2004年3月21日(日) 春遠し
会社の出張で1週間留守にするため、家族を妻の実家に預け、今日はそのお迎えの日。そのついでに、いつものように釣りへ。今回の狙いは、産卵間近のバス。毎年、お彼岸頃にはビッグバスが上がっており、先週から昼間暖かい日が続いたので、期待も高まる。 前日の昼過ぎに出発。それまでの陽気が嘘のように、冷たい雨。良く見ると、時折白いものも混じっている。白河に入ると、完全に雪に変わる。雪は郡山に入るとやんだが、気温が低い事には変わらない。実家に行く前に、夕方1時間ほどワッキーで探ってみたが、ノーバイト。足元にはギルの姿も見え、生命感はあった。 そして、今日。太陽の高く上った10時過ぎから実釣開始。前日は誰もいなかったが、今日は先行者1人。先行者より離れた、狙いの位置に入る。昨日の夜、ヒロ内藤氏のHPで、春のバスのパターンを学習。春は食性で食わすというよりは、しつこくやって噛みつかせるというのが、セオリーのようである。それに習い、スピナベで同じコースを10回ぐらい通してから、移動を繰り返す。 1時間ほど続けるものの、ノーバイト。今日は、風が東よりの風、つまり浜風であり、春には良くないパターンである。風裏を探し、時折ワッキーでも探ってみるが、まったく生命感の無いまま、終了。 滅多にやらないのだが、たまたま水温計を持っていたので、足元の水温を計ってみた。11時半の時点で、なんと8℃。管釣りなみである。せめて10℃はないと、厳しいかもしれない。これを見て、スッキリ諦めることが出来た。 春はデカバスの季節だが、水上では春本番といった感じがしても、水中はまだ春遠しである。毎年思う事だが、サクラの花が散る頃が、自分的には1番いい季節だと思っている。しかし、その時期に相馬に来る事が出来ないのが残念。春に良い釣りをするには、場所選びが大事なのかも。特に、水温にはシビアだと思うので、まめに水温計でチェック癖をつけようと思った。とはいえ、もう5月の連休まで来ることはない。来年になると、今回の反省も忘れてしまう事だろう・・・。 ロケーション最高のTR堤。このようなキレイな場所でいつまでも釣りが出来るように、駐車のこと、ゴミ問題と、釣り人として最低限のルールを守って、楽しく釣りが出来ればと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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