(展開 因数分解 方程式)
展開の復習問題
総合問題 戻る
以下の①~④までが公式です。
次の式を乗法の公式①を使って、展開してみよう。
例 (1) (x+3)(x−2)= (2) (x+3)(x+2)= (3) (x+2)(x+1)= (4) (x+1)(x−2)= (5) (x−2)(x+1)= (6) (y+2)(y−2)= |
答
(1) (x+3)(x−2)=x2+x−6 (2) (x+3)(x+2)=x2+5x+6
(3) (x+2)(x+1)=x2+x−2 (4) (x+1)(x−2)=x2-x−2
(5) (x−2)(x+1)=x2-x−2 (6) (y+2)(y−2)=y2−y−2
少し、難しいかもしれませんが、頑張ってみよう!。
問 次の式を展開せよ ①(x+2)(x−2) ②(2x+2)(x−3) ③(x+2)(3x−8) ④(3x+2)(3x−2) ⑤(x+2y)(x−3y) ⑥ (x−2y)(x−3y) ⑦(x−6y)(x−8y) ⑧(3x+10)(x−3y) ⑨(3a+6b)(5a−9b) |
▲公式②、③
例 (x−5)2 を展開してみよう。
xと(−5)を掛けて5x。5xを2倍にします。 |
実際にやってみましょう。
問 次の式を展開しなさい。 ① (x+5)2 ② (x−1)2 ③ (x−5)2 ④ (x+5y)2 ⑤ (x−y)2 ⑥ (x−5y)2 ⑦ (2x+5)2 ⑧ (2x−1)2 ⑨ (3x−5)2 ⑦ (2x+5y)2 ⑧ (2x−y)2 ⑨ (5a−6b)2 |
※「乗法の公式を使わなくても良いじゃあないか。せっかく分配の法則を勉強したし…」
ってと思う生徒さんもおられるでしょう。
でも、何度もしつこいようですが、 この公式は便利なうえ、非常に大切なんです。
高校に進学してからも、よく使います。
できるできないの違いは「頭の良し悪し」じゃありません、
数多くの問題にチャレンジするかしないかの違いです
問 次の式を展開しなさい ① (x+1)(x+2) ② (x+1)(x−2) ③ (x−1)(x−2) ④ (+1)2 ⑤ (+1)(−2) ⑥(−3)(+1) ⑦(−1)2 ⑧ (+1)(−2) ⑨ (−2)2 ⑩ (+2)(−2) ⑪(+1)(+2) ⑫ (+2)2 ⑬ (+3)(−3) ⑭ (+5)(+3) ⑮ (+5)(−5) |
因数とは… (+3)(−2)の式で
(+3)や(−2)など、それぞれを因数といいます。
図1は展開、下の図2は因数に分解する公式です。
図1 図2
上の図1は、乗法の公式で最初にみた公式ですね。
右図は左辺と右辺を逆にした公式です。下図のように、
因数分解とは、それこそ因数に分解(整理)することです。
因数分解の反対が展開、展開の反対が因数分解と考えていいでしょう。
難しい説明はさておいて、実際の問題で理解しましょう。
例 以下は公式①を使った例題です。解いてみよう。 ① x²+4x−12= ② x²+ 3x+2= ③ x²+x −2= ④ x²+4x +3= ⑤ x²+2x−3= ⑥ x²−2x−3= |
公式①から④までの総合問題 (因数分解)
因数分解 乗法の公式①~④を使って因数分解してみよう
ただし問1の問題は乗法の公式は使いません。
問1 因数分解しなさい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ |
問2 因数分解しなさい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ |
問3 因数分解しなさい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ |
因数分解ができたら、方程式は簡単‼
例えば上の問題④の答えは +-6 =(+3)(+2)ですね。
④は因数に分解したので、これが方程式になると、
「+-6 =0の2次方程式を解け」 のような問いになります。
+-6 = 0 は (+3)(-2)=0 に因数分解できるね。
(+3)=0 (-2)=0 それぞれの因数から = -3と =2 =-3 , 2…答
それでは実際に2次方程式を解いてみよう。
問 次の2次方程式を解きなさい ①=0 ②=0 ③=0 ④=0 ⑤=0 ⑥=0 ⑦=0 ⑧=0 ⑨=0 ⑩=0 ⑪=0 ⑫=0 ⑬=0 ⑭=0 ⑮=0 ⑯=0 ⑰=0 ⑱=0 ⑲=0 ⑳=0 |
解説)①を解いてみましょう。中学で学習する方程式は1次方程式と2次方程式がありますが、
中3では2次方程式を学びます。
+8+7 = 0 まず左辺を因数分解します。
+8+7 = 0 (+1)(+7)=0
(+1)=0と (+7)=0の場合が考えられますね。
まず(+1)=0のとき、 +1=0からを求めるには1を右辺に移項します。よって=-1
同様に (+7)=0 =-7 =-1,-7 …答
■総合問題 展開 ⇆ 因数分解 方程式
問1 式を展開しなさい ① (x+1)2 ② (x+2)2 ③ (x+2)(x−1) ④ (x+3)(x−2) |
答 そのまま、問2の式になります。 例 ①x2+2x+1 ② x2+4x+4
問2 因数分解しなさい ① x2+2x+1 = ② x2+4x+4 = ③ x2+x−2 = ④ x2+x−6 = ⑤ x2−4x+4 = ⑥ x2−2x+1 = ⑦ x2−x−2 = ⑧ x2+6x+9 = ⑨ x2−6x+9 = ⑩ x2−4 = ⑪ x2+10x+25 = ⑫ x2−10x+25 = ⑬ x2 −16 = ⑭ x2+8x+16 = ⑮ x2−8x+16 = ⑯ x2−5x+6 = ⑰ x2−x−6 = ⑱ x2+12x+36 = ⑲ x2−12x+36 = ⑳ x2 − 25 = |
答
① x2+2x+1 = (x+1)2 ② x2+4x+4 = (x+2)2 ③ x2+x−2 = (x+2)(x−1)
④ x2+x−6 =(x+3)(x−2) ⑤ x2−4x+4 = (x−2)2 ⑥ x2−2x+1 = (x−1)2
⑦ x2−x−2 = (x+1)(x−2) ⑧ x2+6x+9 = (x+3)2 ⑨ x2−6x+9 = (x−3)2
⑩ x2 −4 = (x+2)(x−2) ⑪ x2+10x+25 = (x+5)2 ⑫ x2−10x+25 = (x−5)2
⑬ x2 −16 = (x+4)(x−4) ⑭ x2+8x+16 = (x+4)2 ⑮ x2−8x+16 = (x−4)2
⑯ x2−5x+6 =(x−3)(x−2) ⑰ x2-xー6 =(x−3)(x+2) ⑱ x2+12x+36 = (x+6)2
⑲ x2-12x+36 = (x−6)2 ⑳ x2 − 25 = (x+5)(x−5)
問3 因数分解しなさい ① ② ③ ④ |
問4 次の方程式を解きなさい ① m2+2m+1 =0 ② 4m2+4m+1 =0 ③ m2+m−2 =0 ④ a2+a−6=0 ⑤ n2−4n+4 =0 ⑥ 4m2−4m+1 =0 ⑦ a2−a−2 =0 ⑧ a2+26a+169 =0 ⑨ 25a2−10a+1 = 0 ⑩ 25x2 −4 =0 ⑪ x2+22x+121 =0 ⑫ a2−26a+169 =0 ⑬ 9m2 −16=0 ⑭ 9m2+18m+1 =0 ⑮ 9m2−24m+16=0 ⑯ x2−5xy+6y2 =0 ⑰ x2−xy−6y2 =0 ⑱ x2+12xy+36y2 =0 ⑲ x2−12xy+36y2 =0 ⑳ x2−169y2 =0 |
乗法の公式①~④を使って因数分解してみよう
問1ー1 次の式を展開しなさい ① (2x+1)2 ② (3x+2y)2 ③ (3x+2)(2x−1) ④ (x+3)(x−2) |
問1−2 次の式を展開しなさい。 注意 (1)から(4)は乗法の公式は使えません。 ① (a+2)(b+2) ② (a+4)(b+7) ③ (a+3)(b−3) ④ (x−2)(y−4) ⑤ (a+3)(a+2) ⑥ (a−4)(a−7) |
問2 次の式を因数分解しなさい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ |
問3 次の式を因数分解しなさい。 ① 4x2+8x−5 ② 4x2−20x+25 ③ x2+x−2 ④ 25x2+5x−6 ⑤ x2−22x+121 ⑥ 9x2−6x+1 ⑦ x2−x−2 ⑧ x2−24x+144 ⑨ x2−10x+9 ⑩ 25x2 −4 ⑪ 9x2+30x+25 ⑫ x2−10x+25 ⑬ 9x2 −16 ⑭ x2+17x+16 ⑮ 9x2−24x+16 ⑯ x2−21x+110 ⑰ x2-x-6 ⑱ x2+12x+36 ⑲ 4x2−24x+36 ⑳ 4x2−25 |
問4 次の方程式を解きなさい。 ① 4x2+8x−5 =0 ② 4x2−20x+25=0 ③ x2+x−2 =0 ④ 25x2+5x−6 =0 ⑤ x2−22x+121 =0 ⑥ 9x2−6x+1 =0 ⑦ x2−x−2 =0 ⑧ x2−24x+144 =0 ⑨ x2−10x+9 =0 ⑩ 25x2 −4 =0 ⑪ 9x2+30x+25 =0 ⑫ x2−10x+25 =0 ⑬ 9x2 −16 =0 ⑭ x2+17x+16 =0 ⑮ 9x2−24x+16 =0 ⑯ x2−21x+110 =0 ⑰ x2-x-6 =0 ⑱ x2+12x+36 =0 ⑲ 4x2−24x+36 =0 ⑳ 4x2−25=0 |