2003年2月22日(土) 難しすぎる
今日は前から気になっていた東照温泉FCへ。午後からの釣りになるため、混んでる釣り場は避けたかったし、午後券が2200円というも魅力であった。11時半に家を出発、途中昼食をコンビニで購入し、12時20分頃釣り場に着いた。 準備を済ませ、事務所前まで行って驚いた。先客は3人である。いくら空いてるとはいえここまで少ないとちょっと不安になる。しかし、来てしまったからには釣りをしないと帰れないので、午後券を購入しまずは南岸に入った。 桟橋を歩きながら、魚を観察した。水はクリアで魚も少なくはないようだ。ただ、水草がかなりあちこちにあるので釣りにくそうである。まずはゲータースプーンを水際よりかなり離れた位置からキャスト。空いてるので広範囲にキャストするも、桟橋近くで一度バイトがあったのみに終わる。 バイトが表層近くであったので丸湖にルアーチェンジし、同じようなレンジを引いてみるがバイトがない。ならばボトム付近はどうかと探っていると13時を過ぎた頃にようやくヒット。やっぱりボトムかと思いながら2匹目を狙うが後が続かず。 いろいろとルアーをチェンジしながら1時間ほど粘ってみたが、さっぱり釣れない。スプーンの釣りは一旦あきらめ、ベタ底をジギングで狙う。ここは最深部で5メートルあり、はっきり言って釣れないだろうと半信半疑でやってみたが以外や以外、ハルコでバイトがあった。ならば、もう少し重いルアーで効率よく探ろうとカストマスターにチェンジ。水がクリアーなので、ボトムのルアーとそれを追う魚がよく見える。ボトムの魚は反応がよく、そのうちニジがヒット。しかし、好反応なのは1〜2投目までで、それ以後は極端に反応が悪くなる。いかに少ないキャストでヒットさせるかがキモのようだ。 同じ場所ではスレるので、釣り人もいないことだし移動しながら釣っていく。事務所前の北岸でアルフでヒット。ジギングでも1投目は好反応だが、2投目ではもう追いが悪くなる。浅場では駄目だ、深場だと狙いを絞り、北西の角、水車のそばに。足元の水草の際にカストマスターを投げると、いつしかルアーを見失った。と、同時に手元に重みが。よく見ると、ルアーを咥えて魚が横に移動していた。これはあわせきれなかったが、深場では魚が浮きあがるような動きだとラインの変化だけでフッキングしなければならない場合もあり、なかなか難しい。 移動し続けぐるっと1周して16時半の時点で8匹。今日は10匹も無理かと諦めかけたが、マズメに期待し最後まで粘ってみる事に。ミノーをここまでずっと使わずにいたので、パニッシュ7センチでトゥイッチ。早いポーズではバイトが無いので、ポーズを長くするとバイトがあった。これがヒントになり、レーベルのクローで超デッドリトリーブすると、ついにヒット。ポーズ後の巻き始めに着た。次に同じような攻め方でフラットフィッシュにチェンジしたが、これではバイトがあっただけ。にわかに表層がざわついてきたので、アルティメイトスプーンで表層をただ巻きすると、着水後の巻き始めでヒット。これで12匹。 今日の終了時間は17時15分と放送があった。とりあえず10匹は越えたので、一発大物狙いでラパラF13のグリグリで中州周りを攻めた。まずは事務所に向かってキャスト。間もなく桟橋下からイワナがヒット。やや方向を変え、足元でニジがヒット。バイトが遠のき、移動しようと気を緩めたとたん、またニジがヒット。これで15匹。思わぬ釣果にビックリしたが、いづれもチビなので最後までデカイのを期待しキャストを続けるも、ついに時間となってしまった。 ほぼ1年ぶりに来てみたが、ルアーでは難しすぎた。フライマンは3組いたが、一人はかなり数を釣っていたし、他もそこそこ釣っていた。フライの釣り方、魚の様子を見て感じた事だが、漂っているものには魚はとりあえず口を使っているようだった。スプーンのように、動いているものを自分から追って食う魚は少なく感じた。それは、クリアな水質のためにラインや人影などから警戒心を抱いていたからだと思う。そのために、ジギングではそこそこバイトがあったのだろう。他のルアーマンも、釣れていたルアーはミノーだった。今日は「リアクション」がキモだったようだ。それにしても、辛い釣りだった。数を釣るならタダ巻きが1番なのだが、ここでは通用しないようだ。 (14時半頃の釣り場の様子。終了時で釣り人9人であった。ルアーには難しい場所である。) ■釣行データ■
■使用タックル■
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