NO.2(作成:2001年12月20日)
バーミューダボール 2001
(ホームテーブル) | (ビジターテーブル) | ||||
平田 | Michael CORNELL | ||||
Stephen BLACKSTOCK |
Stephen HENRY |
高野 | 清水 | ||
HANA | Malcolm MAYER |
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(ホームテーブル) (オークション) Eの軽い1Hオーバーコールに対して、Sはネガティブダブルを掛けた。 約束では、積極的に紹介したい4枚以上のSを持ってない、他に適当なアクションの無いそこそこのハンドを表現している。 このSのハンドは、その約束にピッタリのハンドといえるだろう。 Wの1Sに対してNはパスをしたが、レスポンシブダブルとかのアクションは有力だったと思っている。 持っている3枚Cや良い5枚Dが、8枚以上のフィット同士のディールであることを十分予想させるからだ。 1Sが流れてきたSから見て、1N、2Cのリオープンは躊躇われた。 なぜなら、最悪のケース、Nは(4432)、(3442)の12点で、ミスフィットハンドに首をつっこむ事になってしまう。 ただ、立派な9HCPあるので、いい加減な競り合いのダブルでリオープンしてみるべきだったかもしれない。 Wの1SにパスしたN、1Sが流れてきて売り渡したSのどちらの判断が問題だったか? マイナーで買い取るか、EWを2Hか、2Sには押し上げるべきハンドであったのは明らかだ。 (ビジターテーブル) (オークション) Nのウィーク1Nオープンに対して、WはSを紹介するリオープンはどうだった? 「1Nパスパス、5枚メジャーあればビッドせよ」 |
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(ホームテーブル) (オークション) Wの1Dオープンは、4枚以上のHを紹介している。 平花ペアの対策ビッドの方式は、この1Dオープンを1Hオープンと見なす要領だ。 従って、ダブルは1Hオープンにテイクアウトダブルを掛けるタイプか、とても良いハンド(17+)。 1Hオーバーコール(Hキュービッドになる)は、Hショートのシェイプを重視したテイクアウトタイプのハンド。 1S以降のビッドはナチュラルとしている。 Nは、とても良いハンドなので、取り合えすテイクアウトダブルから。 Eのパスに対して、SはDスーツがメインのハンドだから、ペナルティパスをして様子を見た。 するとWは当然の1Hテイクアウト。 Nの2Hはキュービッド。 Eのダブルは、Hのなにがしかを示していそう。 Dスーツは先程のパスで紹介したので、3Cで、Cスーツも示した。 Nの3Sで、Sのとても良いハンドが伝えられ、Sは4Sのゲームへレイズした。 (プレイ) DK、D10を流して、あっさり勝った。 WがDQ54でホールドアップしている可能性は殆ど無い、と読んで、マスタートランプに負けにゆき、しっかりDQをフィネスして5メイドしたのは立派なスコア。 (ビジターテーブル) (プレイ、W高野の感想) WのオープニングリードはHJ。 ダミイのHKがプレイされた折り、EはHJをプレイした。 ディクレアラーは、Sを3回取って、S4−2を発見。 EはCJ捨てて、Cの状態をWに知らせた。 ディクレアラーは、CAをキャッシュし、EからC5、WからC9がフォローされた。 さて、Hスーツののブレイクと、DQの在処は? 実戦は、ここで4枚目のSをプレイして、H4−4ブレイクに賭けてきたので、美味しい1ダウン。 ディクレアラーの立場で考えると、H3のリードからH6−2ブレイクは少なそうなので、HKで勝ってすぐHを負けておくようなプレイも有る気がした。 NからはC4、S2、D6をディスカードし、SからはC2、D8をディスカードする予定で、S3−3か、DQをEに期待してDJでフィネスか、SとD、DとCのショウアップスクイズ模様でプレイし、最後に決断する方針で。 |
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(ホームテーブル) (プレイ) EからのC2(3/5ベスト)のリードが来ては、実戦以上の良いプレイは無さそうだ。 (ビジターテーブル) (プレイ、トトロの感想) T3でのEからのC2のリターンは、C2−5の可能性がかなりありそうに見える。 T5の、NのHJに向けてリードするHを1ルーザーに収めようというセイフティプレイ(?)は、H3−2、EのHQダブルトンの時にダウンしてしまうし、WがQ10の4枚の場合でも、実戦のようにCラフされてしまう。 T5では、SA、HK(H4−1発見)、DQキャッシュ、Sラフ、DA(SからC6ディスカード)、D3−3なので更に、D8でSのCJをディスカードするプランがありそう。 T2で、DをNからリードしたプレイがポイントになっている。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Wの1Dオープンは、4+Hを示すオープニングビッド。 Sの2Hはジャコビートランスファー。 Wは、2巡目に、4Hをビッドして、NSにプレッシャーを与え、Eに後の判断を預けるビッドもあったのだろう。 上限のリミットされたシステムオープンだから、4Hプリエンプティブリビッドをしやすい状況にはなっている。 (プレイ) Sのハンドを基準にすると、D2、C4のルーザーがある。 HAでディスカードするのは、Dの4枚目が良い。 D4−1ブレイクは、十分注意しなければならない。 オークションから、CAKはWにありそうなので、SからC2をリードし、Wをテストすると、CKですかさずアップ。 Dリターンを安全にDKで勝ち、再びSからC3をリードすると、CAで上がってくれた。 後は、きれいにドロートランプ。 (ビジターテーブル) (プレイ) Dの相互エントリが残り、EがCとDでスクイズされてしまう展開で、1アップ。 |
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