2004年7月3日() イマイチ

今週も相馬へ。明日は用事があるので、日帰り釣行。昨日まで遅番だったので5時起床、6時前に出発し、大洲海岸の様子を見ながら、相馬港東屋に着いたのが9時前。最近まで台風の影響でうねりがあったため、釣り場を人工磯に決めたのだが、外海は思ったほど大荒れではなかった。しかし、人工磯の今頃の様子も気にはなっていたので、とりあえず行ってみることに。

天気がいいためか、南堤防にはそれなりに釣り人の姿が。でも、今日の狙いはズバリ、釣り桟橋。漁礁周りをピンポイント爆撃するのだ。先行者無しのため、先端に陣取り、干潮によりうっすらと水中に見える漁礁を、ジグヘッド、ブラーで探る。

漁礁の左右をジグヘッドで、上から手前をブラーで探るも反応なし。例年ならヒラメがいても良いはずなのだが、今年はまだ早いのか。そういえば先週、外海に面した堤防周りにいた小魚も、ここではまだ見られず、水の色も幾分濁り気味で、なんとなく良くない感じ。1時間ほど釣りをして、諦める。

次に向かったのは荒浜。外海の荒れ具合から、どうにか釣りになるかと立寄ってみる。さすがにルアーマンはいなかったが、投げ釣り師は何人かいた。準備をして波打ち際までくると、思ったよりうねりが強く、あまり海に近づくと危険。しかし干潮のため、沖に根が沈んでいるのが見え、どうしてもそこを叩きたい。風は東風、さて何を投げるか。

持っていたルアーの中に、ジグ系が無かったので、アイルマグネットDBをチョイス。何投かして、根まで届きそうもない感じだったので、波が引いたタイミングで前に出て、思いっきりキャストしてみた。そこで、アクシデントが。なんと、ラインがロッド先端ガイドに絡み、トップガイドの元から折れてしまったのだ。まだ、開始から5分しか経ってなく、呆然としてしまったが、このロッド以外では釣りにならない。諦めて撤収する。





なんともやりきれない気持ちで、このまま終了してもいいかとも思ったが、なんとか魚の顔は見たい。そんな訳で、干潮時に釣りになるスポットとして、地蔵川河口を次の場所に選択したが、河口は貝を取る人、ジェットスキーの人たちでポイントは人だらけ。車を置くスペースもないため、仕方なく諦める。

そして、釣師漁港へ。まだコチには早いが、他に行く場所もないので、とりあえずという感じ。ここも、黒鯛狙いの人はたくさんいたが、港内を攻める人はいない。ここでは定番の、ジグヘッド+グラスミノーLで実績のある場所を次々に叩いていく。

ここでは必ず探る、船道に突き出た堤防。その周囲をリフト&フォールしていると、コンと明快にバイト。ちゅうちょせずアワセをいれ、キャッチしたのはレギュラーサイズの25センチほどのソイ。なぜかこの場所は、ヒットするのは必ずクロソイ。ちょっと移動すれば、ベッコウも釣れるのだが。縄張りでもあるのだろうか。とにかく、これで魚の顔は見る事は出来た。






その後、港内をざっと探るも、まったくバイトは得られなかった。この場所に限らず、港内は外海よりも若干釣れるタイミングが遅いようだ。日差しも強くなり、12時をまわったところで、本日の釣りは終了となった。

先週、フッコ狙いを宣言したが、海の状況がイマイチだったのと、7月1日より、相馬港が完全に封鎖されたという情報もあったので、ポイント選びも上手くいかず、満足な結果は得られなかった。おまけにロッドの破損。原因としては、波が引いたタイミングでキャストということで、歩きながらのキャストとなってしまい、ブレが大きくなったためと分析。軸を固定し、ヨッコイショとゆっくりとしたモーションでキャストしていれば、こんな事にはならなかったはず。まあ、これもひとつの経験として、次からは気をつけたい。なにより、日帰り釣行のため時間が無く、全ての面において、イマイチ釣行であった。




■釣行データ■
釣行時間 9:00〜12:00
天気 晴れ
気温 23℃
水の色 普通
風向き 南東・やや強い


■使用タックル■
  港内 サーフ
ロッド スミス
MT−86
ダイワ
PF−Z S1103TMLFS
リール シマノ
ツインパワー3000
シマノ
バイオマスター5000
ライン ファイヤーライン16LB+フロロ2.5号 PE20LB+リーダー25LB
ルアー
リグ
ジグヘッド7g+グラスミノーL アイルマグネットDB125


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
合計    



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