2001PABFオープンチームレポート

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(成田さんからの報告)
現在、現地時間6/12(火)15:20(日本時間16:20)。

オープンチームの5日目。第一試合終了時点での速報です。今日からは、試合開始時間が変更です。10時半、14時半、19時半。

●Rd.2-1(vs China)(日本はVisit)(10:30〜13:30)
 出場ペアは、「平田-花山、清水-小林」。18−12の勝ち。
 良いVPの取り方でした。というのは、13IMP-16IMP差が18VP−12VPだから。ツキも出てきたか。(実は昨日までは、あと1IMPあれば、、、という事が多かった)

 この試合でNPCが感心した事:
 (1)清水-小林ペアが、よーいドンの1ボード目と3ボード目で失敗したにもかかわらず(実際に△12IMP&△11IMP)、その後の17ボードに尾を引くことなく、善戦(得点?)したこと。(残りの17ボードは、46IMP-10IMP)荻原節子さんが訳した「ハマン著の一部翻訳コピー」(確か書名が『at the table』)を、初日に配布しておいたのが少しは役にたったかも。
 (2)平田-花山ペアも、よーいドンの2&3&4ボード目で、非常に気持ちの悪い結果があったにもかかわらず(実際には+4IMP)、その後全く崩れることなく、ウェルダンだった事。でも「こんなことで感心されては困る」と言われそうだが。

●Rd.2-2(vs Indonesia)(日本はVisit)(14:30〜17:30)
 出場ペアは「平田-花山、前田-林」。現在、試合中。
 昨日に引き続き、前田-林ペアがラスート&マノッポペアと「フレンドリーに」対戦しています。前田は「My Partner is Hasyim, Indonesia team(笑)」などと言いながら、良い雰囲気でスタートしました。
 (注)先の成田レポートにも書きましたが、プログラム上で、林の写真はIndonesiaチームの中にあり、Hasyimと名前がついています。なお、実物のHasyimはいません。SaculさんがNPCからPCに変わりました。JPN-NPC成田は、前田-林テーブルで開始直後の2ボードのみキビッツしました。(NPCのみ許される)これには理由があって、前田-林ペアは、最初の2ボードで10点級の失点をすることが多かったからで、本人たちからの希望もあって、成田は念力をかけながら観戦していた訳です。結果、事件も起こらずに、普通のスコアで終了しました。
 昨夜、清水曰く「前田さん達は、100m走を走るのに、最初、ゴールと反対側に少し走ってからゴールの方向に向き直して走り始めるんや。困ったもんやー。」清水さん、この試合は、ちゃんとゴールの方向むいて走り始めましたよ。

いずれにしても、第2ラウンドは、グッドスタート。18VP取ったので、現在トータルでジャストAve。

(おまけ、その1)
国際試合経験が浅い(ほとんど無い)NPC成田と、ユース時代から海外に出ている小林君との会話。成田「ラスート・マノッポペアは、セットでは顔を名前が一致するんだけど、どっちがマノッポさんなんだっけ?」小林「背の低い方の人が、マノッポさん。インドネシア語では『マ』が否定を表すんですよ。」

(おまけ、その2)
ラスートさんとスクリーンメイトだった前田さんから聞いた話。ラスートさんは、コンベンションカードの「BY」欄(誰がディクレアラーかを記入する欄)に、「↓」「↑」「→」「←」と書くらしい。日本では、「EやNなどに丸や△を付ける人」「パートナーの時はPと書く人」などを成田は知っているが、矢印を書く人を初めて知った。

以上(今16:30)

今回のメールは、
「6/12,21:00からタイプしたもの」と、「6/12,25:00からタイプしたもの」の2つから成っています。双方の内容に時差がありますので、その点、ご了承下さい。

また、ですます調になったり、ならなかったりしていますが、即効性を優先させるという事で、ご容赦下さいませ。
--------「6/12,21:00からタイプしたもの」(↓)--------
 =現地時間6/12(火)21:00〜(日本時間22:00〜)。

オープンチームの5日目の続き。(Rd.2-1は、直前のメールを参照下さい。)現在、第三試合中(19時半開始済)です。

●Rd.2-2(vs Indonesia)(日本はVisit)(14:30〜17:30)
 出場ペアは「平田-花山、前田-林」。10−20、の負けでした。1桁負けしなくて良し、としよう。詳細は省略します。

皆、もちろん、落ち込んでいません。なんと、2テーブルとも、20ボードをほぼ2時間で終了しました。スコア確認&サイン後、第三試合開始時間(19時半)まで、約2時間半あります。「はやく飯行こうぜ」このチームの良いところは、ほぼ毎日全員で夕食を食べにいく事です。今日は、タイ料理屋さんに行きました。7人(6名+NPC)で沢山の料理を頼んで、お腹いっぱい食べました。なにしろ、明日(6/13)の第一試合はタイ戦だからね。(第三試合の出場予定の人たち、食べすぎなかったかな?)出てきた料理は、多少辛いものが多かったが、美味しかった。明日の第一試合も、美味しい思いができれば良いんだけど。

(おまけ)
<Something else!>
昨夜22時近くに、皆(7人)で入ったお店に、マレーシアチームがいた。ここ迄くる道中、入ろうとした店(上のタイ料理屋含む)5軒くらい、連続で断られて皆疲れていた。ここで食べるしかないな、という結論。(夜遅かったので、閉店間際の店ばかりだった)皆「何を食べようかなあ。」とメニューを見ている。平田さんがマレーシアチームのテーブルのすぐ近くにいたので、彼はDerek Maggs(マレーシアのキャプテン。昔から有名らしい)さんに話し掛けた。「ここのお店のお勧め料理は?」Maggs「Something else!(他の店がお勧め!)」

<上告>
夕食へ出発する時間が遅くなったのは、直前の第3試合で、日本オープンチームが上告(アピール)し、上告する為の書類を作るのに時間がかかったから。
 手順1)当事者の清水-小林ペアから何が起こったかを皆で聞く。
 手順2)上告する事をチーム内で決定する。
 手順3)ディレクターにその旨申告をして、書類作成。
   3-1)まず、アシスタントディレクターが、ビッドや、実際にテーブル上で説明された事項(筆談など)を記載。(なぜか、林が説明)
   3-2)次に、我がチームの主張をアピール用紙に記載。(平田さんが記載。クリアな英語だった。さすが。)
   3-3)当事者の清水、小林が書類にサイン。(あれ?NPCのサイン欄はもともと無かった。)
   3-4)書類を提出。
   3-5)アピールコミティ。日本チームは、頼りないNPCと共に前田さんが同席する予定だったが、コミティ側から、 「本件、書類のみで十分。君達は出なくてよろしい。」JPN−NPCは、「ほっ」とする気持ちと「出たかったのにー」という気持ちが入り混じって複雑な気分。
   3-6)「明日の朝、結果を報告する」と聞いていたが、食事から帰宅後に、PABFスタッフからアッピールは全面的に勝利(100%受け入れられた)を知らされる。良かった良かった。もし負けていたら、2VP違った。(2VP増えてもぎりぎり6位にならなかったのも、良かった。)誰かがボソッと呟いた。
「日本がアッピールコミティで勝ったのは、何年ぶりだろう。」

--------「6/12,25:00からタイプしたもの」(↓)--------
 =現地時間6/12(火)25:00〜(日本時間26:00〜)。

オープンチームの5日目の続き。前田/小林(TwinRoom)からの解散後。

●Rd.2-3(vs Macau)(日本はHome)(19:30〜22:30)
 出場ペアは「前田-林、清水-小林」。10−20、の負け。

現時点で、日本は、Ave△10VP。予定がくるってしまった感有り。いやあ、参りました。Macauは強かった。簡単に言うと、薄いゲームに3つ行かれて作られた、って事。ちょっとツイテいなかったラウンド。22時くらいに試合が終わってから、みんなで前田/小林ルームに集まって、ああでもない、こうでもない、とポストモーテム。さすがに、皆の雰囲気は暗い。ちょっとピンチかな?という時間帯もあったが、そこはもともと明るいチームのこと、段々個々人の気持ちがおさまってきて、「よし、明日から。これまでの事をくよくよしていてもしょうがない」という前向きモードになってくる。よかったよかった。

成田の楽観的な最終獲得目標VPは、1試合平均15.5VPなので、全22試合でAve+11VP。そうすると、あと8試合でAve+21VP。1試合+2.7VP取れば到達することになる。言い換えると、1試合ごとに17.7VP取れば良い。これがきついか否か。強豪は、台北のみなので、台北に対してよく耐え、他の国からは沢山VPをプレゼント(?)して頂ければ、十分到達可能なVPであろう。

明日(6/13)は、Rd.2-4、2-5、2-6で、タイランド、オーストラリア、台北、である。ガンバ。赤道近くのアジア・ブリッジの女神様、そろそろ日本チームのほうに振り向いて下さいね。日本の皆さまも、応援よろしくお願いいたしまーす。

以上(今25:45)

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