2003年10月5日(日) 思わぬ収穫
今日は過去にこの時期釣りをした事のない、地蔵川河口に来た。理由は、早朝が干潮と重なるから。それだけ。どこも釣果はパッとせず、サーフは先週から荒れ模様なので、ここぐらいしか思い当たらなかった。6時の干潮までを狙うため、4時前には釣り場に着き、準備をはじめる。 4時ではまだ暗いので、慎重にブレイクまで移動。一応狙いはフッコ、セイゴなので、途中、川筋にワンダーを投げてみるが、無反応。やっぱりブレイクか。港の明かりで建物の位置を見ながら、ブレイクを予想して釣り座を決める。まだ若干潮位が高いので、明るくなってから更に正確に移動する事に。波を考慮して、ザーファーストにルアーチェンジ。ただ巻きにてバイトを待つ。 しばらくして、「グッ」重みが伝わる。しかし、根掛かり。というか、魚網のようなものに引っ掛かった感じ。近くまで歩いて回収しようとしたが、そのために命を落としては話にならん。泣く泣くロスト。 そのロストでやる気が少し無くなる。しかし、まだ干潮まで1時間以上ある。根掛かってもいいように、ジグヘッド+シャッドの組み合わせで、リフト&フォールを開始。 周りがうっすらと明るくなり始めた頃、リフトしたジグヘッドに重みを感じた。同時にアワセとなって、何かヒットしたようである。ゴンゴンといった引きから、コチかもしれないと慎重に浅瀬に移動しズリ上げた。ここではいいサイズの、40センチのコチであった。ヒットタイムは、5時10分。 正直いって、驚いた。この時期コチが釣れるとは。相馬では、6〜7月がシーズンで、お盆過ぎに釣師漁港内で釣ったのが最後と記憶している。しかも、夏に釣れたチビコチよりサイズアップしている。このサイズなら、他にもまだ居るはずである。周辺をじゅうたん爆撃で探る。 更に明るくなって、1匹目は流心から外れた場所でのヒットであることがわかった。場所を流心へと移動。その周辺を探る。そして、5時40分。1度バイトがあって乗らなかったので、再度同じコースを流すと、「ゴン」と明快なバイトがあった。しっかりアワセてバッチリ乗せた。 はじめはコチ特有のゴンゴン引きがあったが、途中からノターッと重くなる。いったい何が釣れたのかと、慎重に寄せながら移動。水中を覗くとヒラメ。しかもデカイ。こいつはバラせない。とにかくゆっくり、魚を刺激させないように、浅瀬に誘導。ズリ上げてメジャーをあてると、なんと自己記録の55センチであった。ソゲサイズは確認していたが、まさかこのサイズが出るとは。こいつは持ち帰り、おいしくいただく事にした。 釣れたら粘るがフラット系のセオリーだが、1匹目も、このヒラメの後も、周辺をしつこく探ったが、バイトは無かった。ヒラメの場所は、ショアラインとリトルビットのハード系も試すが駄目だった。その後6時20分頃、小移動して35センチ程のコチをキャッチし、釣りを終了した。 とまあ、終わってみればヒラメ1匹、コチ2匹と、思わぬ収穫を得る事が出来た。サイズというよりは、この時期でもコチ、ヒラメが釣れるという事実がわかった事の方が、収穫か。毎回こう上手くはいかないだろうが、タイミングが合えば、しばらくは通って様子を見てみようと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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