起動デイスクとTP310に関する色々なお話です。
あまりためにはなりませんし、100%真実かどうかも保証できません(^_^;)
なぜこんなに苦労しなければならないのか | |
カードサービス・ソケットサービス(以下まだ工事中) | |
他メーカーのCD-ROMドライブの場合 | |
「漢字とかいてあるキーを押してください」 |
◆ なぜこんなに苦労しなければならないのか
TP310を購入して、CD-ROMドライブもIBM純正のものを購入し、
TP310に最初から入っていたWindows95を使って(市販品はダメです)作成した起動ディスクを使うと、
うろ覚えですがIBMのCD-ROMドライブのモデル名を選択する画面になります。
1.USE IBM 20X CD-ROM DRIVE
2.USE IBM 4X CD-ROM DRIVE
SELECT 1
のようにドライブを選び、認識させることが出来ます。
しかし、私のように310は新品で買ったけれどもドライブはI-Oデータのものを買ったり(注1)
中古で「HDフォーマット済み」のTP310なんかを購入し、さて家にあるドライブを認識させようとすると、
状況をよっぽど知っている人でないとまずつまずくはずです。
(注1:TP310を新品または工場出荷状態で手に入れ、すぐさま起動ディスクを作っていれば
I-Oや松下等のポータブルCD-ROMドライブの説明書に従って起動ディスクを書き換え、ドライブを認識させることは出来ます )
起動ディスクでCD-ROMドライブを認識させようという場合、
まずやるのが通常の起動ディスクを作成し、
I-O等のPCMCIAカードに付属のプログラムに従って起動ディスクを書き換えることです。
この方法でたいていのパソコンはCD-ROMドライブを認識してくれます。
私が持っているPC-9821Na12も内蔵ドライブがあるのですが、
実験にと思い起動ディスクを作り試したところサクっとOKでした。
その他知り合いから借りてきた東芝のCT110というCPU100MHzのノートも一発でした。
なぜTP310だけ…?
それは310が使っているテキサスインスツルメントのカードスロットに問題があるからだそうです。(問題というのはおかしいか)
CardSoft社によると、このTI-113Xというカードスロットはカードバスタイプのスロットの初期のもので、
完全なカードバスの規格に少々合わない所があり、
普通だったら信号が返ってくる所で信号が返ってこないという所とかがあるんだそうです。
ま、そこらへんの理屈は私には全然分かりませんが、
そんなわけでTI-113X系カードバススロットを搭載した機種は多分みんな
「普通の方法ではカードスロットを認識してくれない」のです。 (多分、ですが)
(ちなみに偶然ですが友人のNEC La Vie LW16というノートのスロットがTI-1131でした。)
昔の話ですが私は一度310を応答不能にしてしまったことがあり、
その時参考書の情報をもとに「PC-DOS 2000」(IBM PC-DOS Ver6の2000年対策バージョン)を購入しました。
これには上のPCM Ver.3が同梱されていましたので、参考書のとおりならばDOSをまずインストール、
その際カードサービスもインストールできますからその後Windowsをインストールすればいいはずでした。
が、結果からいうとこのPCM Ver.3ではTI-113Xは認識しませんでした。
純正TP310用のユーティリティにはDOS用のカードマネージャが付属しています。
310を新品で購入すると付属しているものです。
これはPhoenix Card Manager Ver.4でTI-113Xを認識します。
Read Meをよく読むとVer.3からVer.4へのアップで113X対応がなされたことが書いてありました。
最初このPCM Ver.4を使って起動ディスクを作りました。
ただPCM Ver.4には問題があり(都合が悪いといった方がいいか)
ドライバーソフトが大きく、日本語フォントが入りきらなかったり、
それだけならいいのですが初期設定ではCPUをAMD K6-2に換装すると読めない、という現象も起こりました。
(どこかに回避する方法があるのかもしれませんがそれを調べる気力はありませんでした)
そこでまた参考書をあさるとPCMの他にCardSoft社のカードマネージャとIBMのPlay At Willというカードサービスが
存在することがわかりました。
とりあえずCardSoftのカードマネージャをダウンロード、これはかなりファイルサイズも小さいし、
文献を参照してConfig.sys等イジってみると割とカンタンに認識してくれました。K6-2でも問題ありませんでした。
−続く−
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