NO.2(作成:2001年11月15日)
バーミューダボール 2001
(ホームテーブル) | (ビジターテーブル) | ||||
平田 | Lorenzo LAURIA | ||||
Guido FERRANO | Dano DE FALCO | 林 | 前田 | ||
HANA | Alfredo VERSACE |
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(ホームテーブル) (オークション) Nの1Cオープンに対するEの3Dオーバーコールは、(5+S&5+D、F1)と、コンベンションカードにある。 ちなみに、(1C)3Cのビッドは、(5+S&5+D、リミット)とあった。 各種の2スーターオーバーコールを、いろいろ強さも区別して紹介するのもアイデアと思った。 マイナーオープンに対しては、2Dはマルチメジャー、2Hから3Dの5つのビッドを使って、Cを除く3種の2スーターを、2つに強さを区分して示しているのである。 実戦では、Eの3Dジャンプオーバーコール(Wからアラートは無し)を、単なるDのプリエンプティブジャンプと思っていたSのHANAは、ばんやりパスをし、Wが4Dレイズ。 「ふーん、プリエンプティブに4Dレイズかぁ」と思っていると、Eの4Hがのっかったトレイが回ってきた。 そこで少し興味の湧いたHANAは、オポーネントのコンベンションを取り出し、初めてその2スータービッドを知った。 「3Dはコンベンションだから、アラートくらいしろよ。。」と思いつつ、「どうせ5Dのリードは自分だし」、とパスをしたら、しばしの長考のW。 そして、置いたのがなんとパスのカード! トレイをN−Eに回すやいなや、Eからイタリア語の怒鳴り声! Wに向かっておもむろに、「コンベンションカードにこんなこと書いてますけど、、、」とその部分を見せるHANAであったが、「そんな約束なんて、覚えてるわけないやんけ!」という内容と思しきイタリア語で、Eに反論(?)していた。 (プレイ) プレイ中から、プレイ終了後数分間、会場に響きわたるイタリア語での言い争い。 「コンベンションを覚えてこなかったWのお前が悪かろう? 言い合っても分は無いぜ。」と思いつつ、 「早く静かにしろ! 時の刻みは、あんただけのものじゃない。」と心の中だけで言っていた。 正直、この後の#6でも、ビッドの文句の言い合いが再びあり、イタリア戦を結構楽しみにしていたHANAは、けっこうゲンナリした気分となった。 (後のディフェンスミスの大きな原因だったが、言い訳にはならず) 「これが、あのイタリアチーム??」 (ビジターテーブル) (E前田の感想) 策略で、1Cのオープンにぐっとこらえて1Dオーバーコール。 次に、3Sか4Sを言うつもりだったのだが、Sのネガティブダブルの説明、Nの4Hビッドで、Sがスペードを4枚持っていると思い、Sは紹介するのは止めにした。 また、Wのプリエンプティブ3Dで、5Dが堅くメイクしそうだが、オポーネントは知らない。 5Dはサクリファイスだと思ってくれるとうれしい。 5DパスパスにNの5Hで、そう簡単には売ってくれない。 ここで少し考えた振りをして6Dビッドは、やはりサクリファイスだと思ってくれるだろう。 ここまで粘ると、Cの方が取れると思ってリードが来るだろう、ということに賭けて6Dをビッド。 Nは当然風なダブル。 Cリード! やったあ! (トトロの感想) 老獪なEのオークションですねぇ。 HANAなら、テイクアウトダブルから、ぼちぼち全員で相談を始めそう。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Wの2Sは、5+H、GF。 Wの3Cはナチュラル。 3S、4D、4S、4Nはキュービッドらしい。 あやしい7Cの行き方。 Wの説明も自信なげ。 SのCシングルトンが結構楽しみな部分。 (プレイ) ダミイを見たEは、ひとしきり文句をWに言い、そして、言い続けながらプレイを始めた。 NがCJの4枚でも持っているか、と期待するHANAであったが、おもむろにクレイムされた。 「自分らの使っているコンベンションくらい、もう少し覚えてから来い!」と、心の中だけで文句を言っておいた。 (ビジターテーブル) (W林の感想) Eの2Nオープン対し、Wはスラムゾーンのハンド。 トランスファーから入り、Cスーツを示す方法もあったが、このスカスカのHスーツよりも、Cでのスラムを狙おうと考えた。 そのためにはステイマンから始めることになっており、3C。 ところが、Eの返事は予期せぬ3H(4枚Hか、5枚H)。 Hが4枚あるならCではなくHでもよいだろう。 4Nは、HのRKCBの確かな約束。 5C(1、4KC)で、キーカードが全部揃い、5DのHQアスキング。 6Hのレスポンスは、HQあり、サイドのKは無しの返事。 ここまでに、SA、HAKQ、DAで17HCP。 DKが無いならば、CQがある可能性は極めて高そう。 ノータイムに近いスピードで、格好良く7Hへのレイズを決断した。 (トトロの感想) 見事なWの決断だ。 5Dに、Eが5Nをビッドするのもあるかな? 点数的に2Kなどあるわけないから、HQ有り、サイドK無しが伝わるとか。 そこで、Wが6C(CKかCQかあればグランドスラムへ)というトライは少し科学的? |
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(ホームテーブル) (プレイ) T1のSのフォローのC6はアティチュード。 C5ほどカモン(Hシフトは全然駄目)でなく、C8ほどノンカモン(Hシフトが大いに有力)ではないという選択。 NTでは、スーツほどハッキリとオビアスシフトを採用しているのでは無いが。 ディクレアラーは、ダミイのCJで勝ち、疾風のようにDをリードした。DKで勝ったNは、Wのハンドを:W(Qxx xxx Jxx AKQ3)と考えたのか、意外に早い決断で、あっさりHシフト。 だが、C続けるのが面白かった。 想定のハンドでも、先にCをリードしておくと、Wへのエントリが無くなるので、D10のフィネスは容易ではない。 オープニングのCリードは、コミュニケイションを断つキリングリードだったかも。 (ビジターテーブル) (W林の感想) メジャーを両方持っている可能性のある1Nリビッドから3Nレイズ。 Nは長考の末のDリード。 まる取りのDリードにちょっと拍子抜け。 |
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(ホームテーブル) (オークション) 当たり前のSのテイクアウトダブルに、Wはパス(EWはサポートダブルは使用していない)。 Nの1Nレスポンス。 Eの2Cの競り合いに対して、再びダブルを大いに考えた。 ダブルすべきハンドの強さだったかもしれない。 実戦では、Nが(上から4333)の7、8点で、パス、2D、2Hの悩ましい選択をさせるのを避けた気持ち。 N(4324)で、2Hテイクアウトされるのも気持ち良いものではない。「こちらにゲームは無さそうだから、ダウンしそうな2Cで満足しよう」、というちょっと大人しい判断。 (プレイ) 素晴らしいHリードを、Dのスーツプリファランス模様に、HQ、K、Aの順番に取った。 Nも、H6、H8のフォローの順番は、Dのスーツプリファランス模様。 |
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