TOPナーシング体験談<幸せを教えてくれた乳腺炎


幸せを教えてくれた乳腺炎

 『2人目の余裕??』

2人目を出産して4ヶ月が過ぎた頃 私は、突然高熱と寒気に襲われました。腎臓が弱い私はてっきり原因は腎臓だと思い病院に行き診療を受けました。しかし結果は腎臓ではなく乳腺炎だったのです。よく見ると、おっぱいは赤くなり、しこりが出来ていました。正直、乳腺炎と言われた時は「エ〜なんでぇ〜!!」と真っ先に思いました。なぜなら私には無縁の事だと思っていたからです。一人目の時は何事もなく卒乳までいったので まさか乳腺炎になるなんて考えたこともありませんでした。しかし、今思うと 授乳後にチクチクとした痛みは何度か感じていたので それが前兆だったのだと思います。あの時もっと早く気付いていればしこりにならずに軽く済んでいたかもしれないと思うと悔しいのですが、今更 悔やんでも何も始まらないと切り替え なってしまったからには、上手に付き合っていこうと決心しました。
乳腺炎になってからも何度も痛みを感じ 具合が悪くなるくらい大変でした。授乳時の体勢や食事にも気をつけ、出産した所の助産師さんにマッサージをしていました。そこで教えてもっらたのが『ナーシング助産院』の笠松愛子先生でした。先生からはおっぱいについての正しい知識、乳腺炎の対処法等を教えてもらいおっぱいのすごさと奥深さに感動しました。しかし、おっぱいをあげる時にはとても憂つでした。トラブルのあるおっぱいは、美味しくない様で娘もイヤイヤ飲んでいました。時には、大泣きされた上に乳首をかまれあまりの痛さにもう止めたいと諦める事もありました。それでも続けてこれたのは、娘がおっぱいを飲みながら気持ちよさそうに寝る姿が愛おしくたまらなかったからです。しこりが何度も繰り返しできましたが、しこりになりかけては通い、落ちつくまで約1ヶ月近くかかりました。

『拍子抜けの断乳』

 7ヶ月を過ぎた頃には、トラブルになることもなく幸せな日々を送る事が出来ました。授乳用クッションを抱えては足をバタバタ寄せて喜んでいるおっぱい大好き娘は上手にバイバイできるか不安でした。断乳までの間、娘との大切な時間をより一層深いものとし、1歳半の時に断乳の日となりました。娘に「今日でおっぱいバイバイだよ」と言うとニコニコして「バイバイ」と言っていましたが、本当に理解しているのか半信半疑でした。しかし、翌日はおっぱいを見ようともせず元気いっぱいに過ごしている娘を見て、少し切なくなりましたが子供にとって親が考えている心配は些細な物なんだなぁ〜と実感しました。

『母としての幸せ』

乳腺炎になったのは私にとって最悪なことではなく、より多くの事を学べた良い機会だったと思います。おっぱいの苦労を乗り越えた上で生まれた娘との強い絆、女性に産まれ、出産・授乳という人生において素晴らしい体験をするころができ幸せに思っています。子供を産めて最高 おっぱいをあげて最高 子育てを出来て最高 今この思いを感じ本当に嬉しくて嬉しくてたまりません。この思いを教えてくださり、いつも助けて頂いた笠松先生には感謝の気持ちでいっぱいです。先生との出会い・経験を大切なものとし 私は、まだまだ続く子育てを楽しみたいと思います。


仙台市 Hさん 体験記
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