NO.4(作成:2001年9月5日)
(ホームテーブル) | (ビジターテーブル) | ||||
平田 | Felix | ||||
Victoria Egan | Gemma M Tan | 小林 | 清水 | ||
HANA | Soo |
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(ホームテーブル) (プレイ) 魅力的なリードが見あたらない。 C、Dは4枚あるが、あるというだけのスーツ。 トランプリードは、トランプ自身でトリックを損する可能性がある。 パートナーに10点あたり期待でき、パートナーのありそうなハンドパターンは、4333と見て、パートナーのメインスーツであろうSをリードすることに。 ディクレアラーのHスーツの触り方の標準(3、2勝狙い)は、EからHローをリードし、WからH10をプレイする(SのKQx、Kx、Qxの時、3勝可能)ことであるが、Nのアナーシングルトンの時、深刻にトリックをロス(トランプ3ルーザー)するし、このハンドでは、Sラフも心配しなければならない。 そこで、H3−2を期待しての、ディクレアラーのHA、Hのプレイは自然である。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Eはプリエンプティブ3Dオープンには、HANAは大きく反対したい。 プリエンプティブしない方が良いいろいろな要素を見つけるのは簡単だが、プリエンプティブして得をするシナリオを描くのは難しい。 プリエンプティブ3D、4DレイズされてNSは居心地悪いが、アクションする程のバリューと形がどちらも不足している。 プリエンプティブされた時、多少形があっても、弱いハンドで衝動に走らないのも大事な心得である。 「(自分らのハンドである)確信無きは、無理に動くな」である。 (ビジターテーブル) (オークション) Eの3Sジャンプは、SPLの約束なのだろう(HANAの推測)。 清水−小林ペアは、いろいろ独特の取り決めがあるようだが、チームメイトは殆ど知らない。 このチームメンバーは、他のパートナーシップの問題には全く干渉しないのである。 勿論、相談されたその時は、みんな大いに口を出すのであるが。 「4Cは頑張り過ぎちゃうか?」との清水の感想を試合後聞いた記憶がHANAにはある。 3Nが勝負なのであろうか。 Eの3Sがスプリンターならば、少なくともHにはストッパー以上のバリューが有るはず。 (プレイ) (コバーン(小林)の反省、感想) Nのトランプリードは消極的だが、テナスに振り込みたくない気持ちはよく分かるハンドをしている。 ダミイを見て、SAKxくらいしか出来目が無さそうだったが、WからSを出すと、NがSAで勝ち、なんとSがリターンされた! この瞬間コントラクトはメイクだ。 「EからC捨てても、Hを捨てても、Sが2枚エスタブリッシュしてメイク」と見て、EからHをディスカードした。 SはさっとSKで勝ち、11個をクレイムした。 さて、EからHディスカードして本当に大丈夫だった? SがSKをホールドアップすると?! そう! EのHの3枚目は、Wでラフしてウィナーになるカード、Eの2枚目のCは絶対ルーザーだ。 EからCをディスカードしておかなければならなかったのだ。 (試合後、NPCの成田さんより指摘があって) T2でのSのカーディングが大事。 SのS7はHのスーツプリファランスと解釈するのでしょうね。(賛成です:花) |
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(ホームテーブル) (オークション) Eの2Sオーバーコールに対し、Sはペナルティダブルを掛けた。 2/1レスポンスの後のオポーネントのオーバーコールに対するオープナーのリビッドであるが、ダブルはペナルティで、それなりな4枚Sと、2枚以下のネガティブCサポート。 3Cレイズは、4枚Cか、良い3Cで短めなS。 パスは、3532、2542、3523など、さほどで無いハンドを示している感覚だ。 Sのダブルに対してNは、3Nのゲームビッドをした。 長いCだし、ノンバルの2Sダブルでは十分なペナルティを取るのは難しいと判断して。 賛成である。 7枚Cは長すぎる枚数だ。 (プレイ) DリードをT2で勝って、Cスモール! 見るべきセイフティプレイ、三度目の登場である。 NTのプレイは、エントリ問題に特に注意を払わないといけない。 9枚CフィットのQ抜け、だけに目がゆき、安易にCAKと叩いてしまうと、CQの3、4枚がいた時、Nへの確かなエントリが無いのだ。 このハンドでは、EのQダブルトンに負けて保険料を1トリック支払うこととなったが、それは安いアップトリック分である。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Wのハンドで1Dオープンした場合、Eのあり得る1Sレスポンスに対するリビッドを判断しなければならない。 1Nリビッドには強すぎるハンドだし、2Dリビッドには強さと長さが違う。 2Cリビッドでやりくりするか、大胆な2Hリバースか、はたまた3Dジャンプか。 こういった類のハンドでのHANAの捌きは、大抵1Nオープンしてしまう、である。 「一枚ずらしの要領」である。 好んでシングルトン含みを1Nオープンする訳ではない。 最も大切なことは、ビッドの行儀の良さでは無く、持っているそのハンドを自分の責任で生かせるかどうか、である。 記憶に残る1ボードがHANAにはある。 1996年のロードス島でのオリンピアード、フランス戦の#15ボード。 WのHANAは、(A K97x A108x KJ8x)を持った。 右手パスでのセカンドハンド。 軟弱な1Dオープンから、パートナーの1Sレスポンスに対し、1Nリビッドを選択した。 E(KQJx Q xxxx Q9xx)であった。 今では当然の1Nオープンだが、当時、1Nオープンを候補に選びながら、実行し切れなかった気持ちを強く反省している。 上品なビッドをしてゲームルーズしても、誰もスコアは埋め合わせてはくれない。 (1NW4、2DW3、 +2IMP) オークションに戻って、Sのリオープンの1Sに対し、リオープンを考慮に入れたNの2Sレイズは受け入れられる判断。 |
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