子供が2才7か月を目の前におっぱいとさよならしてもらうことにしました。
思い起こせばおっぱいについて出産後もなんの知識もないまま退院し、大して気にもせずおりました。
ところが、出産後1か月もたたないうちに、おっぱいに違和感と痛み…触るとおっぱいがかちかちに固い。
これは大変かも!!と病院へ。
先生に3日続けてケアをしてもらい、無事やわらかくなったのですが、そこから、もう毎日痛み(白斑)と詰まったらどうしようと不安な日々でした。
こんな思いまでして母乳を飲ませなくても、ミルクがあるし、やめてしまおうかと何度も思いました。
詰まらせることがたびたび過ぎて、まもなくおっぱいの先っちょにきてるツブは飛ばせるようになり、先生のところに駆け込むことは少なくなりましたが、そのころでも6か月までは頑張ろうと辞める日を目標に暮らしていたように思います。
そんな中、私の会社復帰に伴い、4か月になった息子を保育所に入れました。私のおっぱいは始終吸いついていた子供がいないので、午前中から張ってきて、お昼休みの半分は搾乳に費やされました。
帰る頃も、パンパンになってお迎えから帰るとすぐ授乳といった毎日でした。頻繁に詰まるので、仕事中もトイレに行くふりをして、おっぱいを絞ったり、ツブをとばしたり。
そんなうちに目標の半年は過ぎ、おっぱいとの付き合いっも大分慣れ、何といっても保育所から帰宅後のおっぱいタイムは母子ともに幸せな時間でした。
そうやって毎日を過ごして、1歳半も過ぎたころには、息子が「ぱい飲む!」と言って膝にのってくるようになり、2才を過ぎるころには自らどっちのおっぱいから飲むか決めて、片方飲んでしばらくすると「はんたい!」と言ってもうひとつのおっぱいを飲むように。
自然卒乳を期待していましたが、そんな様子はどこにもなく、今回の卒乳となりました。
母乳育児を終えてみて、楽しく濃厚な母子の時間は何者にも代えられないなとつくづく思いました。
痛みと詰まりで大変で「やめてしまえっ!」と何度となく思いましたが、続けて良かったと心から思います。それから、おっぱい大好きと今まで飲んでくれて、幸せな時間をくれた我が子に感謝。