2004年8月28日(土) 時合が大事
今週は、台風16号のせいで沖の波高は4メートルと、サーフの釣りは断念。幸い中潮で、日立の干潮が8時50分頃、潮位もかなり低くなる事から、今日も久慈川河口へと向かう。 釣り場には6時頃着く。先行者なし、水の色は普通か、やや笹濁り状態。北東の風が強いが、とりあえずライトなタックルで釣り開始。 向かい風になりルアーが飛ばないが、いつものようにトゥイッチしていると、開始間もなくヒット&バラシ。少しずつ場所を移動し、バラした場所とほぼ同じ地点で再びヒット。上げてみると、マルタ。前日、フックをシングルに換えておいたのだが、ばっちり口に掛かっていた。 その後バイトはなく、ルアーをソルティーアイルDR70にチェンジ。その1投目、足元で手の平サイズのセイゴがヒット。その頃からルアーマンが集まりだし、私を含め釣り場に5人並んだ。今日のこの強風では、ライトタックルでは限界を感じており、トイレ休憩もしたかったので、ここは一旦釣り場を離れる。 休憩後、同じ場所に戻る。時間は8時。干潮近くなり、水位もかなり低くなったと思い、ウェーディングで探る事に。北東の風が朝より強くなったためか、ポイントは誰もいなくなっていた。これなら、思う存分ウェーディングできる。 まずは、朝いちのポイントで、アスリートをキャスト。すぐにバイトがあったがのらず、しばらく続けていると、足元付近でゴンと出た。 重い引きだったので良いサイズと思ったが、エラ洗いしないところを見ると、さてはあいつかとすぐに気付く。ズリ上げてみると、50アップのニゴイであった。ヒットタイムは8時10分。 その後、流芯で良いサイズの魚を掛けたが、バラシしてしまった。干潮に近いこともあり、ウェーディングで本流筋を探るために移動。 移動しながら、アスリートを投げてトゥイッチしまくる。時々ゴンと手元に来るが、なかなか乗らず、ルアーを変えようとしたとき、着水と同時に水面が割れる。しかし、ちょっと引きが変。ゆっくり手前まで巻いてくると、その正体はダツで、背中にスレ掛かりしていた。サイズは80センチぐらいあるだろうか、フックを外そうと手を伸ばすと、ワニのような口がこちらに向いてくる。噛まれると一大事なので、岸まで戻ってフックを外した。 ダツをリリース後同じ場所に戻り、いろんなルアーを試す。先週まで、相馬で調子の良かったライブベイトジグミノーを試すと、面白いようにバイトしてくる。しかし、なかなか乗らない。 同類のワンダーならどうだろうと試すと、間もなくヒット。ようやく本命のセイゴで、サイズは30センチといったところか。腹フックを咥えており、テールフック1本のライブベイトジグミノーではヒットしにくいかも。ヒットタイムは、8時55分。 その後間もなく、本日2度目のニゴイ50アップをヒットさせたが、9時10分を過ぎた頃から、バイトがパッタリ止む。その場で20分程、朝いちのポイントでさらに20分程釣りを続けたが、さっきまで頻繁にあったバイトが嘘のように、まったくバイトがなくなった。時合が過ぎたようなので、釣りを終了した。 今日は、オカッパリからでも、ウェーディングしても、どちらからも魚の反応があり、フッコサイズはキャッチ出来なかったがそれなりに楽しめた。それにしても、干潮の潮止まり以降、バイトがパタリと止むのには驚いた。河口を含め、海の釣りは時合が大事だということを、改めて確認させられた。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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