2004年10月11日(月) やっと獲れた
昨日からマメに那珂川の水位をチェックし、指定水位以下になり、かつ下がり続けている事を確認し、今日も涸沼へと向かう。4時に釣り場に到着する。 出発時は小雨、釣り場も小雨である。先行者無し、水位は昨日よりは1メートル弱下がったものの、依然高い。ここは昨日帰りがけにちょい投げした場所で、じっくり狙うのは初めて。ワンド状の地形で、ストラクチャーも適度にあり、ベイトが溜まる要素は十分。ここ3回ほどの釣行では短時間に移動し、良い結果が出なかった事から、今日は最後まで粘るつもり。なんとか結果を出したいものだ。 4時10分に釣り開始。まだ暗いので、状況把握のためにグースをキャスト。タイドグラフでは下げ潮で順流のはずだが、あまりはっきりした流れはない。東からの風の影響もあるのか。まだ、ボイルの時間には早いので、釣るためというよりも、状況把握のためにキャストを続ける。 小雨のためか、5時を過ぎてもあまり明るくならない。しかし、鳥がどこからともなく集まりだし、いよいよかという感じ。耳を澄ますと、ボラのジャンプとも、ボイルともとれない音が聞こえてくる。その音のする方へ、移動する。 5時半ぐらいになった頃か、肉眼でもボイルを確認できるようになった。グースでは反応がないので、いよいよ食わせるためにワンダーにチェンジし、遠投して広く探る。ボイルの起こっている場所をただ巻きしたり、トゥイッチするが、なかなかバイトしてこない。 それならばと、TKLM90にチェンジ。ボイルの頻繁に起こる場所を通すと、トゥイッチをいれた時に反応があった。その後同じ場所を通しすと、またトゥイッチでバイト。それも、水面直下。濁りがキツイが、リアクションなのか。 水面直下なら、ピースリーはどうだろうとラインに結ぶ。四方八方キャストし、ボイルの頻発する場所を通して軽くトゥイッチ。すると、ようやくヒット。 このところ、とにかくばらしてばかりなので、とにかく慎重にあしらう。一度もエラ洗いさせることなく無事ランディング成功。サイズは50センチを少し越えたぐらいだが、なにしろ1ヶ月ぶりの涸沼フッコである。とにかくほっとした。ヒットタイムは5時50分。 その後もボイルが頻発するものの、ヒットには至らず。時間が経つにつれ、目に見えて流れが発生し、どうもそちらに魚が移動した模様。6時を過ぎて、チャンスもそうないだろうと、ボイルのある方へと移動。 ほぼ同じ場所で起こるボイルめがけ、TKLM90をキャスト。デッドスローで巻いていると、コンコンッと当たった後に、ガツンとヒット。待ってましたとアワセを入れるが、こいつはエラ洗い一発でフックアウト。残念。 それでも、かなりボイルがあるので、まだチャンスはある。鳥も行ったと思ったらまだ戻ってきたりと、ベイトも豊富にいるようだ。ボイルは手前のカケアガリと、潮目で多く発生してるようなので、潮目を狙って水面直下をトゥイッチ。すると、ボッコーンと下から出てきてヒットとなる。 1匹目よりはかなりいい引きなので、60アップを期待するも、上がってきたのはそれよりもやや小さめ。サイズは55センチであったが、バラさず獲り込めでホッとした。ヒットタイムは6時20分。 2匹キャッチできかなり満足なのだが、今後の事も考えて、いろいろキャストして様子を見る。6時40分を過ぎた頃から、ハゼ釣りの船が行き来しだし、鳥も散ったようである。ボイルも散発になり、ルアーの届かないはるか沖で起こるようになる。そろそろ、時合も過ぎたようである。6時50分に釣りを終了した。 今日は狙った場所でじっくり腰を据え、ボイル発生から終了まで釣りをし、なんとか2匹キャッチする事が出来た。人のプレッシャーさえなければポイント的には間違いないし、水位も若干高いものの、ボイルもいつも通りなので、何とか結果を出せると信じていたが、その通りになって良かった。とにかく涸沼では1ヶ月ぶりの魚である。サイズうんぬんではなく、やっと釣れたという気持ちでいっぱい。とにかく、ホッとした。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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