シロアリ予防(既存住宅)

「ほう素処理」で長期間の安心を!

ほう素処理と農薬処理は、ココが違います。

ほう素処理 農薬処理
木部に「ほう素」を浸透させ、シロアリが食べることが出来ない木材に保ちます。
「ほう素」は分解・蒸散しないため、水に濡れない環境であれば、効果は半永久的に持続します。
農薬成分を蒸発させてシロアリを防ぐため、シックハウスの原因とされています。
農薬は約5年で消えてしまいます。5年に一度の再施工が必要です。

ほう素処理 既存住宅施工のメリット

1) ホウ素は、人の健康を害しません
2) ホウ素処理は、効果が長期間するため、再施工の予算が抑えられます
3) ホウ素処理は、カビや腐朽菌(腐れのもと)も駆除します。
ほう素処理は、赤ちゃんからお年寄りまで、また、アレルギーをお持ちの方にも安心です。しかも、シロアリ予防だけでなく、木材の腐れ、カビの繁殖からも、お住まいを守ります。
ほう素処理で、長期間、『シロアリ予防+健康住宅』を実現することが出来ます。

作業員にも安全な薬剤です。

床下木部に繁殖したカビも駆除します。

既存住宅のシロアリ予防は、ほとんどの場合、床下と基礎外周の予防処理のみで対処できます。
シロアリによって土台や柱など重要な構造材が被害にあってしまうと、家の強度に大きなダメージを受けてしまいます。
また、シロアリ被害と同様に木材の「腐れ」も劣化の原因となります。実際、阪神淡路大震災の例として、神戸市東灘区では、「白蟻被害・腐食がある家屋の全壊率」が93%という大阪府立大の調査結果が出ています。
万一、シロアリ被害、木材の腐れが進行してしまうと、工事代金も高くなってしまうのも事実です。
人と環境に優しい「ほう素」で守る「エコボロンPRO」で、シロアリ、腐れの被害を「予防」することをお勧します。

  標準的な施工は、以下の様な段取りで進めます。

施工内容の確認
最初に、お見積の際にご説明させていただいた施工内容をご確認いただきます。
床下作業口の確保と養生
床下の作業をするために、点検口、もしくは、和室の畳を上げて作業口を確保し、ほこりなどで汚れないように周囲の養生を行います。
尚、作業口が容易に確保できない場合は、事前にフロアや押入れなどに床下点検口を設置します。(この場合は、あらかじめお見積の時点で、ご提案・お見積させていただきます。)
床下作業の人通口の設置
築20年程度以上の家屋では、トイレの下などに一部作業できない空間があります。その場合は、建物の強度を極力低下させないよう配慮して、基礎に人通口を設けたり、通風口を作業員が侵入できる程度に広げる作業を行います。
この工程も、お見積時にご説明させていただきます。
(ここまでは、駆除施工と同じ段取りです。)
床下の予防処理
1)穿孔処理
シロアリの侵入経路となりやすい木部に、直径6〜9mm程度の薬剤注入用の穴を開けて薬剤を注入します。

2)木部の薬剤散布
木部をシロアリ、腐れ、カビから守る防腐防蟻剤を散布します。

3)基礎・土壌の薬剤散布
土壌処理用の防除薬剤を散布します。
室内の予防処理
床下のない浴室や、玄関の土間・柱は、穿孔して薬剤を注入します。穿孔した穴は、作業後、穴をふさぎ修繕いたします。
建物外周の予防処理
建物外周の基礎、物置などからの侵入の危険性がある場合は、周囲の駆除・予防処理も行います。
清掃、片付、完了報告  
作業終了後は、養生を撤去し、作業でお邪魔した居室などの清掃を行います。
最後に、お客様に完了報告をして施工終了となります。