TOP<つぶやきトピックス<ちょっとだけミルクのお話と、母子同室・別室のお話を・・・
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ちょっとだけミルクのお話と、 母子同室・別室のお話を・・・。 |
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ミルクが出来たのは1917年です。それ以前はミルクの存在はありませんでした。ミルクがなかった時代は母乳が出なくって、苦労した人も多かった思うのですが、今の時代は、ちょっと母乳の出が悪いからとか、赤ちゃんが泣いてばかりで母乳が足りないのではないかと心配で早い時期にミルクを足してしまったりすることも多いようです。 産後すぐの時期から母乳がたくさんでない人も多いのです。母乳は吸わせて自然に沸いてくるようになるものですがミルクを与えて、母乳を吸わせる回数が必然的に減って来てしまうため、結果的に母乳が出なくなってしまう人も多いのです。 昔は、出産後からすぐに乳房を吸わせ、新生児室とやらにつれていかれないし、産後その日から手元においてずっとおっぱいを、くわえさせていたのです。 母乳は、自然に出るのではなく、赤ちゃんに吸われてこそ出るようになるのです。そのうちに出るようになるのかなとのんびり、かまえていたらだめなんですよね。 本当は、産後分娩室で赤ちゃんと共に2時間いて、その後はすぐ母児同室が一番いいと思うんです。どの動物でもお産したら、別々になることがないのに、なぜか人間だけが不自然なことをしているんですよね。テレビなどで、新生児室に並んでいる赤ちゃんの映像を見ていると、産後は赤ちゃんと別々になって授乳時間がきたら新生児室に行くのが当然のように思ってしまうのではないでしょうか。小さい時からそのような映像を見慣れてしまっているせいなのかもしれませんね。新生児室に赤ちゃんが並んで寝ている姿を、映像で見慣れてしまうと、不自然な環境が自然に見えてしまうのです。出産して病院を退院してから大変なので、せめて入院中だけは母児別室で預かってもらおうかなと考えてしまうのも、見慣れている映像のせいなのかもしれない。 産後赤ちゃんと別々になったら、かえって赤ちゃんが、気になって仕方がない。変に興奮して眠れない。赤ちゃんも、親から離れて、こうこうとした蛍光灯の明るい部屋で寝かされるので、興奮して眠れない。親も赤ちゃんが、側にいたほうが安心して眠れる。泣いたら、そのつどおっぱいを、含ませていればいいので、新生児室にいくより楽ではないですか?子供のペースでおっぱいを飲ませればいいのだから。 新生児室に預かってもらい、3時間おきに授乳室へ通って行う授乳は、赤ちゃんのペースではなく、病院側が管理しやすいためなのです。3時間おきに新生児室へ行って飲ませるというのは、なんと不合理か!と思うのです。新生児室にいったら、自分の子供は寝ていておっぱいに吸い付かない。タイミングが悪い。そんなこんなで、体重の増えが悪いということで、ミルクが入ってしまう。退院してから、ミルクの量を増やしてしまう。(そこで、頑張ってミルクを増やさなければいいのだが)3ヶ月後には、ミルクオンリーになってしまうということも多いのです。 がんばれ、お母さん、頻繁に泣いたら、頻繁に吸わせてみて! 最近はようやく母児同室の病院が増えてきました。母乳で育てたいと思っている場合は、母児同室の病院を選ぶことをおすすめします。 |
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