有限会社ポテンシャル農業研究所

「完全無農薬・有機栽培」って何でしょう?

 

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ー 完全・無農薬・有機 ー

 

@有機栽培ってなに?


  「有機」は有機肥料のことです。では有機肥料って何でしょうか。それは動物の「うんち」や植物などです。昔から私たちは「うんち」でお野菜を作ってきました。時間をかけて自然に肥料にしていただき、そして土に返します。でも自然のものなので程ほどにしておかないとすぐに分解して無くなってしまいます。
お野菜は葉っぱから太陽の光を受け、根から水と体を作る材料を吸い上げて大きくなります。エネルギーが十分になると収穫です。私たちは光から作られたエネルギーをぱくぱく食べます。そして吸収できなかったものを「うんち」として出します・・・つまり「うんち」の元がお野菜であり、お野菜は「うんち」からできている、というわけです。うんうん。自然のサイクルは「循環」が基本です。水もぐるぐる、エネルギーもぐるぐる。太陽から「光」というエネルギーが注がれて、地球という大きな球の上でいろいろな物がぐるぐる回っています。
では「有機肥料」の反対に当たる物は何でしょう。有機→無機ですが、これを「化学肥料」と呼んでいます。工場で科学的に作ります。家庭菜園用にホームセンターで売っているのは白いつぶつぶでした。農家用のは見たことがないので分かりませんが。ちょっと考えてみて下さい。化学肥料で作ったお野菜は化学肥料でできています。・・・ということは白いつぶつぶを食べている(たぶん見たこと無いけど)・・・
ただし化学肥料や農薬は自然の許容量を超えて大量に使用してしまったので、うまくぐるぐる回りません。やりすぎてしまいました。
そうしてできた土を見てみると有機肥料と化学肥料の差はよく分かるはずです。有機肥料の土はミミズをはじめいろいろな生き物や優良菌がたくさん住んでいます。数も種類も違います。光と土からできるお野菜。どちらの土でできたお野菜を食べますか?

 

A無農薬栽培ってなに?


  無農薬栽培とは農薬を使わないで作った、という事です。ポテンシャルでは見たことがない人がほとんどです。とても珍しい物です。いろいろ種類があるそうです。虫を殺すものとか微生物を殺すものとか。病気にならないようにするものとか。他にもあるでしょうけど分かりません。
最近無農薬をうたっているお野菜の中には「遺伝子組み替え」されたものがかなり入ってきました。同じトマトに見えますが、見えない部分で改造してあります。虫が食べたら死ぬようになっているとか、病気にならないような他の植物を混ぜたりして、農薬を使ったお野菜と同じ効果が出るようにしてあります。見た目は同じでも何かが違う。それが体にとって良い物か悪い物か、どうして分かるんでしょうか。長い目で見たときはどうなんでしょう。確かめた人はいないんでしょうし・・・あっ今実験中ですか。食べている人で・・・

 

B完全・無農薬栽培ってなに?


  ポテンシャルが完全というわけは種にあります。平成11年度に農産物の表示に関する法律が改正され、「無農薬有機」に関する基準が新たに厳しく作られました。この日本の新しい「無農薬有機」の基準と国際基準である「コーデックス」との違いは何でしょうか。それが「種」です。種が無農薬かどうか。今日本の種のほとんどは悪条件でも芽が出るように、また虫が付かないように農薬がかけられています。でも、ポテンシャルの種はかかっていません。というのは種を自家採取しているからです。つまり自分で種を作っているのです。昔はみんなそうだったんです。「在来種」と呼ばれている種は昔からある種です。ただし農薬をかけてある場合もあるので買われる場合は注意して下さい。
ちなみにポテンシャルは水にも意識を向けました。というのは、お野菜はその90%以上が水でできているからです。きれいな水を求めて川の上流へと向かった結果、今の宮村に落ち着いたと言うわけです。余談ですが、そんな自然に囲まれた美しい場所で働けるなんて幸せだなあと感謝してます。はい。

 

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ポテンシャル野菜は平成11年から岐阜県有機農産物として認証されています。

3年以上無農薬で作られたお野菜であるというお墨付きをいただきました。


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