2003年2月16日() 根性の25匹
今日は今シーズンはじめての関根養魚場へ。前日の天気予報で午前中から雨が降る予報だったので、1日券で安い釣り場という事でここに。最近ネットでルアーの買い過ぎで金欠になってしまい、3000円以上の出費は痛い。みどりという手もあったが、混雑しそうなのでパスした。7時に釣り場に到着。

ここは6時半から営業なので、到着時はすでに10台近く車が止まっていた。狙いのポイントである南岸はは空いていたのでそこへ入る。足元を見ても沖を見ても魚が見えない。ここは地下水ではないので、レンジはボトムと読む。まずは丸湖から。朝いちのせいかすぐに反応があり続けて2匹ヒット。結構遠くまで飛ばすがヒットは手前のカケアガリだったので、ボトム、手前10メートル付近を意識する。

その後、ゲーター、アルフでポツポツ。ここもルアーチェンジ後すぐにバイトがあるものの、連続ヒットとはならない。周りを見ても爆釣の人は見当たらず、すぐ右で釣ってた人がルアーではまあ釣っていた方か。8時前に朝の放流があり活性が上がる事を期待するが、この天気のせいだろうか、パッとしない。釣り開始と同時にパラッときた雨も徐々に本降りになりつつある。

10時までにとりあえず10匹確保。このペースなら30匹ぐらいはいけそうだと踏むが、甘かった。本降りと同時に風が北東から徐々に強くなり、顔、首が寒い。それと、空いてる場所は他にもあるのに、わざわざ狭いところにフライの人たちが両隣に入ってきた。特に風上に入られたのでは、フライラインが邪魔になってまともに釣りにならない状況が予測できた。バイトが遠のいてきたので、ここは思いきって移動する事にした。

食堂前に移動。ここはまともに風が正面から当たる場所。バイトが1回あったきりで、寒さに耐えられず移動。時計回りに移動し、風上側になる東岸の流れ込み下流に入る。朝は釣り人がいたが、お昼で食事にいったのか、この天気で帰ったのかわからないが、たまたま空いていた。魚は足元にもいるので釣果が期待でき、かつ寒さに耐えられるのはここしかない。しかも、ここは後ろの民家のガラスを割ったということでフライ禁止になっている。お昼までで13匹、今シーズン、1日20匹以下だった日はまだない。なんとか20匹以上釣るために、粘ることに。

足元の魚を狙うべく1gまでのルアー、ディックナイトなどで狙うが、ルアーに触るがヒットしない。ならば沖はどうかとウランでボトムを探るとようやくヒット。が、場所は足元。何かが違うと周りを見ると、朝よりは水面にライズしている姿が数多いことに気がついた。多分、この風雨のせいで警戒心が薄れ、魚が浮いたのだと直感し、キャスト後にボトムまでカウントダウンするのをやめ、着水後すぐに巻き始めることに。ルアーもハラホロ具合のいいピュア2gにチェンジする。これが大当たり。流れ込みの流れに乗せてガツン、ダウンキャストでガツンと連続5〜6匹ヒット。18匹目にはヤシオの45センチ級のおまけが付いた。

そしてなんとか20匹釣る事に成功。さすがにスレた感じがあったので、フォレストの3gに換え、おなじ感じで釣っているとこれでもヒット。22匹目にはヤマメもつれた。釣れると欲が出てしまい、30匹を目指そうとも考えてしまったが、今日は妻に早く帰る約束をしていたので、ほどほどにしておくことにした。

釣れた事は釣れたが、バイトは小さかった。今まではラインが動くと同時に手元にも「クンッ」といった感触があったものだが、今日はそれが凄く小さいか、ほとんど感じなかった。なので、ラインがツンと動くか、何となく重い感じがしたらとにかくあわせた。それも連続ヒットのひとつの要因であることは確か。おかげでラインであわせる練習になった。

最後にどうしてもハルコでのジギングで釣りたくて、浮島に渡る橋の下でイワナを狙う。BIGROCKであれだけ好反応であったのに、ここではまったく反応なし。似たような釣りでローテーションできるように、カストマスターもネットで購入してそれも使ってみたが、まったく駄目だった。入っている魚が違うのだろうか、魚の性格が違うのだろうか。ならば、ミノーはどうだろうかとt−rex、TDミノーと試すが、こちらは反応はよく、バラシはしたが2匹ヒットさせる事ができた。15時近くなったところで本日の釣りを終了する事に。

今日は前半渋かったものの、後半巻き返しなんとか25匹釣る事ができた。周りも朝いちよりは風雨が強くなった時間の方がよく釣れていたので、タイミングか良かったという事と、なにより場所がよかったということ。管釣りに限った事ではないが、釣りは場所とタイミングだと思う。今回はまさにそれが証明されたような形になった。前半渋かったことは渋かったが、それでもルアーでポツポツ釣っていた人はいた。釣り開始時に隣にいた人がそうなのだが、その人は移動先でも釣っていた。ルアーは確認できなかったが、カウントダウンしている様子は無いし、巻くスピードも自分よりは早かった。何が違うのだろう。ロッドを食いこみのいいソリッドティップのものを購入したり、ラインを細くしたり、フックをまめに換えたりと、道具に関しての数を釣る努力はしているが、もっと他の部分を見なおさないと、1日50匹の壁は厚いようである。

(14時の釣り場の様子。お昼頃からみぞれまじりの雨に変わり、釣り人もポツポツ帰り出す。活性が下がると思いきや逆に上がって連続ヒットとなる。)











■釣行データ■
釣行時間 7:00〜14:40
天気 曇りのち雨(時々みぞれが混じる)
気温 1〜2℃
水の色 普通
風向き 朝はほぼ無風、午後は北東強い


■使用タックル■
     ミノー用 スプーン用
ロッド ジャクソン
SR6F−702
ティムコ
TT68SUL
リール リョービ
ザウバーVS1000Zi
シマノ
ツインパワー1000MgS
ライン よつあみ
ニトロンDFC6LB(dia.0.220mm)
バリバス
スーパートラウトアドバンスVEP2LB
(dia.0.111mm)
ルアー
リグ
ハルコツイスティ、カストマスター共に不発
最後に橋下流でイワナらしき魚を、t−rexMD9とTDミノー60SPでバラす。
スプーン各種
(アルフ2.7g、丸湖2.5g、ゲーター2.5g
サニーサイド2.4gでポツポツ、ピュア2g、フォレスト3gで最後に連続ヒット)



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