◆建築カーボンを袋(不織布)ごと1坪(3.3u)当り16袋を目安に敷き詰めます。 ◆特に布基礎(床下が土壌)の場合、坪当り16袋より数量が少ないと、効果が行き届かないことがありますので、事前に床面積から必要な数量を算出してください。 ◆湿気の多い箇所(土壌が常に濡れているような場合)には、1坪当たり18〜20袋敷き詰めた方が効果的です。 ◆家屋の床下全体に敷き詰めることが理想ですが、湿気の気になる箇所に部分的に施工しても効果はあります。ただし、部分的に施工する場合も、床下の基礎で仕切られた範囲内は、敷き詰めるようにしてください。 ※部屋の仕切りと床下の仕切りが異なる家屋もありますので、事前に確認してください。特に押入部分などはよく確認してください。 ◆また、部分的に施工する場合には、湿気の程度にもよりますが、18〜20袋/坪程度を敷き詰めた方が効果的です。 |
新築住宅施工風景 |
湿気が多い床下、局部施工の場合、 多めに敷き込むとより効果的です。 |
|
基礎の仕切りを確認してください。 |
◆和室、点検口、床下収納などから床下に入って、建築カーボンを敷きます。 ◆点検口などの侵入口がない構造の家屋では、床に点検口(床下収納のような開閉可能な蓋)を設置したり、基礎の一部に強度に支障のないよう開口部を設置する必要があります。(専門家の方に相談してください。) ◆敷き込みは、一般的な家屋(1階床面積20坪程度)で、半日〜1日で完了できます。 |
◆防湿用のビニールシートが敷いてある場合は、シートを撤去してから、敷炭してください。 (シートの上に直に建築カーボンを置くと、シートに結露が溜まり、逆効果になる可能性があります。) ◆施工の際、床下換気扇などの電気配線が地面を這わして配線している場合は、漏電の危険が大きいため、建築カーボンを電気配線の上に置かないよう注意してください。出来れば、配線を土台などに固定し、地面から浮かすよう改善してください。 また、水道などの配管も確認できるような状態にしておいてください。 |
防湿シートは撤去して下さい。 |
接地している電気配線は要注意! また、残材も片づけましょう。 |
|
配管が確認できるように敷きます。 |
◆床下に入る際は、マスク、保護めがね、帽子等を着用し、怪我などがないよう十分に注意して行ってください。 ◆床下では、床板から釘などが突き出している場合がありますので、頭上にも十分な注意を払って作業してください。 ◆また、無理に狭いスペースに体を押し込むと出られなくなる場合がありますので、決して無理をしないで下さい。狭い空間は、棒などを使ってゆっくりとカーボンを押し込むか、または、専門家(工務店さん等)にご相談して下さい。 |