2003年11月8日(土) 1チャンスで1ヒット
9月12日以来、2ヶ月ぶりの涸沼である。久々の茨城での釣りなので、数日前からいろいろ場所を選定していたのだが、ここという場所がなかなか思いつかず、結局涸沼に。決め手は、ここ数日暖かい日が続き、放射冷却が弱まっていたのと、潮に関係無く釣れる事。去年のデータを読みなおし、ヒットタイムを予測、3時20分には家を出た。 夏と違って、道路は思いの他スムーズで、5時前には釣り場に着いた。サッサと準備し釣り場へ。幸い先行者無し。というか、シーズン的に終盤なので、河口付近に釣り人が集中しているのかも知れない。まずは、ここで連続ヒットした事のあるワンダーで様子を見る。 キャストしながら、水面の状況を観察する。あちこちでボチャボチャ聞こえるのだが、これらはボラ、ニゴイ、マルタ系の音。シーバスの捕食音とは明らかに違う。しばらく経っても状況は同じ。ルアーをチューンドK−TENにチェンジして、ボイルを待つ。 開始30分ぐらいしてから、「ゴボッ」と捕食音らしき音が聞こえてきた。しかし、いまいち確信が持てない。音のする方に移動してキャスト。反応が無いので、もといた場所に戻る。すると、すぐ近くでまた「ゴボッ」。すかさず、アンダースローでルアーを落とす。そして、リールを3回転程巻いた時、「ゴッゴッ」と、本当に久々にあの感触が手元に伝わってきた。しっかりと噛みついた感じがあったので、無理にあおらず、エラ洗いだけに気をつけて、慎重に寄せる。 すんなり寄らないので、まあまあのサイズである事はわかった。周りに障害物は無いので、自由に走らせながら弱らせ、ガッチリとハンドランディング。思った程はデカクなかったが、60センチジャストのギリギリスズキサイズ。涸沼では今期最大である。とりあえず、型を見たのでホッとした。ヒットタイムは5時20分。 その後はおびただしいベイトの数で、ボイル大爆発を期待していたのだが、これが予想に反して2〜3回単発にボイルが起きただけ。ルアーをあれこれチェンジするが反応は無く、そのうちすっかり周りも明るくなってしまった。去年のデータを見ても、時合が短いのは承知していたが、ここまでボイルが少ないとは。今日の1匹は、ワンチャンスを物に出来た運のいい1匹であった。 6時に釣りを終了し、涸沼を後に。帰り足で、大洗海岸の払い出し1ヶ所を20分ほど、茂宮川河口を30分ほど攻めてみたが、バイトひとつ無かった。日立フィッシングセンターで、久慈川の情報を仕入れた後、家へ向かった。 今回は、過去のデータを頼りに、久々の涸沼であったが、とりあえず型を見れて良かった。しかし、夏と比べるとボイルも少なく、釣り場の問題もあるかもしれないが、次回また釣果を得られるかは疑問。これから魚は河口へと移動するので、そちらを狙う方がいいかも。明るくなって気がついたが、涸沼にいる鳥も、カモのような渡り鳥系が増えた。そろそろサーフ狙いに切り換えた方がいいかも。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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