2004年10月10日() 大増水
昨日は、今年上陸した台風としては9個目となる台風22号が上陸した。我が家の周辺はたいした風雨ではなかったが、茨城県鹿島周辺は暴風圏内に入ったらしく、かなり荒れた模様。10日0時には海上に抜けてしまうので、天気的には釣りが出来るのだが、水位が心配。那珂川、久慈川とネットで水位を観察していたが、どちらも河口付近では夕方から警戒水位を超えていた。これで、河口での釣りは不可能。しかし、涸沼は水位は高いがどうにか釣りになるのではないかと思い、那珂川が警戒水位を超えた時の涸沼というのも見ておきたかったので、釣行を決断した。

4時前にはいつもの釣り場付近へ。ここまでは、道路に若干木の葉が散らかっているぐらいで、いつもとあまり変わらない。しかし、いざ駐車場へと向かう道で異変に気が付く。駐車場が水没しているのだ。もう1ヶ所、近くの駐車スペースへ向かうが、こちらも水没。これでは、対岸へ向かうしかない。

移動途中、大貫橋で水位をチェック。いつもの足場は完全に水没。ざっと、1メートルの増水か。とりあえず、対岸のポイントを目指す。

対岸のポイントは、幸いあぜ道が水没してる場所はなかった。過去に実績のあるポイントへ。こんな日なので、先行者なし。水位はかなり高いが、明るくなってベイトが沖に泳いでいくパターンは変わらないだろうと、いつものルアーで、キャスト開始。ボイルが始まるのをまつ。

鳥が騒ぎ出し、最初のボイル音が聞こえたのは5時20分。そろそろかと期待するも、あまり連続しては起こらない。そして、シャローではなく沖でボイルが起こる。遠投が効くルアーで試すが、効果無し。6時でその場を後にする。

帰り足でもう1ヶ所狙ってみる。こちらには、先行者が1人。丁度本流と淀みが混在する場所で、ボイルが適度に起こっていた。30分程、考えられるパターンのルアーでキャストを繰り返すが、こちらもバイト無し。ベイトは適度にいるし、魚はいるはずなのだが。これ以上粘っても期待できないので、諦めて帰る。

今日は釣果よりも、増水した涸沼はどんな感じかというのを確認したかったので、釣れなくてもダメージはない。大増水で釣りにならないかと心配した部分もあったが、朝のボイルのパターンはいつもとあまり変わらないし、十分釣りは可能だ。ただ激濁りのため、ヌルヌルと動くルアーはアピールが弱い感じ。しかし、キビキビした動きでは、逆にバレバレで釣れないだろう。どっちみち今日のような日は釣れないというのが、自分で出した結論。こういう日は、おとなしく管理釣り場にでも行くのがいいようだ。


6時に撮った、移動途中で立寄った、某キャンプ場の無残な姿。この時の那珂川水府橋の水位は4.5メートルであった。













■釣行データ■
釣行時間 4:30〜6:30
天気 曇り
気温 16℃
水の色 激濁り
風向き 南・微風


■使用タックル■
ロッド スミス
MT−86
リール シマノ
ツインパワー3000
ライン ファイヤーライン16LB
+リーダー25LB
ルアー
リグ
ピースリー90
TKLM90
ワンダー80
サミー
ローリングベイト


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
合計    



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