GARAGETAKU


GARAGETAKU へ行って来ました。今回は良いタイミングで懐かしい車が入ってきた時に、出っくわしました

いすゞ ベレット1800GT


伺った当日に持ち込まれた車がこの「ベレット」で、まだ雨に叩かれ濡れていました。一年位動かしてなかったそうですが、エンジンはしっかり掛かっていました。驚いた事にアイドリングでエンジン音が異常に静かで、オーナーに走行距離の確認をしてしまいました。当時のEgの耐久性に驚いた一瞬でした。ボデイ関係では、全塗装がされているとも話してくれました。その為に外観はかなり綺麗で、すぐにでも走り出せそうな感じです。




















GTは、この「バックスタイル」がなんと云っても素晴らしい感じです。「ベレG」の愛称通りの独特なデザインは、当時の若者の心をくすぐったものでした。
オーナーは、この他にベレットGTを何台か所有しているそうで、又一台コレクションが増えました。
















ベレット1800GTのエンジン部
OHC、SUツインキャブから115PSという数値をたたき出すエンジン。当時のスカイライン2000GTのL型エンジンと同等かそれ以上の出力を1800ccのエンジンから出していました。このエンジン、写真撮影の時も静かにアイドリングしていました























日産スカイライン2000GTR

写真は、GARAGETAKUの社長のスカイライン2000GTR(PGC−10)です。年式は、ナンバープレートで1970年(昭和45年)かな? 昭和44年2月に発売開始したGTR、エンジンはDOHC6気筒のS20型でこれはプリンスR380というレーシンカーのエンジンをデチューンして搭載されました。

スカイラインと言えば、「レース!」という言葉がここからスタートしたようです。デピュー戦は、勝って当然のごとくの楽勝?でしたが、レース後のペナルティだというクレームによりトヨタ1600GTの優勝となり残念ながら失格となってしまいましたが、その後マツダのロータリー勢に攻め立てられながら「サバンナGT(RX−3)」に敗れるまで49連勝という大記録を打ち立てたものです。この時のあのシマシマのRX−3が非常に「憎らしい!」思いのしたスカイラインのファンは、かなり多いと思います。














これが、その名機「S20型エンジンです。当時のデーターは、DOHC6気筒、4バルブ、ボア・ストローク82*62.8mmの1989cc、最高出力160ps/7000rpm、最大トルク18kgm/5600rpm、最高速度200km/h、0〜400m加速16.1秒の超高性能となっておりますが間違いはないかな?。
このエンジンは、もともとプリンス自動車のレーサー「R−380A−1」に搭載されていた「GR8型」直列6気筒DOHC、4バルブから200馬力以上(一説では、220馬力とも?)を誇ったものを多少の手直ししてディチューン、160馬力まで落としてスカイライン2000GTに搭載され「GT−R」となったようです。















迫力のあるリヤスタイル。


























ついでに、この写真も見てください!

この写真は、2〜3年前に「富士スピードウェイ・ファイナル」を見に行った時に写真を撮ってきました。最終的にスカイライン2000GTーRは、この形になり最高出力も220馬力以上とR380と同等のフルパワーを出していたとも言われています。この頃には、ライバルにロータリーエンジンが出現しファミリア・ロータリクーペからカペラロータリークーペ、サバンナRX−3とロータリー勢は進化して行きGT−Rは、次第に苦戦しながら相手を変えて戦ってきました。ドライバーも黒澤元治選手(現在は、ガンさんと言われている)や星野一義選手が大活躍しておりました。この当時の心に残っているのは富士スピ^ドウェイのコーナーで、マツダの従野選手と黒澤選手の車が絡んでコースアウト、リタイヤとなり怒ったガンさんが、ヘルメットを振り上げて追い掛け回していたのを思い出します。こんな事があったんですね〜。とにかく、ロータリーに負けたのは涙が出るほど悔しかったのを覚えています。何しろスカイライン2000GT−Rは、無敵だったんですから・・・。











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