2005年1月4日(火) 大量放流とスティル
今年の初釣り。年末31日に雪が降り、年明け2日、3日と朝は−7℃と猛烈に冷え込んだ。今日は冷え込みが緩んだので、迷わず今日を初釣りにあてる。とはいえ、7時からではやっぱり寒いので、8時から釣りが出来るように釣り場に到着。 釣り人は既に20人程度いるだろうか。それでも、昨日までの人出よりは遥かに少ないとオーナーが言っていた。北岸と西岸の入りたいポイントは既に先客がいたので、南岸の西寄りに入る。天気は曇り、風はほとんどなし。午前の放流は既に済んでいるが、回りではたまにロッドが曲がる程度。水温が低いせいだろうか。 とりあえず水面から探ろうと、アルフ1.5gで様子を見る。間もなくヒットしたが、後が続かず。渋いと読んだので、ピュアやアルフの2.7gでいろんなレンジを探る。1匹目は表層だが、それ以後は中層でもヒットしてくる。レンジが読めないが、依然曇りという事と、表層に魚の気配があるので、表層メインで探る。 時間が経つにつれ、ポツポツとバイトが増えてきた。気がつけば太陽が顔を出し、時間は11時になろうとしていた。これで水温が上がればさらにバイトが増えるだろうと読んだが、鏡のような水面が影響してか、バイトは逆に減る。そのうちお昼になり、午後の放流が始まる。この時点で13匹。 午後の放流が始まって間もなく、回りでもロッドが曲がり始める。放流量も平日とは違い、場所を分散させてかなりの量を放流。おかげで、群れになって泳ぐ魚をいくつも確認できた。しかし、スプーンでの反応がイマイチ。何か手はないかと考え、スティルをラインに結ぶ。沖に向かってキャストしトゥイッチすると、今までの反応が嘘のように、狂ったように反応してくる。 トゥイッチはチョン・ポーズ・チョンという感じでゆっくり。今までの経験では、ポーズ中にプイと反転してしまうパターンが多かったが、スティルの場合はそれがない。ポーズでも噛みついてくるのだ。沖で気付かせ足元で食わせ、もがいているうちにネットですくい、ネットで暴れているうちにフックが外れ、ネットを沈めて魚をリリースという効率の良い釣り方で回りをまくる。しかし、池では1時間もするとスレてきて反応が悪くなる。ならばと外堀で試すと、こちらも好反応。両方を釣り込んで13時過ぎには25匹を超えた。 今日1匹だけ釣れたブルック 夕方に、もう一度表層の活性が上がるタイミングを期待していたが、14時過ぎた頃から吹いた北風のせいで、魚が表層から姿を消した。それから、どのルアー、レンジを探っても池では全く釣れなくなった。外堀で数を稼ごうと、スティルでトゥイッチ。15時半にようやく30匹達成。池ではフライの方々がポツポツ釣れている状態で、ルアー組は撃沈。もう少し数を伸ばそうと、外堀を移動しながら、どうにか32匹。 気がつくと16時を過ぎていた。何となく池の水面に魚の気配が感じられたので、アルフ1.5gを投げ続け、1匹追加し33匹。結局これが本日最後の魚となった。16時半に釣りを終了。 今日はとにかく大量放流とスティルに助けられた釣りだった。スティルで釣った魚は20匹。スティル以外にも、パニッシュ、ベビーミノー、ベビーシャッド、チップミノーと使ってみたがヒットまでには至らず、スティルのポテンシャルにはかなわなかった。違いは何かといろいろ考えたが、まずはレンジ、次にサイズとボリューム、そして、固定重心による動きのキレという事だろうか。とにかくポーズ中に噛みつくのだから凄い。トラウトではあまり経験のない事で、新鮮だった。たまにはミノーで爆釣もいいもんだ。 終了時(16時40分)の釣り場の様子 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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