2003年5月24日() やってみるもんですな
4:30〜6:00 水族館前・那珂川河口

今日も懲りずに那珂川河口へ。ボーズを免れるべく過去の釣果をいろいろ調べたが、今の季節はどうも早朝は良くない。その理由として、潮が動かない為だと分析した。よりによって、今日は小潮で干満差はほとんど無し。河口はほとんど期待が持てないので、水族館前のサーフを狙ってみる事にした。

4時過ぎにいつもの場所に到着。既に2台の車が止まっていたが、サーフ近くには人が見当たらない。急いで準備を済ませ、サーフへ向かう。途中、いつも見かけない看板が立っていた。読んでみると、サーフィン大会があるようなのだ。サーフ近くに行くと、テントなどが準備してあった。大会となれば、早朝から準備が始まるだろう。となると、じっくり攻めてるわけにはいかない。さて、どうするか。

サーフに立ちランガンしようとしたが、闇雲にキャストしても時間の無駄なので、歩いて払い出しを見つけそこを重点的に探る事にした。南に向かって歩いていくと、何個目かの排水管前にデカイ払い出しを見つけることが出来た。まずは、アイルDB125で探るがノーバイト。ルアーチェンジを考えたが、とりあえずは移動して新しい場所を見つけることに。






更に南へ向かうと、もう1ヶ所払い出しを発見。そこも、アイルDBで攻めたが無反応。ここまでで払い出しを2ヶ所見つける事が出来たわけだが、時間的にこれ以上移動することは無理と判断。この2ヶ所をルアーチェンジして攻めることに。まずは、2ヶ所目の払い出しで遠目をメタルジグで、ボトムをジグヘッドで攻めたが、結局ノーバイト。

最初に見つけた大払い出しに戻る。ここでも2ヶ所目の払い出し同様、メタルジグ、ジグヘッドで攻めたがノーバイト。5時半過ぎ、サーフィン大会のスタッフたちが会場準備をし始めた所で終了。帰りにサーフに打ち上げられたオシアミノーを拾ったことが、唯一の収穫。

車に戻る前に、河口もちょっとだけ投げてみた。河口には既に2人のアングラーがいた。バイブレーション、ジグヘッドでコチでも釣れればいいと思いながらキャストしたが、釣れるのは海草のみ。他のアングラーも自分が釣りをしているうちにはヒットはなかった。



7:00〜9:00 久慈川・茂宮川河口

河口が駄目なのはある程度予想していたこと。今日はもう1ヶ所、前から行きたくて行けなかった場所へ向かう。その場所は、久慈川河口の新堤防。久慈川は東海側からは何度も釣りをしたことがあるが、その反対となると、イシモチ釣りの人でいっぱいなのがわかっているので、どうも足が向かなかった。今回は、帰り足なので、様子見に寄ってみた。

ドッグに車を止めたのが7時前。車から見た感じでは、大した釣り人の数ではなく、釣りをするスペースはあるだろうとと甘く見ていたが、実際はご覧の通り。画像では見にくいが、この先の曲がり角まで投げ竿がビッシリ。しかたなく、この画像を撮った付近のちょうどテトラの切れ目でロッドを振った。

リグはジグヘッドで、ワームはローリングシャッドとパワーシャッド5inを使って、流れに乗せながらリフト&フォールで扇状に流す。30分程キャストを続けたが、バイトは無かった。他に移動は出来ないので、久慈川の様子見はこれにて終了。

帰りに声をかけてくれたおじさんとしばし立ち話。おじさんはイシモチ狙いだったが、3年ほど前は爆発的に釣れた事もあったが、今は駄目だそうである。その原因として、川底が浅くなってしまったからという事であった。そのために年末に浚渫して、その砂を阿字ヶ浦に持っていくのだそうである。掘った後は、少し釣れるようになるかなと笑っていた。年末にはヒラメも狙える場所なので、浚渫後は楽しみだ。

さてさて、このまま帰るのは物足りないので、駄目もとで茂宮川河口に。ここ2〜3年は、まともに狙った事もなく釣れてもチビサイズなので、今回も軽く様子を見るということでリグもサイズダウンせずに、久慈川のものをそのまま使用。

釣り場には投げ釣り師数人。まずは上流側から攻める。水位が下がっていて水が少し濁っている。ざっと攻めたがノーバイト。続いてドッグ寄りの場所。実績は無いのだが、水位が低いことからこちらの方が釣れそう。しかし、そう甘くはなくしばらくバイトはなかった。

8時近くなって、そろそろ諦めかけていた時だった。足元のテトラ近くまできて、フォールでボトムに「トン」ついた後、もう一度「トン」と感触があった。「ム?」不思議に思っていると、グングン動き出した。一度アワセをくれて、慎重に寄せてくると、久々のグッドサイズ。メジャーで測ると、40センチジャスト。この場所では、実に4年ぶりぐらい、去年もまとにこのサイズは釣ってないので、そうとう嬉しかった。ヒットタイムは8時ジャスト、リグは、14gのジグヘッドにパワーシャッド5inの黒。




このサイズならもう1匹いるはずと、ワームを変えたり、ルアーをバイブジグに変えてその後30分以上粘ったのだが、グラスミノーLをフグにかじられたバイトのみであった。とはいえ、1匹釣れたので、今日は満足である。9時前に終了とした。

茂宮川河口の様子。












今日は、本命の那珂川河口では反応無し、様子を見に来た茂宮川河口で嬉しい結果が出た。那珂川河口の場合、今の季節は朝は外した方がいいのかもしれない。そういえば去年も今頃通った記憶があるが、結果は出てない。見方を変えないと。茂宮川も、今回たまたまヒットしただけかもしれないが、昔より釣れなくなったので、意外と忘れ去られているポイントなのかもしれない。やってみるもんですな。



■釣行データ■
釣行時間 4:30〜6:00
7:00〜9:00
天気 晴れ
気温 那珂川河口 12〜17℃
久慈川・茂宮川河口 16℃
水の色 那珂川河口 普通
久慈川・茂宮川河口 ささ濁り
風向き どちらも東・やや強い


■使用タックル■
     サーフ 河口
ロッド ダイワ
PF−Z S1103TMLFS
スミス
MT−86
リール シマノ
バイオマスター4000
シマノ
ツインパワー3000
ライン PE20LB+リーダー25LB ファイヤーライン16LB
+リーダー25LB
ルアー
リグ
アイルDB125
ティファ・ブルーマスター40g
3Dジグヘッド21g+ローリングシャッドM
COBRA27・14g+パワーシャッド5in黒
3Dジグヘッド21g+ローリングシャッドM
ジグヘッド7g+グラスミノーL
SWバイブジグ


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
食費 缶コーヒー(2)、おにぎり(2)、パン(2) 600円
燃料費 リッター当たり10.5キロ、100円として
走行距離約178キロ
1780円
合計   2380円



<back|next>