◆いすゞ K-CJ・CL・CQ系

左側面 右側面
岩手県交通 K-CJM500(もと神奈川中央交通)

<概要>
 いずれも、昭和54年排出ガス規制(K-)適合のいすゞ製大型バスである。
先代のBU系を引継ぎ、昭和54年排出ガス規制に合わせた誕生した。

 このうちCJ系は直噴エンジン車、CL系は予燃焼室式エンジン車で1980〜1984年に製造された。
それぞれBU-D系、BU系を引き継いだ型式である。
富士重製の車体を架装した場合、R15系になるのは1982年以降に製造された車両で、それ以前はR13系が架装される。

 一方、CQ系は直噴式高出力エンジン車で、1982〜1984年に製造された。富士重架装の場合、基本的にR15系である。
なおこのグループにはCP系があるが、これはCQ系の先代にあたり、1980〜1982年に製造された。
BU-K系を引き継いだ型式でE120H型エンジンを搭載していた。富士重架装の場合はR13系になる。

 富士重以外の車体架装は標準の川重のほか、北村、西工があり、また国鉄のみ日野車体架装車が納入されている。
▼他車体架装例へ

<5E架装車の特徴>
・リベットボディーで、左側面・右側面とも最後部に横長のエンジン開口部がある。
・後輪より後の車体裾が一直線である(但し左側面は扉がない場合に限る)。
・リヤのナンバーステーは標準タイプで、車体中心より右側面にある。

<型式内容>
 1978年〜1983(K-車)年まで使用された型式基準で、中型の(K-)CCM・K-CDM、9m大型の(K-)ECM、K-EDMと同様である。
ただし、大型路線車はこの系列のみが該当する。
(2)はエンジンをあらわしている。
(3)はサスペンションである。
(4)の数字部分は軸距をそのままセンチメートル単位で表している。
なお、車体型式の時は最後にVがつくことがある。これは低床車を表している。

K- C J M 470   V
(1) (2) (3) (4)   (A)
  意味 当系列への適用例 他系列への適用例(参考)
排出ガス規制 K=昭和54年規制  
(1) エンジン配置 C=リヤアンダーエンジン E=リヤエンジン
(2) エンジン種類 J=6QA2 (220PS 直噴式標準出力)
L=DH100H(195PS 予燃焼室式)
Q=6RB2 (275PS 直噴式高出力)
D=6BF1(170PS 中型・9m型)
P=E120H(260PS)
(3) サスペンション M=リーフ
A=エア
 
(4) 軸距(単位:cm) 470,500,520
550,600=大型
370,410=中型
430=9m車
(A) 床高さ V=低床  

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