2004年7月10日(土) まあ満足
4:20〜5:00 涸沼 先週あたりから、釣り友Sさんより涸沼が良くなってきたとの情報をいただいた。そろそろ行ってみようとうい気になり、ついでに、あまり足を運ぶ事も無い鹿島方面の海も見てみようと、ダブルヘッダーの予定を組み、涸沼の時合に間に合うように、2時40分に家を出る。 途中、ルアーを購入しようと釣具屋さんに立ち寄る予定であったが、時間がないのでパス。そのまま涸沼へ。既に周りは明るく、ポイントまでの途中、流れこみ、ドッグ周辺に、釣り人のものと思われる車が、数えただけでも10台ぐらい駐車してた。マイポイントも同様に、既に車3台が駐車してあった。時間は4時15分、時合は過ぎてる予感はあったが、せっかく来たのだから、とりあえずルアーを投げるべく、準備をする。 すると、1人のルアーマンが帰ってきた。「もう時合は過ぎましたか?」と、聞くと、「みたいですね」と、悲しい返事。歩いていくと、マイポイントには2人のルアーマン。聞くと、もうボイルは終わってしまい、かなり沖でたまに起こるだけということであった。やっぱりか、ガッカリしながらも、わずかな望みをかけ、ワンダー80をフルキャストして、軽くトゥイッチ。沖にいるであろう魚にアピールする。 ボイルは起こらないまでも、水面ではベイトがまだピチャピチャやっている。離れた葦際まで行こうとしたが、そこにも餌釣り師の姿が。しかたなく、その中間の、何もない場所でひたすらトゥイッチ。周りをキョロキョロしながら続けていると、ゴンッと手応え。ルアーを見ると、一度食いそびれたルアーをもう一度バイトした瞬間が見えた。ヒットである。しかし、その後はスーッと足元まで寄ってきた。ランディングに入ろうかというタイミングで、反転され、フックアウト。まあ、セイゴサイズだと思うが、姿だけは見たかった。 その後も、何となくセイゴのボイルらしきポイントに移動し、トゥイッチを続けた。そして、またゴンッっとヒット。今度も、難なく足元まで寄る。反転している間に、魚影を確認した。セイゴクラス。もうバレても大丈夫。でも、一応フックはこの手で外したい。慎重に寄せて、無事フックを外す。目測で40センチのセイゴ。口には釣られた後があり、この辺にしばらく滞在している魚のようだ。1匹目のヒットは4時半ぐらい。2匹目はその5分後ぐらいである。 その後、5時までやってみたが、水面もかなり静かになり、日差しも強くなる。これ以上は無理と、次の釣り場、鹿島方面に向け出発する。 5:30〜8:00 野田海岸 どこに行こうかは決めてなかったので、今の車に換えた時に装着したナビで、めぼしい場所を見つける。海の方をみると、栃木県の施設があり、そのあたりに海まで下りられる道も見つけた。そこに、決定。ここから15分ほどの距離。ルート案内にしたがい、道を進む。 このあたりの浜一帯に言える事だが、海に下りる直前の道は、急勾配の道になる。その、道を下り、海に到着すると、すでにサーファーの車でいっぱいになっていた。所々隙間が空いているので、適当に車を止め、とりあえず土手に上がって、釣り場を決める。 目の前にヘッドランド、その南側サーフはサーファーでいっぱい。北側は、あまりサーファーはいない。ウェーダーは持ってきたので、ウェーディングといきたいところであったが、今日はとにかく気温が高い。既に28℃ある。あまり好きではないヘッドランドであるが、イカリ型の両サイドはあまり足場が高くなさそうなので、まずはそこでやってみようと決めた。 先行者なし。サーフには、ルアーマン5〜6人見えるが、釣れてる様子は無い。流れは無いように思えたが、近くで見ると、弱いながらも、しっかり離岸流は出来ていた。まずは、溝の肩部をミノーを通す。しかし、バイトは無いので、ワームで溝の全体を攻める。すると、すぐにバイト。 グングンという引きからヒラメではない事はわかったが、コチでもない様子。細長い魚体で色がシルバー、セイゴか?などと色々考えながら、上がってきたのは、なんとイシモチ。それも、いいサイズである。画像ではわからないが、25センチはある。撮影中も、グエッ、グエッと、特有の鳴き声。鹿島初の獲物は、イシモチであった。とりあえず型を見たので一安心。ヒットタイムは、5時50分。 まだ、釣れる可能性はあるので、同じ溝を同じリグ、同じ釣り方で探る。すると、1匹目とほぼ同じ場所で、またバイト。今度は、アワセた瞬間の重さがイシモチと違ったので、ちょっと期待する。 予想通り、上がってきたのはソゲ。サイズは30センチ。お腹真っ白、肉厚たっぷりである。やはり、この規模の流れではこのサイズが限界か。ヒットタイムは6:00。 撮影中、近づいてきたルアーマンと、しばし雑談。サーフを流してきたようであるが、釣果はなかったという。また、違うルアーマンとも話しをしたが、サーファーでいっぱいのサーフに、いい離岸流があるらしい。でも、今の時間はルアーも投げられず、残念がっていた。 雑談の後、イカリ型の反対側もとりあえず探る。先行者が丁度帰る時で、すれ違いざまに「今日はいねーなー」と、一言。ざっと見た所流れもなく、あまり期待できそうもないが、捨石の際、沖と、両極端の場所をざっと探る。 10分ほどした頃だろうか。沖を探っていた時、プルプルッとバイト。上がってきたのは、20センチほどのソゲ。こいつは、お腹にパンダ模様。おそらく、沖のヨブに潜んでいたと思われる。駄目もとでも、とりあえず探ってみる価値があるということか。ヒットタイムは6時35分。 3匹目をヒットさせた後は、バイトが遠のく。調査を兼ね、サーファーのいないヘッドランド北側のサーフを歩く。テトラの頭が切れるあたりに払い出し発見。先行者が何人かいたようなので、とりあえずミノー、ジグミノー、ジグヘッドとローテーションしてみたが、結果は出ず。 その後もう一度、2匹ヒットさせた方のイカリ型でワームをキャスト。しかし、今度はウンともスンとも反応はなく、日差しも強くなり体力も限界なので、8時に終了とした。 小さいながらも涸沼で2ヒット、野田海岸で3ヒットと、結果が出たのでまあ満足。涸沼に関しては、去年ぐらいから雑誌等で取り上げられ、釣り人が一気に増えたようだ。これからは、マイポイントを開拓せねばなるまい。 野田海岸は、サーファーが少なければ、サーフを探ってみたい。ただ、ちょっと距離があるので、毎週通うという訳にはいかないが。鹿島が好調であるうちに、もう一度挑戦したい。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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