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『ベビームーン』産後の生活について


産後、早い時期に家事仕事をする人がおります。産後はまだ、元の身体ではありません。

子宮が回復するには、時間がかかります。せめて3週間は、家事仕事はしないほうが良いです。欧米では1ヶ月間ぐらいの時期をハネムーンになぞえてベビームーンと言っております。赤ちゃんとの世界。ぴったんこ片時も離れない。そんな風な感じ。日本では3週間たったら、床上げ(とこあげ)といって家事をしてもいいよと表現しておりました。だからこの時期は、とことんおっぱいを吸わせれば、でるようになります。

産後の家事を手伝ってくれる人を、妊娠中に決めておくと良いでしょう。
家族と話し合って、「自分が母乳で育てたいと思っている、そのためには、家事の援助を頼みたい。」と伝えておくと良いでしょう。母乳で育てるコツは、周りの協力を得ることが大切です。家事をしない分、其の時期(ベビームーン)しっかり向き合って見ましょう。

経産婦の方が、産後の後陣痛が強いために経産婦のほうが産後の回復が早いと思っている人が多く、そのため、経産婦のほうが、早く家事仕事をしてしまう。まわりも、初産婦より、赤ちゃんの扱いが慣れているからと、安心してしまうのです。また、上の子供に手がかかったりして、ゆっくり過ごせないこともあるのです。経産婦ほど、産後は、上の子供や家事の援助を頼むよう、早い時期に手回しした方がよいでしょう。妊娠中は産後の一時期の大変さは、想像以上のものがあります。赤ちゃんが、お腹にいる間は、身重で、産後は軽くなるから、産後のほうが楽になるかもと思うことがあります。でも生まれてみてから、妊娠中のほうが楽だったかもと思う時期があります。ただし、妊娠中つわりがひどかったとか、切迫流産や早産の為、安静が強いられた人は、妊娠中のほうが大変だったという人が多いですが・・・。

産後、何が大変なのか、妊娠中はあまりピントこない、なんだかよくわからないが、何とかなんるんだろうと思う人が多いのです。実際にお産を体験した人は、昔の人は、何人も出産して、すごいなー(?)と感じたり、体験してみて、親のありがたさなど、身近に感じたりすることが多くなるのです。

私も自分の子供が生まれた時、1〜2ヶ月間は、なんかとっても夢中で過ごしてしまいました。テレビを見ている暇もなく、あっという間に、その時が過ぎてしまった感じでした。丁度桜が桜が咲きはじめたかなーと思ったら、すぐ満開。産後の1ヶ月はそんなように、日が過ぎていくのが早かったのです。遠くなった、昔の自分の産後を思い出すと、母親が本当に助けてくれたなーと感じるのです。自分で産後を体験してみて、すぐに家事仕事は、無理だなーと感じました。

人手が足りない今、どうしても、無理をして家事仕事をしてしまう人が多いですね。4月は、特に上の子供の入園式や入学式に産後がすぐ重なる人は、どうしても無理に出かけてしまう人が多いのです。気持ちは、痛いほどわかるのですが、パパが出番かなと思います。

とにかく、ベビームーン!赤ちゃんとのんびり、ゆっくり、ぴったんこ生活大事ですよ。


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