お水の花道

傷だらけの人生
Part3


外科通院

大学にもさっぱり行かず、ホスト道を突き進んでいたある日の出来事

仕事に一生懸命になりすぎ、何も覚えていないほどの
泥酔状態に陥っていた私 (〃゚д゚;A アセアセ…
出勤したトコは憶えているんですが、目が覚めたら自宅で寝ていました・・・

そんな私の目の前に、半泣き状態で私を見つめる同棲中の彼女と、勤め先の店長

しきりに病院に行こうと言い、私を起こそうとするが、既に二日酔いで起き上がれる気分ではない
余りのしつこさに、少し不機嫌になった私は店長に背を向けるように寝返りをうとうとしました
そして、今の自分の状況を知ってしまったのです・・・

 
寝返りの瞬間、枕を見たら
血まみれなんですよ ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ
『何だ!?どうしたんだ!?』・・・慌てて起き上がると、真っ白な私のスーツも血まみれの状態 Σ(・ω・ノ)ノ

酔った勢いで、誰かを刺したのか???

事情を聞いたところ、スーツの血も枕に付いた血も私自身のものだった
酔った勢いで、ちょいとオイタをしてしまい、その結果の流血でした・・・il||li _| ̄|○ il||li
流血の原因ってのが・・・・・





酒癖の悪い私を

店長が殴った結果




鼻骨骨折

  
 
Σ(□`;)アゥΣ(   ;)アゥΣ(;´□)アゥΣ(;´□`;)アゥ

後日、店のモンや来店していたお客さんに当時の様子を伺って知り得た事なんですが
かなりの勢いで、周りの人すべてに喧嘩を売り、絡んでいたそうです (〃゚д゚;A アセアセ…

地黒で、学生時より倍の体重になってしまっていた店長(第6話ん時はメネージャーだった剣道有段者・全国大会出場経験有)に対し、

オイッ、黒ブタ! でぶっ! 太いの!etcって感じで暴言連発 (〃゚д゚;A アセアセ…

超有名なサッカー強豪高で青春時代を過ごしたマネージャーに対し

オイッ、ぶつぶつ! 茶羽ゴキブリ! etcと、やはり暴言連発 (〃゚д゚;A アセアセ…


ちなみにマネージャーの頬は←こんな感じだったんですよww(ブラマヨ)
んでね、髪型がウェットムースたっぷりのせいで、ゴキブリの羽みたいにギラついてたんですよ o(〃'▽'〃)oあははっ♪
それらが原因での暴言でした・・・(〃゚д゚;A アセアセ…


更に姉妹店のホスクラから飲みに来ていたNo1ホスト(私よりもずっとキャリアは上の先輩)に対し

オイッ、馬。飲んでるか?って感じで失言連発 (〃゚д゚;A アセアセ…
勿論、馬ズラだから言ってるんだけど、大先輩に言っちゃいけないよね?

他にも、客のボトルを取り上げ勝手に直ビン一気をしたりテーブルの上に立ち上がって雄叫びを上げたりと
それ以上、聞きたくないって位のハチャメチャな言動・行動を取っていました・・・(´Д`)ハァ


当初は
『酔ってるから』と庇ってくれていたマネージャーやお客さんも遂には堪忍袋の緒が切れてしまい
終始切れっ放しだった店長が、私の顔面に
会心の一撃をヒット! o(〃'▽'〃)oあははっ♪
漫画の世界の様に派手に吹っ飛んだ私は、そのまま酔い潰れてしまいました・・・il||li _| ̄|○ il||li

その後、店の片付けやら色々を終わらせ、私の近くに寄って来て異変に気付いた店長たち
つうのも、鼻血が止まんなくて、ずぅ〜っと流れてるんです(σ・∀・)σYO!!
あっと言う間に赤く染まった、私の白いスーツ (〃゚д゚;A アセアセ…
ティッシュを詰めても、直ぐにボタボタと溢れ出してくる鼻血・・・ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ


お・・・折れたな Σ( ̄▽ ̄;|||

直ぐに骨折に気付いた店長は、一端私を自宅に送りつけ、保険証を取りに帰宅

当時学生の私は、実家に保険証を取りに行き、3割負担となりますが
実家に行ける状態でない為、店長の国保で1割と安く済むし、何よりも手っ取り早い o(〃'▽'〃)oあははっ♪
と言う訳で、冒頭の『病院に行くぞ!』って話に繋がるんです

自分の鼻が砕けてしまっている事に気付いた私は慌てて病院に!!!
以前、喧嘩に負けて折られた事があるんで、2度目の骨折ですよ (詳細はコチラ


初診なんで、紙に店長の本名や住所を書かないといけないんですが憶えていない
本人に、何て字?何番地?と聞きながら記入する姿を不審そうに看護婦が見ていました (〃゚д゚;A アセアセ…
そうこうしてる間に診察も始まり、レントゲンも撮り、やっぱり鼻の骨は折れていました

その日は痛み止めを貰い帰宅。彼女は仕事を休んで私の事を心配してくれていました
夜は二日酔いも収まり、そのまま出勤ですわ Σ(・ω・ノ)ノ
マネージャーに怒られ、姉妹店のNo1に謝り、お客さんからは笑われ、大変な1日でした (〃゚д゚;A アセアセ…

そんな状態で耳鼻科の通院と出勤を繰り返しながら1週間が経過
ここで、医者は信じ難い事を言い出した・・・

医者曰く
 『ウチじゃ、痛み止めは渡せても治療が出来ないからねぇ〜。どうする?』

(・・?) エッ ちょっと待て、俺は何の為にココに通院してたんだ!?
医者
 『とりあえず紹介状を書いてあげるから、大きな病院で
治療を受けなさいよ』

工エエェ工エエェ(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)ェエエ工ェエエ工 今更治療放棄っすか!?


てな訳で、街1番のでかい病院に回された私は、延々と診察を待つ羽目に
大きい病院での診察を待つ長さってのは、ハンパじゃないですね(泣)
そんな感じで、ひたすら待って やっと診察って思いきや、ここでも信じ難い事を言われてしまった Σ(・ω・ノ)ノ

医者曰く
  『何で1週間以上も
放置してたの?鼻が歪んだまま引っ付いちゃってるよww早く来れば良かったのにね』

オイオイ、俺は折れた日に直ぐ病院に行ってたんだぞ!
ホストなのに、鼻が歪んだままってのはイカンだろ!?
どうすりゃイイんだよ!? Σ(□`;)アゥ

そして言葉を続ける医者の発言に、私は絶句した Σ( ̄▽ ̄;|||






鼻を真っ直ぐに治す為には





もう1回、鼻を折って
  
形を整えるしかないね

   
工エエェ工エエェ(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)ェエエ工ェエエ工




なぜだ、人生で2度も鼻を折ったというのに、治療のために又折らないといけないのか!?
初診の医者は何だったんだ?あいつのせいじゃないか!?
治療が出来ないなら、最初からこの病院を紹介しろよ ε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!

痛み止めの注射と麻酔を染み込ませたガーゼを鼻に詰め、しばらく放置
延々と放置され、やっと手が空いたところで、治療開始ですわ・・・

先生が手に持っているのは、長細い金属の棒
私が仕事で水割りを混ぜる際に使うマドラーみたいな、何の変哲もない金属棒
そんな棒を持って先生は私に言いました・・・

『今から、この棒を鼻に突っ込んで、てこの原理で鼻を折るからね』

(・・?) エッ ちょっと待て、笑顔で言う事なのか!?

戸惑う私を無視し、作業に取り掛かる医者と、私を取り押さえる看護婦
何の迷いも躊躇もなく、先生の腕に力が入る・・・





ベキッ!って音と共に




再度
 
 
鼻骨骨折

 
 
ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ


シラフで鼻を折られると、余りの激痛で顔色が青白くなります (〃゚д゚;A アセアセ…
元々、麻酔系は効果の薄い体質なんで、ホントに痛い(泣)

折られた翌日は出勤してたのに、さすがにこの日は
休みを貰いました・・・il||li _| ̄|○ il||li



この業界も大変なんです

=目次=