日本の美・みちのく桜紀行

その5 宮城・岩手県エリア編

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 宮城県エリア
白石川堤一目千本桜
仙台・榴岡公園
仙台・榴岡公園
仙台・三神峰公園

宮城県大河原駅から船岡駅近くまでの白石川堤に約8キロの桜並木が続く。河畔から仰ぐ蔵王連峰が美しい。桜の名所100選。宮城県大河原町

仙台を代表する花見の名所。特にシダレザクラが有名で公園内全ての桜がシダレザクラといっていいほどで、ピンク色に染まる。仙台市宮城野区

公園の歴史は藩政時代までさかのぼり、伊達氏ゆかりのシダレザクラが満開になると園内は鮮やかな花色に染まる。
見ごろ4月中旬〜下旬

仙台で最も早く人が住み着いた石器時代の遺跡が多い三神峰。30種以上の桜があるが、サトザクラの名所として有名。
仙台市太白区


塩竃神社
塩竃神社
日和山公園
涌谷城址城山公園

塩竃神社は奥州一の宮として知られる古社。202の石段を登りつめると朱色と緑で彩られた豪壮な社殿が現われる。
宮城県塩竃市

ソメイヨシノやシダレザクラなど600本ほどの桜が咲くが、古くから和歌に詠まれた国の天然記念物のシオガマザクラが18本もある。

宮城県石巻市の中心部にある高さ56mの小さな丘が、奥の細道にも出てくる日和山。北上川の河口と太平洋を望みながらの桜が美しい。 

伊達家の支族涌谷伊達家の城址が城山公園。4月中旬になると園内500本のシメイヨシノが咲き桜花爛漫となる。
宮城県遠田郡涌谷町


岩手県エリア
北上市公園展勝地
北上市公園展勝地
小岩井農場の一本桜
岩手公園

悠然と流れる北上川河畔の展勝地は弘前、角館とともに、「みちのく三大桜名所」と呼ばれる。ソメイヨシノが2kmの桜のトンネルを造り出す。北上市

4月中旬から咲き出す貫禄十分のソメイヨシノが散り始めると周囲のオオヤマザクラが満開をむかえ、約1万本の花絵巻が終わる。桜の名所100選

小岩井農場の牧草地の中に1本だけ悠然とたつエドヒガンの桜。背景には雪の残る岩手山が見える絶好のロケーション。
情緒あふれる1本桜
岩手県雫石町丸谷地

岩手公園は南部20万石の居城、盛岡城の跡。園内約600本の桜が咲き誇り、盛岡中学に学んだ石川啄木や宮沢賢治が愛した場所である。
見ごろ4月下旬


石割桜
石割桜
龍谷寺の盛岡シダレ
高松の池

盛岡市官庁街の真ん中にどっしりとした石割桜がある。周囲22mもある巨大な花崗岩の割れ目に生えたエドヒガンの老桜である。
国天然記念物

石の割れ目に桜の種が飛んできて芽を出し、成長とともに割れ目を押し広げたと推測される。樹齢は約350年といわれている。
盛岡地方裁判所内

1920年に龍谷寺で発見され「モリオカシダレ」と名ずけられた新種の桜。枝や花はソメイヨシノに似るが枝が垂れ下がる。国指定天然記念物。盛岡市

盛岡城を造営する際に治水のために掘られた人造湖。日露戦争戦勝記念に池の周りに1000本の桜が植えられ憩いの場となった。
盛岡市内高松の池