2004年1月13日(火) 風・誘い・プレッシャー
前日は1匹という散々な結果に落ちこみ、帰宅後もしばらく考え込んでしまった。このままでは、明日の仕事のやる気が起きないと妻を説得、お昼前に帰る事を条件に、今日もまたまたみどりフィッシングエリアへ。 7時をちょっと過ぎた頃に釣り場に到着。天気曇り、気温2度、ほぼ無風、先客はフライが4人。事務所前のワンドが空いているので、そこに入る。午前の放流が8時過ぎなので、それまでに何とか多く掛けるため、表層のやる気のある魚を狙う。 エリアマンクランクをチョイスし、水の湧き出している周辺を通す。水面では盛んにライズしているが、なかなか乗らない。なんとか1匹ヒットしたが、いまいちズレてるようなので、アルフ0.8g、1.5gのローテで何とか3匹。 8時近くなり、客が増えてきた。東よりの風も吹きだし、釣り易い場所となるワンド東側へ移動。ここでも湧水近くを凧スプーンなどの軽いルアーで表層を通す。しかし、単発でイマイチ。ならば、プラグはどうかとカミオンをキャスト。1投目からバイトがあるが、昨日同様、バラす。その後もかなりバイトがあったが、キャッチは1匹のみ。テールフックをシングルにしたので、それが原因か。 そうこうしてる間に放流も終わり、管理人さんが回ってきてチケットを購入。今日は向こうから、「連日ありがとうございます」と挨拶されてしまった。その時点で6匹。曇りだった天気も、雲の隙間から太陽が顔を出し始める。 表層がイマイチなので、2g程度のスプーンで表層よりやや下の層を狙う。それで、2匹キャッチ。ヒットしたのは、足元に近い場所だったので、カケアガリに付いている魚だと思う。しかし、それも単発。放流した魚がそろそろ釣れ始めても良いのだが。 さらに日が昇り、風も出てきた。すると、静かだった水面がに賑やかになってきた。ここぞとばかりにディックナイトを投入。ここから爆釣劇がはじまった。湧水脇を通すと、バンバンヒットしてくるようになる。バイトが遠のいても、巻くのをゆっくり止めるか、ロッドをスーッと立てて、スプーンを水面まで持ち上げると、つられて魚が噛みついてくる。それを繰り返して、9時半までに20匹キャッチに成功。ひとまず数がそろったところで、コーヒーで一服。 一服後もジャンジャンいくわけだったが、バイトがピタッと止んでしまった。水面も静まり返る。どうやら、風が止み、日が高くなったせいで、魚が下がってしまったようだ。しばらく静かなままだったが、風が吹きだし、また賑やかになる。 いつも間にか釣り人が増え、西側駐車場前はいっぱいに。人の少ない東側へ移動。ここで、スペリオールをキャストすると、1投目でヒット。魚も放流魚の色をしており、まだスレてない魚がいると判断。残り時間を、ここで勝負する事に。スプーンは着水後5〜6回巻いたら、リフトするかストップするかの誘いを掛け、バイトを増やす。11時を過ぎても風は止まず、表層付近でのバイトが多い。最後はアルフ0.8gを使いつづけ、11時25分までに連続6匹キャッチで32匹。もう、数的には十分釣ったが、こんな時でもクランクは効くのかしらと、カミオンをキャスト。ほどなくヒットし、これで33匹。時間も11時半をまわったので、今日はこれにて終了とした。 前日あれだけ苦しんだのが嘘のように、今日は面白いように釣れた。今日の魚は、素直だった。ルアーをちゃんと咥えてくれた。ほとんどがグッと重くなるバイトだった。ただし、簡単に釣れたわけではなく、いくつか理由があった。1つは風。細波が起きるぐらいの風が吹いたことにより、表層に魚が集まった。次に誘い。今日は、明らかに誘った直後にバイトが多かった。ただ巻きだけでは、これだけの数は釣れなかったはず。そして、やっぱりプレッシャー。最後の10匹は、その前の場所で粘っていたら、釣れていたかどうか、わからない。ルアーを見慣れない魚を見つけたことが、これだけの釣果につながった。今日は平日なので、こういう釣りが出来たが、休日はこのパターンは通用しない。休日でもそこそこ釣るには、更に修行が必要であるが、今日のところは、たくさん釣れて気持ちがスッキリしたので、ちょっとの間は余韻に浸っていようと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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