2003年11月1日(土) こんな釣り方ありか
今日は遅番明けで、明日も早朝から用事があるので、遠出はせずに管釣りで我慢という事で、BIGROCKへ。子供たちを寝かしつけたところで、13時40分過ぎに家を出た。 途中、交通事故などで若干道路が混雑していたものの、14時半前には現場に到着。世間では3連休のため、釣り場も混雑しているだろうと思っていたが、やはりそれなりに混んでいた。でも、まあスペースはあるので、3時間券を購入し、第1ポンド北側に入る。 天気は曇り、ほぼ無風。水は、濁りがあるわけではないが、澄んでもいない。両サイドのアングラーは、スプーンでポツポツといったところ。まずは、リアクションバイトを狙って、メタルジグのリトルビット8gでボトムをチョンチョンやる。反応はそれなりといったところであるが、ヒット無し。フックの位置を変えてみても状況変わらず。その後フラッシュミノーでジャークしても、反応イマイチ。最奥部へ移動。 ここでも足元に見える岩魚系の魚に、リトルビットを試す。1投目では反応したが、その後は見慣れたせいか、反応は鈍る。次に、ミノーを各種キャストするが、直前まできて反転する感じで、なかなか噛みつかない。ミノーの中では、ツインクルがいちばん好反応で、ジャーク後の浮上時が特に反応が良かった。 そんなこんなで1時間を経過。まだ1匹も釣っていないので、なんとかしないとと思い、スプーンにチェンジ。隣のフライマンがフライを沈めているようなので、表層ギリギリというよりは、やや沈めてズプーンを引く。凧スプーンで2匹ヒット。釣れるには釣れたが、周りのルアーマンもそうだが、いまいちこの釣りでは、反応が弱い。 スプーンでボトムを叩いてみたらどうかと、アトミック1gにチェンジしボトムをチョンチョン。しかし、反応はイマイチ。どうやら見える魚は、縄張りに入ってきた魚を追いとばしているようで、ルアーは見切られている。何か良い手は無いかと、チョンチョンしながらピックアップした時、猛然とルアーにアタックしてきた魚がいた。今の反応は何だったのか。もう1度試すと、水面ギリギリでものすごい反応を示す事がわかった。 何気に沖に向かってキャストし、水面ギリギリをチョンチョンしてみる。するとどうだろうか。今までの反応が嘘のように、1キャスト1バイト状態が続く。キャスト後、水面ギリギリを細かくシェイク。時々水面を飛び出すぐらいの方が効果的で、群れになってルアーにアタックしてくる。 一見セオリー無視のようなこの釣り方に、なぜこんなに狂ったように反応するのか?釣りながら考えていて、ひらめいた。ペレットだ。終了後にスタッフが撒く、あのペレットと魚は勘違いしているのではないか?サイズ的にも同じだし、色もクリームと、ほぼ同じ。水面をバシャバシャ動くルアーが、ペレットが撒かれた瞬間の音や動きに似ているのだろう。釣りをしながら、そう実感した。 その後も順調に釣果を伸ばし、終了までの1時間で17匹ぐらいヒットさせる事ができた。ほぼニジだが、うち1匹はF1も混じった。ルアーをディックナイト0.7gオレンジ、クリスタル1g黒にチェンジして試したが、ディックナイトは反応がイマイチ。軽すぎて、ヒラヒラしてしまうのが良くないようだ。色は、黒でも反応がよかったので、特に白系にこだわる事は無いようである。自分の連発ヒット時に、周りでも似たような釣り方でヒットしていたので、ルアーうんぬんというよりは、水面からまりをバシャバシャやるのがキモのようだ。帰りながら第2ポンドでも試すが、状況は同じであった。 それと、タックルバランスも重要で、自分がこれだけヒットさせられたのも、ソリッドティップのおかげだと思っている。水面の魚は、ヒットしてもティップが硬いとはじかれる。アワセも、向こうアワセのように、勝手に乗るまでほおっておく。重みを感じたら、スイープにアワセる。ビュッとアワセると、口からルアーが飛び出てしまうのだ。それでも乗らない場合は、フックを交換。フックの方が、より重要かもしれない。 そんなわけで、今シーズン初めての管釣りは、一応ストレスをためる事なく終了できた。結果的に、こんな釣り方あり?的なメソッドでのヒットだが、たまには、アホらしい事を試すのも重要だと思った。情報が共有され、皆同じような釣り方の管釣りなので、はまれば爆発するのだ。しかし、今日のパターンは夕方限定かもね。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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