2004年12月24日(金) 課題多し
正月休み前なので、今日、明日と変則的な2連休。世間一般では平日であり、平日に滅多に行ける事のない管釣りへと向かう。場所は関根養魚場。本当は高萩に行きたかったのだが、最近の朝の冷えこみと往復3時間強の道のりを考え、釣る時間を優先して近場に決める。池を改造してからはじめての釣行。果たして、どんな結果になることやら。 今朝7時で−3℃と、今日も冷えこんだ。7時には釣りが出来るのだが、氷点下の釣りとなると、ラインは凍るは手は痛くなるはでろくな事がない。休日なので午後も釣りが出来るので、ちょい遅めにスタートしようと7時40分に釣り場に到着。先客5人。多くても10人ぐらいだろうから、特に慌てる事はない。とりあえずスプーン用のロッド1本をもって、池の南側に入る。 池の水は透明度が低く、思ったよりいい感じである。釣り場に着くと同時に放流を開始。チケット購入の際に魚種を確認すると、サクラが入っているという事なので、川の水を使っている同場所でも表層近くの展開も考える。まずは、アルフ2.7gから釣りを開始。 対岸北側の釣り人は、頻繁にロッドが曲がっている。しかし、自分の方はなかなかヒットしない。対岸の方は、ロッドを下に向けている事から、ボトム付近を引いていると判断。自分もボトム付近を引いてみるが、バイトはない。水面では、サクラと思われる魚の波紋が多くでており、レンジがボトム付近ばかりとも考えにくい。ルアーを1.5gに変え、表層、それよりやや下を引いてみるが、これまた駄目。そんなこんなで1匹目ヒットは開始から20分ぐらい経ってしまったが、1匹目をキャッチしても、いまいち的が絞れないでいた。 5匹ぐらいキャッチしても、依的は絞れず。ただ、サクラは表層付近に多くいる事は確実で、グンと重みの伝わるようなバイトの出方から、活性が低いとも思えない。その魚を、巻くスピードを変えたり、アクションを加えてどうにかヒットに持ちこむ。場所も右回りで移動し、東岸へ。外堀からの流れこみで、ピュアにて今日はじめてのニジキャッチ。これは、足元のカケアガリ付近でのヒット。連続ヒットを狙いその周辺を探るが、2匹目が続かない。 10匹前後釣った頃、時間にして10時前後だと思うが、日が高くなったせいか魚が下がった感じがした。それにあわせレンジを下げるが、ヒット続かなくなる。その頃から弱い南風に変わり、外堀の魚が盛んにライズしはじめた。見ると、水面に浮いている小さな虫を食べているようだ。すかさずバーニングで探ると、運良く1匹ヒットさせる事ができた。しかし、外堀は池とちがい、水は超クリア。何度もルアーを通すと、すぐに見切られてしまった。見切られた後は、3g前後の細長いシルエットのルアーで、ミノーのようにトゥイッチを試す。これが、意外と好反応。場所は流れ出しに限定されるが、2匹ほど追加する事が出来た。 お昼前1時間は、ミノーを試す。ミノーは、アスリートのシンキングタイプで、中層以下を中心に探る。ミノーは外堀の方が反応が良かった。外堀は誰もルアーを投げないので、スレてないだけかも知れないが。しかし、見切られる早さはスプーン同様。池も試すが、ほとんどチェイスはなかった。 お昼前にどうにか20匹をキャッチし、昼食を取る。13時前に釣り再開。日が高いものの雲に隠れ、水温も上昇したようで魚が表層に集まった感じ。これは、表層パターンなので、ここで一気に数を狙う。アルフ1.5gで、ただ巻きの中にリフトを入れたり、チョンチョンとトゥイッチしたりして、誘いを入れて食わす。明らかに、ただ巻きよりは、誘いをいれた方が食う。まわりはこれに対応出来ていないようで、表層の魚を獲れずにいた。しかし、良かったのは30分ぐらいで、風が北または西に変わり、急に渋くなる。2時以降になると自分意外はほとんどロッドが曲がらなくなった。 14時半に家から電話。その時点で25匹。あと5匹釣れせてくれとお願いする。場所を西岸岬に移動。中州周りを狙うと、すぐに2匹ヒット。風裏に魚が溜まっている感じ。狙いを風裏に絞る。西岸に立ち、表層をしつこくトゥイッチ。そこで、また2匹追加。すべてグリーンでのヒットだったので、カラーローテーション。辛子色に変えるが、色が悪いのかテェイスはあるがヒットしない。意地になって、移動しながら15時に30匹目キャッチ。これで帰るつもりであったが、活性が思ったほど低くないので、もう1匹と欲をだし、同じエリアを同じルアーで狙う。結局もう1匹追加する事は出来たが、30匹目から40分後のヒットであった。16時に終了。終了時の釣り人は、自分を含め残り2人になっていた。 というわけで、とりあえず30匹は釣ったのだが、課題の残る釣りとなってしまった。まずは午前中の展開。放流直後の新しい魚を狙うのに、場所とレンジをイマイチ把握できなかた。場所は改造してからはじめて来たので仕方のない所だが、レンジに関してはもう少し早い時間で絞りたかった。それと、午後のスプーンでの狙い方。29匹目から31匹目を釣るのに、1時間以上かかっている。これは、チェイスがあるのに乗らなかったので、熱くなって同じルアーと使い続けたからだと思う。もう少し冷静になって、ルアーを変える事が必要だった。最後に、今の時期の管釣りは15時までが勝負。それ以後は、スレもあってか、あまり数は期待できない。今日はサクラが6割、他にヤマメとニジが2割ずつで、サクラがいたから遅くまで粘れたのだ。これが、魚種が変わるともっと極端に釣れ方が変わるだろう。まあ、自分の場合はこれからが管釣りシーズンなので、いろいろ課題が見つかって、やりがいが増えて良かった。 終了時の釣り場 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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