日本の美・みちのく桜紀行

その4 山形県置賜桜回廊エリア編

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 米沢市・山形市エリア 
シダレザクラ並木
松が岬公園
山形・霞城公園
山形・霞城公園

会津から米沢に向かう途中、蔵とラーメンで有名な喜多方の駅より3kmにわたって続くシダレザクラ並木。自転車歩行者道でウオーキングに最適。

戦国大名上杉藩の米沢城址公園。公園の中央には上杉謙信公を祀る上杉神社が堂々としたたたずまいを見せている。米沢市丸の内1丁目
見ごろは4月中旬

戦国大名最上義光が築いた山形城二の丸跡である霞城公園は、約1,500本の桜が咲き誇る山形市随一の桜の名所。満開の桜の下花見の真っ最中だった。

公園内の桜は、ほとんどがソメイヨシノで、日露戦争の戦勝記念として植樹されたといわれており、およそ100年経過している。
見ごろは4月中旬


置賜桜回廊エリア

置賜さくら
回廊

山形県南部の置賜一帯は古くから稲作と紅花栽培が盛んなところである。山形市の南西、赤湯温泉のある南陽市から西へ長井市をへて白鷹町まで、私鉄のフラワー長井線の沿いの43キロにわたって、樹齢500年以上の桜の巨木が何本も続く。白鷹町は「古典桜」の里として、長井市は国指定天然記念物で樹齢1000年を越える桜などがあり、鉄道沿線沿いを車で走っているとエドヒガン桜の巨樹が次々と現わる。
住所・山形県南陽市、長井市、白鷹町。 花期4月中旬 

烏帽子山千本桜
最上川堤防千本桜
伊佐沢の久保桜
草岡の大明神桜

赤湯温泉の北に、小高い烏帽子山公園がある。約1000本の桜が植えられている。烏帽子山八幡宮の日本一の鳥居に咲くシダレ桜が美しい。南陽市

最上川の河港町として栄えた長井市の、長井大橋から長井橋にかけての堤防2キロにわたりソメイヨシノの桜並木が続く。長井市、見ごろ4月中旬

伊佐沢小学校にあるエドヒガンの古木。樹齢1200年といわれ、幹周り9m枝張り22mは東北地方最大。国指定天然記念物。長井市上伊佐沢

伊達政宗が敗戦のおり身を隠したと伝わるエドヒガンの古木。樹齢1200年といわれ国指定天然記念物。置賜桜回廊を代表する桜。山形県長井市


白兎のしだれざくら
釜の越桜
薬師桜
十二の桜

エドヒガンの巨木が目立つ置賜さくら回廊で、じゅれい800年とされる白兎のシダレザクラ。開花時には花枝が15mも垂れ下がる。
長井市白兎

山形県内一大きい長命種のエドヒガンの古木。樹齢は800年といわれ樹高約20m。樹下には八幡太郎義家がかまどに使ったという伝説がある。

薬師堂の境内にある樹齢1200年のエドヒガン桜。樹高10m幹周り8m。西暦796年坂上田村麻呂が奥州征伐のとき手植えしたと伝わる。白鷹町

通称「種まき桜」と呼ばれるエドヒガンザクラ。樹齢400年ほどの老木の古株が残り現在はの3代目が大木となっている。十二薬師堂の地名。白鷹町


山口奨学の桜
赤坂の薬師ザクラ
子守堂のサクラ
相応院の桜

元山口村の小学校の跡地に咲く桜。明治26年子供の教育の向上充実を目的として1本の桜を記念植樹したもの。白鷹町

樹齢970年樹高約9m幹周り約6m。長い年月の風雪に耐え生き樹勢が衰えつつあるが、可憐に咲いている。白鷹町

樹齢1020年とされるエドヒガンザクラ。高さ19m幹周り7mほどで、樹下には子守堂がある。
山形県置賜郡白鷹町

子守堂のサクラを鑑賞しての帰り道で、巨大な桜が目に飛び込んできた。近づいてみると標札に相応院と書いてあった。