NO.2(作成:2001年10月11日)

バーミューダボール出場権獲得KOステージ

第1試合: VS 中国 (1/3ラウンド目)(#5〜#8)

2001/06/15 宵(19:00〜21:00)
(ホームテーブル) (ビジターテーブル)
前田 Li Xin
 Zhou Qinghong Liu Haitao HANA 平田
Sun Shaolin

(ホームテーブル) 
1N N1 +90
 W  N  E  S
 Q  前  H  林
   1C  P 1S
 P 1N  P  P
 P
 OL:
1:
日本: 0 IMP
#5
ディーラーN
NSバル
K2
A76
K853
Q543

Q653
J1092
AQ7
A9
J107
K83
J1062
J107

A984
Q54
94
K862 

(ビジターテーブル)
1N N1 −90
 W  N  E  S
 花  X  平  S
   1D  P 1S
 P 1N  P  P
 P
 OL:10   
1:C10 C2 C9 CQ
2:C3 C7 C8 CA
3:S5 SK S7 S4
4:H6 H3 HQ H2
(ビジターテーブル)
(プレイ)
 残念ながら、Cリードは不幸なリード。 SJ、H3、D2も立派な候補だが、バランスしてそうなパートナーの4枚あるスーツがどれであるかの決め手は無い。 5枚Hあれば2Hオーバーコールしたかもしれない、5枚Cあれば2Cオーバーコールしたかもしれない、4H&4Cあればテイクアウトダブルを掛けたかもしれない、などの僅かな理由から全体を想像するしかない。 そして、HCPで優っているとは言えない自分達が7個取るためには、持っているHCPが有効に働く配置でなければならないから、、、などを希望的に考慮してリードを決定することになる。 さしずめ、ダミイ(S)がビッドしたSスーツを上手く挟める形ならば、非常に調子の良いディフェンスのスタートがきれるので、このようなホールディングとオークションでは、ダミイがビッドしたスーツをリードする筋がある。

(ホームテーブル) 
3N E4 −630
 W  N  E  S
 Q  前  H  林



 OL:10
1:H10
2:
3:
4:
日本:−1 IMP
#6
ディーラーE
EWバル
KJ
A8542
72
A962

AQ93

KQ94
J854
1062
KQJ3
J103
KQ7

8754
1097
A865
103

(ビジターテーブル)
3N E3 +600
 W  N  E  S
 花  X  平  S
       P  P
1D 1H 2N  P
3N  P  P  P
  OL:10
1:H10 H6 H4 HQ
2:CK C3 C4 C2
3:CQ C10 C5 C6
4:D3 D5 DK D2
5:D4 D7 DJ DA
6:S4 S3 SJ S2
7:H2 HK H7 S9
8:D10 D6 DQ H5
9:D9 H8 C7 D8
10:SA SK
(ビジターテーブル)
(オークション)
 Eのハンドをオープンするかどうか。 きっと、20年以上前ならば、多くの人がパスを支持したのだろう。 Aの無いハンド、4333形、EWバル、などを考慮した判断といえる。 HANAが持っていたらどうしたか? 弱気の虫が囁くことがしばしばあるのだが、怖がらず1Cオープンを選択する気持ちでいたい。 こんな微妙なハンドでのHANAの指針は;「オープンハンドらしきものは、オープンせよ」
 このEのハンドは、2コントロールで、アナーも役立ちそうな位置にある。 Aが無い事は大きなマイナス要因だが、真っ当な12HCPを持ってパスは出来るだけ避けたい。 なぜなら、オープンして1Nリビッドのミニマムと表現するのと、パスをして後にフォローすることで強さを示すのを比較して、どちらが自分のハンドをよりパートナーに伝えられるか、と考えてである。
 Nの1Hオーバーコールが入り、Eの2Nインビテイションに対して、Wはついでに3Nレイズした。
「2Nのコントラクトをプレイしてはいけない」
 2Nをパスしてもいいのは、3の代で安全なスーツコントラクトがなさそうなオークションで、かつ、2Nもあまりチャンスが無さそうな時。 2Nくらい出来そう、と思う時には、バルのIMP戦では、3Nまでレイズするのが得策である。

(プレイ)
 H10のリードに、NがHAで上がらなかったのは上手いディフェンス。 EWの3Nは、見かけ以上に簡単ではない。 エントリの問題も抱えているし、CA、DAに負ける手順も大いに考えねばならない。 明るい材料は、NSのディフェンダーが、5個を取るのも結構大変に見えること。 HA、DA、CAの3トリックはあるが、SKとまだ何かを取らないと、5個取れないから。 ディフェンスの立場では、NS側のそれぞれのAを頃合いよくホールドアップするディフェンスが、ディクレアラーを苦しめるポイントになる。
 Eの2回目のCQに、Nは長考の末、CAをホールドアップした。 CAで上がっても、Nからは有効なディフェンスがないのも大きな理由だろう。 DAに負けて、Sも少し展開して世の中が見えてきた。
 最後のプレイは、Nが元々3523ならばCでスローインする事ができ、もしNが2524ならば、SKがドロップするはず、との読み。 Nを2524と判断して、SAを叩いて3メイドは立派なプレイだ。

(ホームテーブル) 
4H S4 +620
 W  N  E  S
 Q  前  H  林 



 OL:
1:DJ
2:
3:
4:
日本: 0 IMP
#7
ディーラーS
ボスバル
AK9
AK43
A42
J72

83
J1065
J3
Q8543
Q10764

KQ10875
10

J52
Q872
96
AK96

(ビジターテーブル)
4H S4 −620
 W  N  E  S
 花  X  平  S
          P
 P 1C 1D 1H
 P 4H  P  P
 P
 OL:J
1:DJ D2 DQ D6
2:DK D9 D3 DA
3:HA H9 H2 H5
4:HK S7 H7 H6
5:C2 C10 CA C4
6:CK C3 C7 D5
7:C6 CQ CJ D7
8:S8 SA S4 S2
9:H3 D8 HQ H10
10:C9 C5 S9
(ビジターテーブル)
(オークション)
 Eは、5S&6Dだが、Wがパストハンド。 そして1コントロール。 すでに、EWに立派なコントラクトは存在しない可能性が高い。 そこで、Eは1Dオーバーコールで、WにDのリードショウイングをすることで満足する作戦をとった。 リードショウイング的なディフェンシブビッドをする時は、パートナーがパストハンドかどうか、どちらの側の、なんというコントラクトになりそうか、を十分予想して行動をするのがコツである。 やみくもに良いスーツをビッドすればいい、というわけではない。

(プレイ)
 HA、HKという取り方がキープレイである。 問題があるならH4−1の時。 Cで1ウィナーエスタブリッシュした時、そのCを取る(NのSルーザーをディスカードする)為のエントリとしてHQを残しておこう、という考えからだ。 実際、HA、HQと取った場合、CAK、CQに負けて、S→A、DをSでラフ、Wがオーバーラフ、の展開となったりするとダウンコースにはまる。 SのC9を取ることが出来なくなるから。 ただ、SがWから返って来た時、SA、SKも取ってしまってWのSをエリミネイションし、HKも取り、Dラフにゆけばいい。 そのプレイは、Wのハンドをカウンティングすれば、十分発見できるプレイである。

(ホームテーブル) 
7DXN/2 −300
 W  N  E  S
 Q  前  H  林
 P 1D 1H 2C
3H 4D 4H 4N
 P 5D  P 6C
 P 7D  X  P
 P  P
 OL:
1:H2
2:
3:
4:
日本:−5 IMP
#8
ディーラーW
ノンバル
A62
A83
KQJ1062

108753
QJ4
−−
98654

K109652
A9875

QJ94

43
AKQJ103

(ビジターテーブル)
6DXN/1 +100
 W  N  E  S
 花  X  平  S
 P 1D 1H 2C
2H 3D 3H 3S
 P 4D  P 4H
 P 4N  P 5D
 P 6D  X  P
 P  P
 OL:
1:H9 H7 HJ HA
2:H3 H5 D3 H4
3:S4 S7 SA SK
4:C7 C2 CA C4
5:CK C4 H8 D5
   
(ビジターテーブル)
(オークション)
 競り合いでの、Sの2Cレスポンス(インビテイション以上の強さ)に対し、Wはゆったり2Hレイズをした。 Dボイドがあり、立派な3枚Hだからシングルレイズをする価値はある。 プリエンプティブな3Hジャンプレイズが、邪魔する上では良い仕事になるだろう展開だが、Eが良いハンドの時、例えば、2641、1642で; 
E(Kx AKxxxx Axxx x)とかで、NSの5C、5Dビッドに、5Hをかぶせたりする判断を刺激するのは避けたいと思った。

(プレイ)
 ディクレアラーは、悪い分かれを予想して上手くプレイしたようだ。 T2で、様子見にDQなどをプレイすると、すぐにEはDAで上がり、D9でダミイのDを逆狩りする。 ディクレアラーは、CA、CKでHディスカードをするだろうが、CKをラフし、Hが取れて2ダウンである。

(ホームテーブル)
(オークション)
 Sの4Nは、DのRKCB。 Nの5Dは、0、3KCの返事。 そして;
Sの林、曰く、「5Dに対する6Cは、プレイしたい、という意味にならないかなぁ?」
Nの前田、曰く「Dがトランプに確定しているなら、6Cは、Cのサードラウンドコントロールアスキングとか?」
(トトロ感想)
 競り合いでは、二人だけの科学的ビッドシークエンスを全うすることが出来ないケースが多々起きる。 このケースのように、SはCでプレイしたいのだが、成り行き上、DのRKCBの格好でAを尋ねるしかない時がある。 十分なスペイスが無い場合、レスポンダーの本命スーツの6Cビッドは、「プレイしたい」、として扱う方が現実的なのでしょうね。 特に、5HでDQをチェックしにこない事が、6CをDのグランドスラムトライという可能性を低くしているようだ。 勿論、Sが;
(Kxx x Axxx AKxxx)というハンドをしていることもあるかもしれませんが。

(プレイ)
 上手く2ダウンに抑えた。
 6Dが無かった(6Cの成否はSKにかかっている)ので、ビッド失敗の被害状況を低く抑えられる可能性があり、ついていた、といえる結果かも。

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