◆日産ディーゼル K-U(UA)31/N-U36系
客用扉側 右側面
日立中央バス K-U31L(もと京阪宇治交通)

<概要>
 両系列とも、日産ディーゼル製大型バスである。
先代のU30・U35系を昭和54年排出ガス規制に適合させた型式で、この時従来標準出力とされてきたU20系は廃止になり、
高トルク車の位置付けだったU30系を引き継ぐU31系が標準になった。

 うち、K-U(UA)31系は昭和54年排出ガス規制(K-)適合の直噴式エンジン車で、1980〜1984年に製造された。
富士重製の車体を架装した場合、R15系になるのは1982年以降に製造された車両で、それ以前はR13系が架装される。
富士重以外の車体架装例は、西工(53MC および 58MC)が存在する。
 
 同様に予燃焼室式エンジンのU35系はK-U36系が引き継いだが、更に昭和57年排出ガス規制にも適合したため、
1982年以降に製造された車両は冒頭の規制符号がN-に変更され、N-U36系になった。
5Eが架装されるのは、このN-のグループで、K-車は3Eになる。
しかし、このU36系は製造台数が少なく、一部の公営交通に納入されたのみである。

<5E架装車の特徴>
・リベットボディーで、右側面にの大き目のエンジン開口部があり、
その上に小さな開口部が、また非常口下にも横長の開口部ある。
また、リヤのエンジン開口部は縦長で、右下の角が下に出っ張っている。
・リヤのナンバーステーは上から照らす標準タイプで、車体中心線より客用扉側にある。

<型式内容>
 1973〜1990(P-車)年まで使用された基準である。先代のU30系、後続のP-U32・P-U33系と同じである。
また中型のRM系、9m大型のRP系も基本は同一である。

 (1)で車種を表す。「U」は通常の大型であるが、「UA」はエアサス車である。
   この点は、後継のU-UA系以降(例U-UA440HSN)の「UA」とは意味が異なるので注意。
 (2)は機関型式で、(3)は仕様変更順位である。つまり、先代のU30/U35系の仕様変更車であることがわかる。
   便宜上ここでは(2)と(3)合わせて表にまとめてある。
 (4)は軸距である。このアルファベットは範囲を表し、発売車種の軸距が含まれるものが適用される。表にはその両方を表示した。

  なお、車体の銘板では最後にAがつくことがある。これは低床車を表している。

K- U 31 K A
(1) (2)(3) (4)   (A)
  意味 当系列への適用例 他系列への適用例(参考)
排出ガス規制 K=昭和54年規制
N=昭和57年規制 ※(2)(3)が36の車輛のみ
 
(1) 車種 U =大型(リーフサス)
UA=大型(エアサス)
RM=中型
(2)
(3)
エンジン型式
仕様変更順位
31=PE6H(235PS 直噴式)
36=PP6H(195PS 予燃焼室式)
80=FD6(150PS 直噴式 中型)
(4) 軸距 K=4.75〜4.99m(4.76m)
L=5.00〜5.24m(5.10m)
N=5.50〜5.74m(5.50m)
E=3.75〜3.99m(中型 3.75m)
G=4.25〜4.49m(中型 4.29m)
(A) 床高さ A=低床  

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