 雪は降ったり止んだりで、雪が落ちると魚の活性が上がるように見えた。というか、表層の反応が凄かった。エサと勘違いするのだろうか。表層を意識している事から、バーニングや表層チョンチョン釣りでバイトが連発。しかし、10時半を過ぎたころからさすがにスレたか、ロッドが曲がらなくなった。プラグも試すが、浮上時にバイトがあるもののフッキングしない。ニジマスの場合サクラのように食いに来るのとは違い、プラグにじゃれつく感じなので、どうもフッキングが悪い。というわけで、スプーンで狙い続ける。 時間は11時半を過ぎた。この時点で26匹。残り4匹。雪も上がり、日が差したせいか、表層の反応が悪くなった。ここで、このメソッドを試していない事務所前に移動。バイトを期待するものの、一向にバイトしてこない。ルアーをあれこれ変えるものの、同じ。しばしワレットを見つめると、1個だけ今日一度も使ってない色があった。それは、黒である。もうお昼を過ぎ、時間もない。これに賭ける。 今まで反応がなかったコースを引いてくると、魚の反応が良くなった。これならいけると実感し、反応が強い場所を見つけて歩く。そして、朝いちで入った南東側に来た。そこで、表層で1匹掛け、続けて4匹。ようやく30匹を釣る事が出来た。時間は12時50分になっていた。午後の仕事のこともあるので、これ以上釣りは不可能。急いで片付けで帰宅。 というわけで、今日もどうにか30匹を釣ることができた。今日は雪の影響からか、釣れた魚はほぼ100%表層。それも、水面30センチも潜らせると反応が悪くなる。ロッドで上手く調整して、なんとか口を使わせた感じであった。みどりの場合、魚がたくさんいるのだが、スレた場合全て魚が口を使わなくなる感じで、意外と難しい。また、場所により、表層が良い所、ボトムが良い所、両方ある気がする。表層でスレた場合、ボトム狙いで数を釣れるように、いろいろ研究せねばと考えさせられる1日であった。 終了時の釣り場。雪雲で山が見えなくなっている。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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