"Rumours Live"
Fleetwood Mac
(P)&(C)2023 Warner Records Inc.
Rumours Live / Fleetwood Mac
WPCR-18631/2
DISC ONE
01. Say You Love Me
02. Manday Morning
03. Dreams
04. Oh Well
05. Rhiannon
06. Oh Daddy
07. Never Going Back Again
08. Landslide
09. Over My Head
10. Gold Dust Woman

DISC TWO
01. You Make Loving Fun
02. I'm So Afraid
03. Go Your Own Way
04. World Turning
05. Blue Letter
06. The Chain
07. Second Hand News
08. Songbird

Stevie Nicks- - -vocals
Lindsey Buckingham- - -vocals,guitar
Christine McVie- - -vocals,keyboards
John McVie- - -bass
Mick Fleetwood- - -drums, percussion

フリートウッド・マックのCD2枚組ライブ・アルバム「Rumours Live(噂〜ライヴ)」です。 1977年8月29日、アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス郡イングルウッド市、ザ・フォーラムでのライブからのようです。
この日本盤CDアルバムの帯には”1977年8月、5人はすでに伝説だった。・・・ロック・シーンの歴史に残る大ヒット・アルバム「噂」の発表直後スタートした「Rumours Tour」。その中から約5万人を動員したロサンゼルスのザ・フォーラムでの3公演の中から1977年8月29日のライヴ18曲を収録した2枚組CD!・・・全18曲中17曲が未発表音源!”となっています。

ジャケットのデザインもなかなか素晴らしいですし音質も良好で、1980年発表の「フリートウッド・マック・ライヴ」以上の優れたライブ・アルバムのように感じます。
その1977年発表のアルバム「噂(ルーモア)」からは、ディスク1の3曲目「ドリームス」、6曲目「オー・ダディ」、7曲目「もう帰らない」、10曲目「ゴールド・ダスト・ウーマン」、ディスク2の1曲目「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」、3曲目「オウン・ウェイ」、6曲目「ザ・チェイン」、7曲目「セカンド・ハンド・ニュース」、8曲目「ソングバード」が演奏されています。
その他「セイ・ユー・ラヴ・ミー」、「マンディ・モーニング」、「リアノン」、「ランドスライド」、「オーヴァー・マイ・ヘッド」、「アイム・ソー・アフレイド」、「ワールド・ターニング」、「ブルー・レター」が、1975年発表のアルバム「ファンタスティック・マック」から演奏されているようです。 ディスク1の4曲目「オー・ウェル」は、ピーター・グリーン作で1970頃発売された当時のシングル盤からです。

ディスク1の4曲目「オー・ウェル」は、リンジー・バッキンガムのボーカルとギター演奏のようですが、元の曲がありリハーサルも充分こなし譜面などもあると思いますが、そつなく演奏している感じです。 プロ・ミュージシャンですので当たり前と言えば当たり前ですかねえ。
ディスク2の4曲目「ワールド・ターニング」は、途中でミック・フリートウッドのドラム・ソロがありますがそんなに長くなくて無難な感じです。
いつも思うのがスティーヴィー・ニックスの歌うディスク1の5曲目「リアノン」ですが、ここでも魂が入った鬼気迫るような力強い歌唱ですが、この曲はフリートウッド・マック加入以前の”バッキンガム・ニックス”で作られていた曲で、なんか思い入れがあるのでしょうか。 ”リアノンは夜のしじまをぬう鐘の音のような声で歌う・・・”という訳詞を読んでも意味がいまいち分からず、なかなか難解な歌詞のような感じがします。

なおこの2枚組CDアルバムのトータル・タイムは、ディスク1が45分58秒、ディスク2が41分50秒です。

Rumours Live / Fleetwood Mac
おまけのステッカー(11.5×11.5cm)

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