2003年2月8日() ハルコさまさま
今日ももちろん管釣りへ。今回は東照温泉とBIGROCKの2ヶ所で迷った。東照温泉は空いてるという事と、地下水を利用して高活性、そして半日券が2200円と安いのが魅力。一方BIGROCKは近いということと、魚種が豊富(特にイワナ、ヤマメが多い)というのが魅力。ただし、TV放送後は客が増え、土日は混雑しているし、水温は低め。週末大量放流するということであるが、午後からはスレて厳しいかもしれない。散々悩んだ挙句、妻の「早く帰ってきて欲しい」との言葉に、近場であるBIGROCKに決めた。11時半過ぎに家を出た。

車に乗っていてもポカポカだったが、釣り場に着いても気温は12℃。ここ最近ではいちばん気温が高い。夜中には天気が崩れるようだが、ここが終わる16時半までは問題ないだろう。案の定駐車場は満杯であったが、運良く1台分止められる場所があった。そそくさと準備を済ませ、半日券を購入し下の池の空いた場所へ入る。ちょうど昼食どきなので、ロッドがあって人がいないという場所が結構あったのだ。

池を覗くと、足元まで魚がウジャウジャ。大量放流の話しは本当のようだ。周りを見ると、お昼時のせいだろうか、フライ以外はあまり釣れてる様子は無い。他のルアーマンをみると、管釣りスプーンを投げている人がほとんどだったので、あえてミノーをチョイス、ジャークするがチェイスは無し。これは、ある程度予測済み。ならば、ボトムはどうよと、リップの長いタイプでボトムをゴツゴツ。これには、群れになって反応してくる。これで見えた。狙いはボトム。それ以外は狙う必要無しと決めつける。

さて、ボトムを何で攻めようか。スプーンは皆使っているので、ここは去年お世話になったハルコツイスティの出番だ。タックルはSR6F−702にフロロの6LB。これでボトムをチョンチョンやるのだ。フッキングに難があるのだが、とりあえず1匹釣ってみて様子をみようと考えた。まずは遠投せずに足元近くをチョンチョン。ルアーは見えないが、魚が群れになっているのが見える。そのうちギラッと光のが見え、好反応だとわかる。しばらくして1匹目ヒット。岩魚ではなくニジだった。ニジでも釣れるなら、このまま続けてみても良さそうだ。

2匹目も、あまり時間をおかずにキャッチできた。他のルアーマンはというと、あまり釣れていない。これは、このままこの釣りを続行した方がいいようだ。ただ、ちょっと問題があった。ギラッ光るわりには、フッキングが上手くいかない。まぁ、これは仕方の無い事だと思っていたのだが、今日はひらめいた。アシストフックを試してみようと。ジギングのジグのライン側につけるあれである。釣り方がジギングみたいなもんなので、ひょっとして効果があるかと思ったのだ。

フックを2本にして様子を見ると、ラインアイ側のフックにも結構な確立で掛かることがわかった。やはり、アシストフックは効果ありだった。ハルコツイスティには目はついてないが、ちゃんとラインアイ側にもフッキングした。理由はわからないが、確かに釣れた。

そして、コイツもアシストフックに食いついた。ナイスサイズだったので記念にパチリ。ちょうど水面下の魚が肉眼で見えるか見えないかの場所でのヒットだった。









13時半を過ぎた頃に午後の放流が始まった。自分のいる場所の近くでの放流だったので、迷わずそれを狙うべくスプーンの釣りにチェンジ。先週購入したゲタ、丸湖、サニーサイドスプーンを試す。ゲタと丸湖は好反応。特に丸湖は抜群に効いた。ルアーを引くレンジはボトムから30センチ以内(だと思っている)、それより高いとバイトは無かった。

新しい魚を沢山釣ろうと目論んでいたが、どうした事かあまりパッとしない。周りのルアーマンも何匹か釣るとそれで終わり。連釣とまではいかない。自分もルアーを換えて1投目はヒットするが、その後は続かない。それでも、アルフなどをローテーションし、14時までには計12〜13匹釣る事ができた。

15時ぐらいになると、雲が多くなり日差しが少なくなる。それに伴って魚も中層から上に集まるようになる。それを狙って1〜1.5gのスプーンを投げるが、これがなかなか食いつかない。食ってもバレる。フックを交換してもバレる。相当警戒している感じだ。仕方なくチョンチョン釣り切り換えヤマメ、サクラなど3匹キャッチ。残り1時間となり、20匹目前となりこのまま続けるか、スプーンに切りかえるか迷うが、スプーンに切り換えた。スプーンで釣った魚のほうが少なく感じていたからだ。ニューロッドもまだ実践2日目だし、使ってあげないとかわいそうだ。

とはいえ、スプーンに換えてからはバイトがたまにあるだけで、フッキングまでには至らない。空もしっかり雲ってしまい、気温も下がったような気がした。そのために表層の水温が下がったのだろうか、活性が下がってしまった。フライ以外はまったくロッドが曲がらなくなっていた。そして、終了の合図。結局16匹で本日は終了となった。

大量放流で期待していたのだが、思った程は釣れなかった。特に、スプーンは放流直後の何10分かだけは釣れたが、他はハルコさまさまって感じだった。ハルコもチョンチョン釣りだけに反応した。チョンチョン釣りをしていたのは周りを見る限り自分1人。他の人はスプーンただ巻き。スプーンも、ボトムをこするぐらいで引いたなら釣れてるはずなのだが、他のひとは引けていなかったのか、あまりパッとしなかった。釣れた時間は14時半まで。その後は雲って気温が下がったのか、渋くなった。先週のなら山沼しかり、ここBIGROCKしかり、自然の川の水を利用した場所は、今の時期の夕方は活性が下がる気がする。活性が高いうちに釣るのが肝心のようだ。

もうひとつ反省。今日はルアーチェンジ後1投目にヒットすることが多かったが、1投目に投げてバラシも多かった。それは、バイトがあったらフックを換えようと、フックにあまり気を使わなかったことが原因。今日のように連釣しないときは、1投目に古いフックは換えてキャストすることが数を伸ばすコツかな。とにかく、フックは触っても刺さる鋭さがないと駄目である。わかっているつもりだったんだけどなぁ。

(終了時の釣り場の様子。満員状態だった客も、あまりの釣れなさに15時半過ぎには一斉に帰り出した。)












■釣行データ■
釣行時間 12:10〜16:30
天気 晴れのち曇り
気温 12〜9℃
水の色 澄み
風向き ほぼ無風


■使用タックル■
     ミノー用 スプーン用
ロッド ジャクソン
SR6F−702
ティムコ
TT68SUL
リール リョービ
ザウバーVS1000Zi
シマノ
ツインパワー1000MgS
ライン よつあみ
ニトロンDFC6LB(dia.0.220mm)
バリバス
スーパートラウトアドバンスVEP2LB
(dia.0.111mm)
ルアー
リグ
ミノーは駄目!
ハルコツイスティ5gのみ
スプーン各種
(アルフレッド2.7g、丸湖2.5g、凧スプーン
マーシャル等、ボトム狙いに2.5g以上が良かった)



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