2001PABFオープンチームレポート

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(成田さんからの報告)
●キャプテンズミーティング(17:40頃の約5分間)
 なかなか始まらないので、宮石さん(レディスのNPC)と一緒に、 「何もしないでぷらぷら歩いているだけなのに、疲れるわねえ」とか言いながら、そこらに座り込む。

 オープン、レディスとも、KOラウンド進出は、台湾、中国、日本、香港。
 KOラウンドに進んだチームのキャプテンとディレクターの、簡単なミーティング。中谷さんに同席してもらいました。決めたことは以下の2点。
  (1)対戦相手を決定。(予選1位が好きなチームを指名)
  (2)第1セッションと第2セッションのHome&Visitを決める。
(第3セッションは、明日、コイントスらしい)なお、以下の2点は当たり前のように、既に決まっていたらしい。(でも、せっかくミーティングやるんだから、アナウンスしてくれても良いと思う。あ、アナウンスはあったのか?)
  (3)先に2勝したら、バリ島行きの切符獲得。(4チーム中、2チーム)
  (4)キャリーオーバーは無し。(すなわち、予選の直対の成績は無関係)
     (これは一応成田が質問して答えてもらった。)

 オープンは、台湾が香港を指名したので、日本は中国とやる事に。KOラウンドの試合形式は、以下のとおり。目的は、4チーム中、2チームを選ぶことで、2勝したら合格、2敗したら失格、1勝1敗同士が最後に対戦して勝ったほうが合格。1試合は16Bd.×3Rd.=48ボード。

 (KO1)試合A=台湾vs香港、試合B=日本対中国。
 (KO2)試合C=最初の試合で勝ったチーム同士が対戦。
          →勝ったチームが合格。(バリ島行き)
      試合D=負けたチーム同士が対戦。
          →負けたチームは失格。
 (KO3)試合E=1勝1敗のチーム同士の対戦。
          →勝った方が合格。(バリ島行き)
   (注)合格=バリ島行き=バミューダボールへの出場権獲得。

今15:30。予選最終戦が始まって、1時間がたちました。 このメールを送ったら、ビューグラフを見に行きます。 台湾vs中国。KOラウンドのための傾向と対策をせねば。

見に行ったんですけど、台湾が好調で、あまり参考にならず。結局台湾が25−5で勝って、PABFタイトルを獲得しました。中国はインドネシアに抜かれて3位。

こういう流れで中国はKOラウンドに進みました。悪い流れです。逆に、日本は良い流れでKOラウンドに進んだので、日本にとってはこれ以上ない展開だったのかもしれません。

●中国料理屋さんで夕食。
 成田がキャプテンズミーティングをしている間、皆は中国料理屋さんへ食事に。あとで成田は合流。誰のアイデアがは不明だが、対戦相手が中国と予想して、中国料理にしたのかも。この前、タイ料理を食べてタイに勝ったからかな?

●Zonal KO (1)(19:00〜21:20)
 最初に、全体の日程を簡単に。
 KO1は、本日16×2をやって、明日の朝に16ボード。
 KO2は、明日16×3をやります。
 KO3は、あさって16×3をやります。

 出場ペアは「平田-花山、前田-林」。49IMP−39IMP。幸先良いリード。詳細は省略。

●Zonal KO (2)(21:40〜24:00)
 出場ペアは「平田-花山、清水-小林」。49IMP−25IMP。
  →→トータルで、98IMP−64IMP。34IMPをリードしました。(wao!)

 このセッションは、日本オープンにとって、初めてのビューグラフでした。キャプテンズ・ミーティングの時に知らされていました。どのペアをビューグラフのオープンルームにすわってもらうか。これはNPCの重要な仕事です。中国料理屋さんで合流して、皆に聞きました。成田「ビューグラフに出たい人は手を挙げて下さい。」清水「はーい。あれ?僕だけ?」小林「それじゃあ、僕も出ても良いですけど。」という訳で、清水-小林ペアに出てもらう事に。
 清水-小林ペアは絶好調で、ビューグラフルームを沸かせました。 (具体的なハンドについては、別途明日以降に報告します。)観客は、こんな夜遅い時間にもかかわらず沢山いて、(中国応援団と日本応援団の2手に分かれていたような気が)盛況でした。ただ、試合会場が(予選の時とは違って)すぐ隣なので、コメンテータ(予選の時はマイクでしゃべっていた)はおらず。でも、会場は割としゃべり声や歓声などで、にぎやかでした。観戦中、林がNPCに向かって言いました。「こんなに気分よくビューグラフを見ることができたキャプテンはこれまでいなかったんじゃないかな。」それは幸せはNPCだ事。清水-小林ペアに感謝。

では、明日があるので、この辺で寝ます。
ビューグラフルームでの清水-小林ペアの活躍ぶりは、明日。

皆、寝ただろうか。興奮して眠れていないかも。清水さんは「アドレナリンが、沢山出た。」と言っていた。皆、良い意味でプレッシャを楽しんでいるようです。34IMPリードしていても、逆転される可能性もある事も認識しており、もしそうなったとしても気落ちせずに次のラウンドに進もう、という事前確認もすみました。みんな、割と冷静です。
 小林「34IMP差は、普通にやっていれば、16ボードでそうそう逆転されるものでは無い。寺本さんが言っている普通をやれば良い。」この「普通にやる」というのが難しいんですけどねえ。小林は今、好調さからくる楽観モードになっているのだと思う。良い事だ。これも清水さんの「パートナーを誉めてリラックスさせる」という絶妙の手法によるものかもしれない。

平田さんは一番の年長なのだが、淡々とブリッジをやっている様子。ブリッジ以外の行動は、至ってスロー。「ブリッジ以外は、どうでもいいわあ。」というモードか。皆、疲労が蓄積してきているけど、あと2日、集中、集中ですね。NPCが望んでいた「KOラウンド好調のピークが来る」というパターンになっているとしたら、うれしいことです。ではでは。

以上(26:50)

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