【Q.055】 ▼次の画像を見て、このシーンのシチュエーションとその(前)後の展開を考えてみて下さい。::: (説明文でも、箇条書きでも、セリフのみでも、SS風でも、どんな書き方でもいいです。創作というより、ご自身の持っているイメージを書いて頂きたいので、ありがちネタでもまったく問題ないです。ぱっと思い浮かんだネタでどうぞ。勿論創作ネタも大歓迎です♪) |
▽イルカスキー | |||
イルカ「ぱ、ぱんつ…」 カカシ「ああ〜ぱんつね」 | |||
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「ちょっと待ってくださいよ!今のってどういう意味ですか?」 色々と限界超えたカカシ先生がイルカ先生に告白もどきをしていまい、 思いがけず言ってしまったことに顔には表さず動揺して立ち去ろうと したが、イルカ先生に止められる。 | |||
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まだ恋人同士じゃない、もしくはケンカ中の二人。 任務から帰還したカカシと、アカデミーの廊下で遭遇したイルカ。 すれ違ったあとで、カカシの怪我に気付き 「ま、待ってください…!」 と引き止めたところ。 | |||
ありがちというか、そのままです(笑)。
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「あぁそうですか どうせそうですよね。俺の自惚れですよね」 「ちょっ、この、ばか!! 子供か!」 | |||
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「なんで報告書出さないでいくんですか!」 「あんたしか受付にいなかーら。火影様に直接だしにいきますよ」 「……くっ…」 | |||
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「言い訳ぐらい聞かせてくださいよ、カカシ先生」 「・・・・すみません」 「それだけじゃわかりません。貴方の心はどこにあるんですか?」 「・・・・・・忍びに心はありませんよ」 「俺が訊いてるのはそんなことじゃない!」 掴んでいる腕を引っ張り、自分のほうへ向けると同時にその頬を殴っ た。 | |||
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「待ってください、カカシさん!俺はそんな気じゃ…」 | |||
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『もういいでーすヨ。イルカ先生』 『待ってください』 『幾らいっても平行線デショ?』 『あなたはすぐにそういって!!』 『だってイルカ先生、俺の言うことちっとも聞いてくれなーいんだも の』 『当たり前です。あんな、あんなッ』 『猫耳とメイド服と裸エプロン。どれか一つを選んでくださいって言っ ただけなーのに』 『俺が着るのもイヤですが、あなたが着るのもお断りです。巨乳でタカ ビーで美人のおねーさんならともかく』 『バカーっ!!イルカ先生のおっぱい星人ッッ!!』 | |||
お粗末さまでした。
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カカシ先生に恋するイルカ先生と、ぼーっとしているカカシ先生がい たと思ってください。 イルカ先生はアカデミーでカカシ先生を見つけました。声をかけよう と手を上げ、その腕から血が出ている事に気づきました。 「カカシ先生、どうされたんですか!?」 上げた手でカカシ先生の腕を取って呼び止めました。多少強引に。カ カシ先生は傷に気づいていませんでした。(駄洒落じゃないですよ!) 「まだ血が止まってないじゃないですか! 気がつかなかったんです か?」 「はぁ。血のにおいがするかなー、とは思っていたんですが」 イルカ先生はカカシ先生を医務室までひっぱっていき、小言を言いな がら手当てをしました。 ぷりぷりと怒るイルカ先生を見つめながら、カカシ先生はまだぼーっ としていました。 イルカ先生は「放っておけない人だなぁ」と思いました。 カカシ先生が、イルカ先生の気配の感じられるところでのみ、うっす らとほおを染めてぼーっとしているということに、イルカ先生だけがま だ気づいていません。 | |||
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イルカせんせいにちょっかいかけてくる奴にカカシせんせいがぶち切 れして一触即発の所をイルカせんせいが止めてるシーン。 | |||
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「ちょっとカカシさん!あなた…」 「……」 さわんじゃねーよ的な視線をうけたイルカ先生だが いろいろありつつも見捨てられず、なにかと世話をやいてしまう。 かたくなカカシがやわらかくなるまでの ツンデレストーリー(笑) | |||
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「あ、あの! 待ってください!」と言うイルカ先生。 | |||
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イルカ「あ、カカシ先生!任務、お疲れ様です。」 カカシ「確かに渡しましたので。じゃ、これで。」 イルカ「…?(いつものカカシさんなら笑顔で飲みに誘ってくれるの に)」 イルカ「…!!」(はっとカカシのケガに気付く) イルカ「待ってください!ケガしてるじゃないですか!」 カカシ「こんなの、なんでもないですよ。気にしないでください」 イルカ「どこがなんでもないんですか!!いいから見せてください!」 カカシ「…っ触るな!!」(ばしっと手を振り払う) カカシ「…すみません、イルカ先生大丈夫ですか?;任務後できがたっ ていて。」 イルカ「俺は大丈夫です。それよりも、ケガみせてもらえませんか?」 カカシ「…わかりましたよ。心配かけないつもりだったんですが、逆に 心配かけてしまいましたね。;」 イルカ「…そりゃ、心配しますよ。カカシさんは俺にとって大切な人で すから。」(カカシさんはからぼそぼそと) カカシ「イルカ先生…!!」(がばっと抱きつき) イルカ「うわぁ!?こ、ここアカデミーですよ!!?わかってるんです か!?///」 カカシ「任務中ずっと我慢してたんだから、抱きつかせてくださいよ」 イルカ「…まったく、あなたって人は。仕方ないですね…。 俺も寂しかったですよ。お帰りなさい。」 | |||
長々とごめんなさい;
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「ちょっ・・・カカシ先生!あなた怪我してるじゃないですか」 (ほっといてくんないかな〜) 「医務室行きましょう」 「いいよ。こんくらい。ほっときゃ治りますから」 「治りません!早く医務室に・・・」 「あんたさ、お人よしだって良く言われるでしょ。オレがいいって言っ てんの。ほっといてよ」(イルカの手を振り払う) 「でも・・・」 「じゃあね」(瞬身で逃走) この後なぜかイルカ先生が気になるカカシ先生。恋の生まれた瞬間と か・・・ | |||
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「カカシ先生、早く洗濯しないと…!」 「別にいいですよこのくらい」 「ケチャップくさいじゃないですか!早く漬け置きしないと染みにな っちゃいますよ!ああケチャップ付いたままでポケットに手ぇ入れな いでくださいって!」 (食堂でオムライスにかけようとしたケチャップが大きく跳ねたカカ シ先生…。恥ずかしいのでさっさと席を立ったら、イルカ先生に一部始 終を見られていました) すいませんシリアスは皆様が書くだろうと思ったのであえてこっちで。 | |||
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怪我とくれば無理矢理イルカ先生が医務室にカカシを連れてって、手当 をし、そのお礼にと言って襲われる。 王道だなあ〜。 | |||
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任務で怪我をしてしまったけれど、カカシはイルカ先生を不安にさせた くなくて、その事を隠そうとするんだけど、イルカ先生が気付かない訳 が無くて、避けるカカシを捕まえて強引に手当てをしていたその時に、 イルカ先生はもしカカにに何かあったら自分は生きていけなくなって しまう位、カカシの事が好きなんだと自覚する。って感じでお願いしま す。 | |||
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場所はアカデミーに隣接した建物内の廊下。 報告書を提出したカカシと、受付に向うイルカがすれ違う。 カカシの怪我に気付いたイルカが手当てをするようカカシを呼び止め る。 任務帰りのカカシは苛ついていて、手を払いのける。 イルカは手を払われても怯まず、保健室にカカシを引っ張っていき、手 当てする。 カカシはイルカがしつこいので面倒くさくなり、好きにさせておく。 七班の話から、忍についてお互いの意見を話し出す。 | |||
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「待ってくださいカカシ先生!」 「なんです?イルカ先生」 「怪我されてるじゃないですか!」 「ああ、掠り傷ですよ。舐めときゃ治りますから」 「何言ってるんですか!ちょっと来て下さい!!」 カカシは、イルカに腕を強引に掴まれ、引きずられる様に医務室へ連れ て行かれた。 (まったくほっとけばいいのに、俺の事なんて・・・) ほんとにありがちです。 カカシ視点ぽい終わりに・・・。 このままヒドイカカシになりそうなので、ストップしますw でもきっとつれなくしても、やさしいイルカの心に癒されて(ほだされ て?)恋に落ちちゃうんです!!(*ノノ) | |||
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「待ってください!」 イルカの声が誰もいない朝の廊下に響いた。乱暴につかんだ腕は、そ れでもカカシの足を止めさせるのには役に立たないようだ。 「話はまだ終わってませんよ」 「・・・俺にはないです」 カカシの視線が、腕を捕らえたイルカの手に注がれる。 「離してもらえませんか」 「いやです」 やけにきっぱりしたイルカ物言いに、カカシは一瞬眉を寄せた。こん なことは初めてだからだ。 カカシの知っているイルカは、自分に対しどこか一線引いていた。遠 慮をしてるといってもいい。それは、階級差からなのか、立場の差なの かはわからない。 その線引きが何なのか知りたかった。内勤と戦忍。元先生と現先生。 上忍と中忍。どれも当てはまるようで、どこかしっくりいかなかった。 なぜなら、その見えない線は、自分と同じ状況にあると思われるアスマ やガイにはなかったからだ。 そうして、カカシはイルカを観察し続けた。 「あんた、何がしたいのさ?もう、俺はあんたを見ないし、必要以上 に関わらない。そう約束すればいいわけ?」 自分と一体何が違うというのだろうか。『イルカ』という人間は。す べて同じのようにも思うし、すべてが違うようにも思える。知りたかっ た。 だから、見続けた。・・・それが、恋とは気づかぬままに。 「・・・初めは、気のせいかと思ったんです」 イルカにつかまれた腕。イルカの指に力が込められる。 「カカシ先生と目が合うことが多いなんて、そんなはずないって」 イルカが何を言いたいのかわからない。今までにない苛立ちがカカシ の胸に募る。足を止める気はなかった。 「だって、信じられなかった」 「・・・だから、もうやめますよ。それでいいんでしょ?」 無機質なカカシの声。それとは反比例のように熱い、触れ合ったまま のその腕の体温にイルカは泣きそうになる。 「違・・・!」 「何が違うのさ」 どうして、こんなにイラつく?泣きそうな顔が見たいわけじゃないの に!もう、見ないって云ってるのに!カカシは自分の腹立ちの原因が未 だ掴めず早口になる。 「さっきだって泣きそうな顔してた。そして今も。迷惑だなんて思い もしなかった俺が悪いんでしょ。だから謝ったじゃない。何が不満なの さ」 「・・・だって、目が合うってことは、お互いに見つめあわないと成 立しないんですよ・・・?」 どこかたどたどしくいったイルカの言葉に、カカシの足が止まる。 イルカは思う。 初めて触れたカカシのその体。自分と同じ、体温がある。そんなこと にすら、ようやく気づいた。 この胸にある憧れは、遠い存在じゃなく、触れることができる人間に 違いないことに、イルカは初めて気づいたのだ。 自分とは決して交わらないと思っていた。ナルトがいなければ、声を 知ることもなかった。だから、見返りを求めない、一方的な憧れだけを 秘めて、見つめていたのだ。イルカも、カカシを。 恋にしたくなかった。かなわぬ感情は辛いから。だけど、ある日気づ いたのだ。 なんだか、最近カカシさんと目が合うことが多くないか・・・? 気のせい?それとも? だから、何気なく冗談めかして言ってみた。 『最近良く目が合いませんか?なにかナルトのことでお話でもあるん ですか?』 そうしたらカカシは言ったのだ。 『話なんかないです。ただ、貴方を見ていたんです』 それにどれだけの意味があるのかはイルカにはわからない。でも、 そこに何かしらの期待を持ってもいいのではないだろうか? そう感じたとたん、泣きそうになった。だめだ、何かいわなくちゃ。 回りきらない頭で言葉を探していたら、 『そんな顔するくらい嫌がられるなんて思いませんでした。すみませ んでした。もう見ません。さようなら』 と。急にカカシは足早にイルカを置いて部屋を出て行ったのだ。そし て冒頭に戻る。 「貴方はどうしてオレを見ていたんですか?・・・それを聞くまで、 離しません」 まっすぐにかち合った視線。今までとは違う、意図的にあわせられた まなざし。 そうしてカカシは口を開く。それは、謝罪でもなく。拒否でもなく。 それは・・・ END | |||
お目汚しを。
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前から静かに近づいてくる人影。 里では知らぬものはいない忍。 今まで交わした会話は数えるほど。 今もまた、会釈だけかわしてすれ違う。 だが、鼻をかすめた血の匂いがイルカの足を止める。 腕から流れ落ちるその雫を気に留めることもなく、ただ飄々と。 そのまま、立ち去ればよかった。気づかぬ振りをして。 きっと向こうも関わられたくないはず。 だが、気がつけば彼の腕を掴み、かける言葉もなく… すぐに後悔した。 冷たく突き刺さる視線を浴びる事もなかったのに… | |||
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「待ってくださいっ!」 「何ですか?」 「あっ…」 引き止めて、振り返ったカカシは、とても冷たい目をしていた。 見たことのない目だった。 「俺は何も聞いていませんよ」 笑っているが、笑っていない。 「カカシさん」 「じゃあ、俺任務なんで」 いってきますといって、すっと消えた。 何もいえなかった。 全てを拒絶したような。 「俺は、俺が好きなのは…」 ーアナタなんです…ー 伝えたい気持ちは、相手に届かず。 二人はすれ違ったまま。 いつまでも交わることのない平行線… もし、交わったら、どんなに幸せだろう。 | |||
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任務終了後、怪我をほうっておいてるカカシ。 手当てするために呼び止めるイルカ。 | |||
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ただ七班を通して知り合いだった二人が、お互いを意識するきっかけに なった場面。 任務報告後にカカシがそのままほって置こうとした怪我をイルカ先生 が気が付いて処置するように進言している。 | |||
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任務を終え、報告書を提出するためにカカシは廊下を歩いていた。する と、ふと前方から最近教え子を通して知り合った中忍の気配を感じた。 そして、それをしてしまったのは、無意識だった。 「こんにちは、イルカ先生。」 「あれ、こんにちは、カカシ先生。これから報告ですか?」 「そうです。では」 だからこそ、気づかれる前に、ここを去りたかった。 でも、イルカとて忍。その臭いに気がつかないはずはなかった。 カカシがイルカの気配を感じた瞬間、ポケットに入れて隠した、左腕か ら流れる血を。 「まってください、カカシ先生」 「なんですか?イルカ先生。オレ報告に行かないと」 「医務室はあちらです。」 「あ〜、このくらいたいしたこと無いので後で行きますよ。」 がりがりと、頭をかきながらそう言い訳する。 しかし、敵もさるもの。 「たいしたことないんですか?このだらだら流れている血が」 「いたっ!」 「ほら、痛いんじゃないですか!」 「いや、イルカ先生。今わざと傷押したんじゃ…」 「さっさときてください」 カカシの言は取り合わず、イルカは今度は傷に障らないように、カカシ の腕をひいた。 「でも、報告がまだ。任務が終わったら報告するのが第一の義務ですし」 カカシはつかまれた腕を、そのままそう足掻いてみる。 中忍の、しかも傷を気にしてあまり強くは無い力で掴まれているのだ。 払えないわけが無い。 (どうして、振り払えないんだろう?) 「確かに!報告は第一にしなければいけません」 「じゃあ」 「でも!!それは時と場合によります。怪我していたら、先に手当てし てから報告する。受付だって鬼じゃないですからね。いくらなんでも、 怪我人に報告を先にしろなんて言いませんよ。」 「はあ」 「それに、第一、自分の体は自分が率先して労わってあげなければいけ ませんよ。この腕も、足も!カカシ先生のために、日々頑張ってくれて いるんです。その悲鳴を正確に聞き取れるのも、カカシ先生だけなんで す。いくら周りの人間が心配して気遣っても限度があるんですから!き ちんと、手当てしてください!」 「ご、ごめんなさい」 イルカのあまりの剣幕に、カカシはそれしか言えなかった。 「さ、では、医務室に行きましょう」 腕を引かれて、行こうとしていた方向とは逆へと誘導される。 (暖かい手…。そっか、これをきっとわかっていたから、怪我隠したし、 振り払えなかったんだ) その暖かさを知ってしまったら、離せなくなると自覚はなくとも知って いたから。 (でも、その手を掴んだのはイルカ先生だから責任とってもらわないと ね♪) 「って、あの時貴方、そう言っていたじゃないですか!」 「あー、そうですね」 「で、そうほざいた張本人が!全然大事にして無いじゃないですか!」 イルカが家に持ち帰って採点していたテスト用紙を、カカシは取り上げ る。 「いや、俺は任務に出ているわけじゃないですし。十分大事にしてます よ。それより、カカシさんテスト用紙返してください」 テスト用紙を持って、背後に仁王立ちになっているカカシに向けて手を 出す。 「アンタは働きすぎなんだーーー!!どこが大事にしてるんだー!」 「カカシさん、もう夜中なんですから大声出さないでください」 他人の心配はしすぎるほどしても、自分の体にはまったく無頓着な恋人 と、今日もカカシは攻防を繰り広げていた。 | |||
すいません(-_-;) へたな駄文を書いてしまいました…。
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すれ違いカカイルで。 お互いにはついあっている相手が居ると勝手に勘違いです。 中忍試験のように軽いいざこざがあります。 無理に冷たいせりふを吐いてそのばをはなれようとするカカシとその 本意が分からずに後を追うイルカ。 これからすったもんだがあったとしても結局はらぶらぶエンドです | |||
最終的に二人が(同上)
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たまたますれ違ったところ。 怪我に気がついて、手当をするしないで少し言い合い。 怒ったイルカ先生に、結局折れて手当てしてもらうカカシ先生。 イルカ先生の小言付き。 心配してもらって、嬉しくなって、惚れる。 とかでいいですか? | |||
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「ちょっと、貴方怪我してるじゃないですか!」 「ん〜、掠り傷です。(誰だこの人)」 「かすり傷じゃ血は流れません!」 そして有無を言わさずに保健室に連れて行かれて手当て。 強引にされたお節介な手を振り払わなかった自分に驚くカカシ。 以上、ありがちですが二人の馴れ初めを想像してみました。 | |||
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そろそろ受け付け交代の時間になったとき、入り口からカカシが入って くるのが見えた。 右手には報告書。ポケットに入れている左腕からは血が流れている。 (またか…) 近頃のカカシには血の臭いが常に付きまとっていた。 いつも軽度の怪我だと放置しているカカシに、イルカは日頃から気にな って仕方がない。 報告書を提出し、そのまま医務室とは反対の方向に出て行くカカシを見 て、イルカは溜まらずに、その場を同僚に任せると、カカシの後を追っ た。 「カカシ先生!お願いです、傷の手当てをしてください!」 後ろの存在に気づいていたカカシだったが、まさか自分に用があるとは 思っていなかったのだろう。突然?まれた腕に少し驚いた顔で振り向い た。 「…突然ですね、イルカ先生」 カカシは、最近の任務で血生臭いものが続いており、精神的なゆとりが なかった。思わず台詞も棘が含まれたものになってしまう。そんな余裕 のない自分に、カカシは内心舌打ちをした。 「突然じゃないです。以前から気になっていました。傷の手当てをさせ て下さい」 剣呑な雰囲気のカカシにもひるまずに、真っ直ぐな強い意志を持ってイ ルカが言い募った。 (……この人は、本気で俺を心配しているのか) 真摯な視線に、カカシの余裕のなかった精神に仄かな灯がともる。自分 の気持ちの変化に少し動揺する。 「…じゃあ、お願いします」 思わず口を衝いた言葉に、イルカが安堵の表情を浮かべる。 「それじゃ、一緒に医務室に行きましょう」 向けられた笑顔にカカシは目が離せなくなった。 (……なんだ、コレは…) 自分の気持ちに戸惑い混乱しながらも、そのまま腕を引かれてカカシは イルカの後をついていった。 この気持ちに整理がつくまで、あと20分……… | |||
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イルカ「せっ・・・先生どうしたんですか!?その怪我・・・!」 カカシ「ん〜?センセには関係ないデショ」 イルカ「・・・!怪我をしているのがわかって見過ごせません」 カカシ「ふう・・・はいはい。アンタは誰にでもお優しいこって」 冷たいカカシ。でも本当は惚れて惚れて今にも襲いかかりそう。そして 心配されて恥かしかった為あんな台詞を・・・。後で無茶苦茶後悔しま す。イルカ先生も嫌われていたのか・・・!と落ち込んでしまいますが、 最後はラブラブ両想いで。 | |||
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「待ってください!」 後ろから勢いよく迫ってくる気配に、怪我をしていないはずの胸が痛ん だ。甘い痛み、これはなんだろう。 「カカシ先生!ちょ・・・」 知らないフリをしていた。気付かないフリを。 だって、聴いていたかった。 心配げな声を、自分の名前を呼ぶ、彼の声を。 朝の、まだ誰もいない廊下に、木霊している。 「カカシ先生!」 がっ、と腕をつかまれ、全身に痺れが走った。 一瞬、静かになる。 急いで追いかけてきたせいか、彼の息は幾分上がっていた。 ゆっくりと、ふりかえる。ゆっくり、ゆっくり。 腕が見えた、彼の日に焼けた浅黒い腕。 「怪我してらっしゃるでしょう!?」 心配げな顔、ああ、イルカ先生だ。 俺の、好きな、彼だ。 | |||
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真剣に怪我の手当てに行くよう引き止めるイルカ先生ですが、カカシ先 生見向きもせず。イルカ先生、ふと表情変えて、カカシ先生の手首の血 舐める。 ねちねちした描写で妖艶イルカとか…! | |||
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受付に座るイルカのところへわざと忘れ物をしてゆくカカシ。 わざとであることにも気づかず、親切にもカカシを追うイルカ。 ちょうど正午の鐘が鳴り、ふたりは一緒に食事へ行くことに。 | |||
ゴメンなさい、難しいです・・・;
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突然別れ話をカカシから言われたイルカ。 すごく好きなのにどうして別れなくちゃいけないのか、詰め寄るイルカ。 そんなイルカに対し、いとしさを募らせるカカシだが、他国への長期任 務が言い渡されたため、イルカを一人里に残すのであれば別れた方がい いと思って別れようと決断をしたカカシ。 | |||
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イルカ「着替えたらどうですか」 カカシ「別にこれくらいいいデショ」 イルカ「……気持ち悪くないんですか?」 カカシ「じゃあイルカ先生が着替えさせてv」 イルカ「寝言は寝て言え」 カカシ「えー。大体イルカ先生のせいじゃーん」 | |||
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再開前の準備に追われる教師たちと事務員が絶えず行きかうアカデミ ーの廊下で、3日振りに、恋人と会った。 恋人は、俺に気付くとすぐに近寄ろうとして、またすぐに立ち止まる。 視線も、俺の左腕で止まっていた。 「血が出てるじゃないですか。早く手当てを。」 イルカの方が痛みを堪えるように眉をひそめて言う。だが、それを無視 して通り過ぎてやる。 (なんの関係もないアンタに心配される筋合いなどない。) 昨夜イルカの言った言葉をそのまま返してやるかのように。 あの言葉を言わせたのは自分だということは、判っている。 子供じみた嫉妬心から、イルカの仕事を邪魔したあげく、その矜持を傷 つけるようなことを言ったのだ。イルカの怒りは当然だ。 だから謝り、許しを請う為に、任務先から駆けてきたというのに。 探し回ってやっとイルカを見つけて、声をかけようとしたのに。 イルカの横にくのいちが一人。 イルカに好意を寄せる姿をあからさまに見せる女に、優しく笑いかける 姿を目にした途端、どす黒い霧のようなものが広がって胸を塞いだ。衝 動のまま、今すぐ女の目を潰してやりたくなる。 そんな目で見るな。 その目にイルカを映すな。 俺以外に微笑みかけるな。 俺以外に優しくするな。 俺だけを見ろ。 口を開けば、そんな言葉ばかりが飛び出しそうだ。 今まで、感情のコントロール等、意識する必要もなかった。カカシにと って、それを意識して行うこと自体が、未熟であるという事だった筈な のに。 通り過ぎようとした俺を、イルカの手が引き止める。 「待ちなさい!医務室はこっちですよ。」 「かすり傷だし、アンタには関係な〜いョ。」 冷たい声で言ってやった。 それなのに、捉まれた腕は、熱くなる。 胸の中に渦巻く激情とはまるきり逆に、細胞レベルで、イルカの手の温 もりに反応して喜んでいるようだ。 クソッ、何なんだよ。俺は・・・ 「だったら、二度と俺の前に現れるな。そんな捨て犬ヅラでウロウロす んな。」 俺よりも、遥かに冷たい声だった・・・ 「え・・・」 「ィ、イルカせんせ、い・・」 周囲にいた奴等も驚いたようだが、俺は驚きすぎて何の反応もできなか った。 「ああ。天下の写輪眼サマに、中忍風情が失礼な事を申し上げてすみま せんでしたと土下座でもしましょうか?」 フンと鼻で笑った後、スウッと一息吸ったかと思った途端、窓ガラスが ビリビリ震えるほどの大音声が響き渡った。 「違うだろ!恋人の怪我を心配しないやつなんていない!!それでも 関係ないって言うなら、アンタとは、今この瞬間から本当に赤の他人だ。 二度と会うもんか!!」 怒りと悲しみを宿らせた、キッと俺を睨み据える真っ黒な瞳。 紅潮した頬。 悔しげに噛み締められた唇。 ぎゅっと握り締めた拳。 この人は今、全てを俺に向けている。 人目も気にせず、ただ、俺のことだけを想い、真正面からぶつかってき てくれたんだ。 ああ、やっぱり、この人には敵わない。でも、それがとても嬉しい。 「ふふふ・・・」 堪えきれずに笑いが漏れる。 「何笑ってんです。頭も怪我してんですか?」 イルカ先生は、仏頂面のままだけど、いつもみたいに突っ込んでくれた。 「心配してくれます?」 「しません。」 「恋人なのに?冷た〜いな〜」 「アンタのおつむは、いつも大してかわんないでしょうが。」 「ひど〜いね。」 「そんなもんでしょう。」 クスリと笑うイルカに、また腕を引かれた。 「ほら、医務室に行きますよ。(この駄犬)」 コソリと言われた言葉に、なんとも言えない喜びが広がるのは、ヤバイ 徴候?でも、嬉しいものはしょうがないよ〜ね。 「わんわんv」 何だかひきつり気味の表情で、周囲の人間が仕事に戻っていく中、俺は、 イルカ先生の後について行った。 その後の傷の手当ての時に、イルカ先生が調合してくれたクスリがやた ら沁みたのは、よく効く薬だから=俺への愛ゆえだよね。 | |||
初めて、考えて書いてみました。話を作るのってたいへんですね・・・
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「ちょっと、カカシ先生怪我してるじゃないですか!」 「・・・このくらい大したことないですよ」 「でもこんなに血が出てますよ、手当てしないと」 「自分でできますから放っておいてくださいよ」 「放っておけるわけないだろ!」 呆然としたカカシを無理やり医務室へ連れて行くイルカ。 おせっかいな中忍と、他人と距離を置く上忍の関係が 動き始める。 ・・・みたいな感じ。ありがち! | |||
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I:待ってください! K:なに? I:そ、その傷 K:ああ、なんでもないよ。じゃね I:待って、ま、あ、・・・待てって言ってるだろ! K:(立ち止まり振り向く) I:医務室へ行きましょう K:いいよ、めんどくさい I:行きますよ! (むりやり医務室へ強制連行、そのまま襲い掛かるカカシに医務室にあ るベッドで食われてみたり。余計な事をするイルカにどうしてイライラ しつつも従っちゃうのかカカシは首を傾げたりしながら。) | |||
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(受付をでて) 「ちょっとカカシさん!!」 「・・・なんでしょうイルカ先生。」 「なんでしょうじゃないでしょう!? 隠しててもすぐにわかるんですよ!!」 「・・・やっぱりバレましたか。 あはは、愛されてるなぁ、オレ。」 「バカなこと言ってないで早くその腕のケガみせてください!! (バッ) 「・・・・・・カカシさん、今日飲みに行く約束は中止です。」 「ぇぇ!?ちょっ・・ひどいですよイルカ先生!!オレ楽しみにして たのに!!」 「ひどいのはこのキズでしょうが!!このままにしといたら熱でてき ちゃうでしょう!?とりあえず早く病院に行ってきてください。」 「ひどい・・・イルカ先生はオレと飲むのホントはイヤだったんです ね・・オレ、イルカ先生と楽しく飲むために急いで任務終わらせて きたのに・・中止だなんて・・・(うじうじ)」 「・・・ガキかアンタは。体調管理も忍びの仕事だといつも言ってる でしょう。中忍の目もごまかせないようなキズで飲みに行ってどう なるんです。」 「・・・でも・・」 「はぁ・・わかりました。じゃあ受付が終わったら酒持ってあなたの 家に行ってあげます。だからおとなしく病院行ってらっしゃい。」 「ホントですか!?ぜ、絶対ですからね!!」 「はいはい、行ってらっしゃい」 | |||
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まだ余り親しくない二人。 カカシが報告書の提出を終えて廊下を歩いていると、そこを通りかかっ たイルカがカカシの左手のケガを目聡く指摘する。 翌日まで時間のあったカカシは、キズは帰宅してから簡単に消毒すれば いいと思って放置していた。 心配性のイルカは、それを無視する事が出来ずにお節介と思いつつもカ カシを引き止める。 素直に従ったカカシがイルカと二人で医務室へ向かう。 処置をする短い時間に交わされた僅かな会話や、イルカの纏う温かい雰 囲気に、カカシはイルカを特別な意味で意識し始める。 | |||
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「カ、カカシ先生!」 「あーイルカ先生」 「あー、じゃないですよ。ちょっと待ってくださ……」 「大丈夫ですってば、これくらい」 「何が大丈夫なんですか! 見せてください、よく!」 「……心配症ですよねぇイルカ先生。愛されてるなぁ俺」 「だぁぁやっぱり! どうするんですか、コレ!」 「ですから〜。かすり傷ですってば」 「かすり傷って、こんなに血が……」 「じゃあイルカ先生手当てし…」 「今日の洗濯当番、俺なんですよ!? こんなに血ィつけて… とれません! 絶対」 「……」 「あ、けっこう傷深いんですね」 「……今日の洗濯当番、俺でいいです……」 それでもカカシはイルカを愛しています。 こんな力関係。 | |||
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「カカシ先生待って下さい!」 「…はい」 「何故…、貴方はいつも私を避けるんです?理由をおっしゃって下さい。 私に非があるのなら謝ります」 「…別に、何もないです」 「カカシ先生!」 好きな人にうまく感情表現出来ないカカシに、毎回無視されイライラし つつもそんなカカシが気になるイルカが、しびれを切らして呼びとめる シーン。 | |||
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任務後にイルカ先生の顔が見たくてついでに傷の手当てもしてもらえ たらいいな〜とおもいながらアカデミー?受付?周辺をうろつくカカ シ まんまと声をかけてしまうイルカ | |||
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イルカ先生にAランク任務が入った事を知ったカカシが火影に 真意を確かめに行こうとするのを止めるイルカ先生。 | |||
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「待って下さい」 アカデミーの廊下をぼんやりと歩いていると、後ろから呼び止められ て腕を引かれた。 他人にここまで距離を詰められ接近を許すなんて、油断のし過ぎだ。 里に常駐するようになってから緩んだかな。 内心の自嘲を表情には少しも反映させず、ゆっくりと振り返った。 そこにはどこか必死な顔をしたイルカ先生がいた。 「なんですか」 「あの……」 言いよどむ辺りで何を言おうとしているのか大体の予想がつく。 「別に誰にも言ったりしませんよ。アカデミーの中忍イルカ先生が実は ……」 「やめて下さい!! こんな所で」 「心配しなくても他人の気配は有りません。アナタだって分かっている でしょうに…… それに、聞かれた所で誰も信じたりしませんよ」 アカデミーのイルカ先生には、実はもう一つの顔がありました…なん てことはね。 …ってな感じでどこかで任務の姿を見られてしまった暗部イルカと、物 事に無関心な飄々としたカカシ。 | |||
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些細なことで喧嘩中のふたり? | |||
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「ちょっと、カカシ先生。さっきのあれ、どういう意味ですか!」 「……」 「カカシ先生!」 ムスッとしたままカカシはイルカに腕を取られて立ち止まったものの、 振り返る事はなかった。 「カカシ先生!」 再度焦れた様に名を呼んだイルカにカカシはぐっと掌を握り締めた。 何度も何度もさっきから頭の中で繰り返されるのは先程のワンシーン。 腹が煮えたぎる。 分かっている。 イルカにとってそれが大した意味のあるものではない事なんて。 単に醜い独占欲にしか過ぎない事も。 それでも。 今は辛い。 だから…。 「…………ゴメン…」 ぽつりとカカシは呟くと同時に姿を消した。 ポフンとあがった煙と木の葉。 握り締めていた感触が消えて無くなった事に酷く喪失感を感じつつも イルカはその手を握り締めた。 「…バカカシ…」 イルカは小さく呟いた。 | |||
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自分のこと(怪我等々)には無頓着なカカシ先生が気になって気になっ てついつい体が動いてしまうイルカ先生。 (カカシ先生は自分のために動いてくれるイルカ先生が嬉しくてたま りません) | |||
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ささいな誤解から冷たく去っていくカカシを必死で引き止めるイルカ 先生。 (カカシ!人の話はちゃんと聞け!byNこ(笑)) | |||
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kakakakakakakakakakaカカシせんせい!!kakakakakakakakaka | |||
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同僚と仲良く話していたイルカ先生に嫉妬したカカシが、嫌味を捨てゼ リフに去る。普段温厚なカカシが何故そんなひどいことをいうのかわか らず話をしようと引き止めるイルカ。カカシ先生片思い中。イルカ先生 はニブちん。 | |||
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「カカシさん!なんでサスケばかり贔屓するんですか!」 「イルカ先生、あなたにだけは言われたくないですね。」 | |||
中忍試験中の一コマ(古いですね)
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子供達の帰ったアカデミーは、日中の騒がしさからは想像できないくら いに静まり返っている。 授業の後片付けを済ませたイルカは、やれやれと肩を回すと出席簿を片 手に教官室へと足を向けた。 足音を立てないのは忍びの習性、しかし古びた建物は僅かであるが軋み を立てる。騒がしい子供ではありえない、ほんの僅かな軋み。 ふと呼ばれたように歩いてきた背後の廊下を振り返ると、見覚えのない 男の背が見えた。 ー…何時の間に。 イルカが目を細めると、男の体から小さい何かが床に落ちるのが見えた。 そのモノは黒っぽい色をしていて、床に落ちる。 パタリ…パタリ。 硬いものではない証に、床に落ちると跳ね返ることもなく、そこへこび りついた。 何か分からずにぼんやりと見つめたイルカは、思いついた正体に慌てて 男の背中を追った。 「あのっ、待ってください」 見知らぬ、手負いの者に声をかける危険性はイルカの頭の中からは吹っ 飛んでいた。 歩みを止めない男の腕を、イルカは掴んだ。 「怪我を…手当てをしないと…」 胡乱気に振り返る男と、イルカの視線が絡んだ。 この後非常に長く親しい付き合いとなる、イルカとカカシの腐れ縁は、 こんな風に始まった。 という感じで。 | |||
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カカシ記憶喪失。 イルカとカカシは恋人同士だった。 自分のことを忘れられて、当初は仕方がないとあきらめていた。 しかし、会いたい気持ちが高ぶって、カカシを呼び止める。 | |||
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任務の完了予定よりも3日遅れて明け方に帰還したカカシ。 報告所にはイルカが居た。暢気にあくびなんかして、それを見たカカシ の気を和ませる。こっそり近付いて報告書の受理を頼むと、あくびを目 撃されたことに気付いてイルカの頬が赤くなる。かわいーとか思うカカ シ(恋心自覚前)。 「眠いですね〜」とか軽いからかいを含んだ世間話をしているうちに報 告書の受理が終わり、イルカの交代時間をなんとなく待ってカカシは報 告所を出る。アカデミーに登校するため、イルカも席を立つ。 しばし並んで歩くふたり。 カカシのほうが先に立ち止まる。任務受付の前だった。 不審に思いイルカが尋ねると、カカシは7班の今日の任務をもらいに行 くと言う。 今日は身体を休めた方がいい、とイルカが言うと、カカシは、7班の任 務は自分にあまり負担がないから任務中に休める、と言い返す。自分の 意見は変えないのだろうと思ったイルカは、せめて腕の怪我をきちんと 手当てしてからだとカカシを引き止める。 その傷は最後に応戦した敵にやられたもので、普段受ける傷に比べると あまり深くなかったので、自宅で薬を塗って雑に包帯を巻いただけだっ た。匂い止めを塗っていたから血の匂いはしないはずなのに、イルカは それに気付いた。 なぜかちょっとだけ嬉しくて、その後はイルカの言うことにしたがって、 手当てをしてもらった。手当ての最中、イルカは「身体を大切にする事 は任務の達成にも、誰かを守る事にも、無事に帰り着くことにも必要な んですからね!」とか小言をこぼしていた。最後に、「任務中じゃなく て、ホントはちゃんと布団で休む方が効率良いんですからね!」と言っ て包帯を止めた。 いつのまにか時間は受け持ちの授業の間際になっていて、イルカは慌て てその場を立ち去ってしまう。その慌ただしさにほうけながらも、綺麗 に巻かれた包帯を見て胸がほっこりするカカシ。もちろん、7班の集合 時間には遅刻しました。 | |||
後に、アス紅に導かれてイルカへの恋心発覚。とか。ベタですね・・・。
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ナルトのコトで訊きたいことがあるイルカ先生。その後は判りません。 | |||
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アカデミーですれ違いざまにふっと香る鉄の香り ああ、火影様からの任務か… とイルカは思ったが、あまりにも濃いその臭いに 「怪我をされたのでは!?」 とカカシの腕を掴んだ。 | |||
ありきたりっすね
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イ「アンタ、俺のパンツ盗ったでしょ」 | |||
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報告書を提出終わって帰る所だった。 前方から歩いてくる人物に目を向ける。 その人は俺と目が合った瞬間、はっ、と弾かれた様に息を飲み、黒い瞳 を揺るわせた。 −−−悪くない反応だ。 そのまま、何も気付かないフリをして、通り過ぎる。 「・・・あのっ」 かかった。 この御人好しの先生の事だから、俺の怪我を放ってはおけなかったのだ ろう。 きっと医務室で手当てなんかしてくれるハズ。 −−−喰われる事も気付かずに。 「・・・何ですか?」 「あ・・・あの・・・」 努めて、平然に。 無関心を装って。 最高の演技力で罠を張った。 −−−さぁ、落ちて来い。 しかし、かけられた声は予想外の言葉だった。 「明日は−−−遅刻しないでやって下さいね。」 「・・・は?」 「ナルト達。いつも五月蝿いんですよ。『カカシ先生遅せぇーんだって ばよー!』って、俺にまで八つ当たりしてくるんで」 「はぁ」 「と、言う事で。お願いしますね、じゃっ」 「・・・・・・え、ちょっと待って」 「はい?」 「や・・・他に言うことは・・・?」 「?」 (腕の怪我とかさ!) 「ああ!」 (気付いた?) 「任務お疲れ様でしたっ。ではっ」 「ちょーーーっと待てぇええ!」 「・・・何ですかカカシさん、俺忙しいんですケド」 「あのさぁ・・・フツー怪我人見たら、心配とかするものじゃないんで しょうか・・・?」 「えー?」 「ほら!この腕の怪我が見えないの?!!」 「こんなの怪我に入りませんよ・・・意外とデリケートなんですね、カ カシさん。」 「・・・・・」 「舐めときゃ治ります」 ぺろっ 「あ」 「では、また明日」 にこっ! 爽やかスマイルで去って行く黒い尻尾を呆然と見送った。 腕に舐められた感触がまだある。 思い出させるのは、舐めた時に上目遣いで俺を見た、あの、顔。 俺は白旗を上げた。 「ヤベ・・・逆に捕らわれた」 | |||
どんな逆境の状態でもイルカを優位にしたてる自信があります。(真剣)
ヘタレな上忍が大好きですv
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カカシの怪我の手当てをしようとするイルカ。 カカシはやんわり断ろうとするが、結局されるがままに。 実は二人は互いのことが好きで両思いなのに、それに気付いていないの です。 ここから二人の関係が進展する・・・のか? | |||
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懐かないカカシ、カカシが気になるイルカ。 定番の設定ですね。 徐々にイルカに心を開いていくカカシ、とか。 自分で書くならば…。 カカシにツンデレ属性を持たせたいです。 | |||
うー、在り来たりですみません。
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任務でケガをしたカカシ先生に手当てを受けるよう勧めるイルカ先生。 でも無視されてしまったので、「ちょっと待ってください!」と呼び止 めたかんじで。・・・本当にありがちネタですが。 | |||
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(拡大表示したら、想像どおり怪我してましたが…) アカデミーの講義終わって職員室に戻る途中のイルカ先生と、任務報告 終わって自宅へ帰ろうとしているカカシ先生が廊下ですれ違う(軽くお じぎ)。カカシ先生は仲間を庇って負傷しており、簡単に血止めをして いたが傷が開いてしまっており、自宅で治療しようと思っている。すれ 違うとき血臭に気付いたイルカ先生が駆け寄り治療を申し出るが「アナ タに手当てされると血が止まらないので」と断られ、困惑する……。態 度が冷たく誤解されがちな純情カカシと鈍イルカ先生でお願いします。 | |||
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突然告げられた言葉に驚いているイルカの前で、当の本人はまるで何事 もなかったかのように、くるりと踵を返した。 その行動に、驚いたのはイルカの方。 「待ってくださいっ!」 慌てて伸ばした腕が掴んだのは、普段ならば恐れ多くて手を触れること すらも許されることのない上忍のもの。 握った服の下。 驚く程鍛え上げられた筋肉が存在しているのを伺いつつも、頭の中を一 瞬で占領した相手の言葉に、押しやられる。 「待って下さい」 二度目の制止に、ようやく足を止めたカカシ。 振り返りイルカを見つめるその瞳。 半ば懇願するかのようなイルカを見つめるその瞳の冷たさに、たじろが ずにはいられなかった。 (これが、先程あんな言葉を口にした者が見せる表情なのだろうか?) ぞくりと背筋が震えた。 それは決して歓喜の意味を表す言葉からではない。 「何?」 「それは俺の台詞です」 「…?」 「なんなんです。俺に…俺に告白しておいて、まるで何でもなかったか のように立ち去る貴方は!」 そう。 唐突に告白されたのだ。 里でも名高い上忍カカシに、一介の中忍であるイルカが、である。 「なんだと思う?」 からかう口調はイルカを馬鹿にしているかのように思えるのだが、だが、 その片目が決して笑ってなどいなかったことに、イルカは気付いたので あった。 | |||
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「カカシさん!」 任務から帰ったカカシの左腕から流れる血。 何かあったに違いないのに、すぐに手当てをしたほうがいいのに(今す ぐ手当てをしてあげたいのに)なぜこういうとき、彼は俺から離れてい くのだろう…? 「あなたの気に病ませたくないんですよ」 イルカが考えていることを読んで、カカシは言った。 「だーいじょうぶですよ。あなたが気にすることはないですv」 (読んでるのに、読んでない…。この人は…この人は…!) 「気にしますよ!は、早く、早く手当てしないと黴菌でも入ったらどう するんですか!」 イルカが怒鳴った…。流石にそれはびっくりで、右手を引っぱっられ手 当てするために連れて行かれる。中忍に、されるがままだった。 「黴菌でも入ったらって…。そんな、生徒に言うような言い方。」 「…心配だったんです。なぜ、あなたの心配をしちゃいけないんですか …?」 慣れた手つきで手当てをする。いつもと違うのは、声に暗いトーンがか かっていることだけだ。 「いや〜」 カカシは微笑んだ。 (何なんだこの人は!) 「何ですか」 「愛されてますねぇv」 「…心配してるだけです///」 (よかった。たいした怪我じゃなくて。よかった。よかった…。) 愛し合ってて遠慮しちゃって。心配して、心配されて。やっぱり好きで。 そんな日常。 | |||
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■ 集計の裏側 ■
●出来る限り、文章のレイアウトは再現させてもらいました。ただ、手作業で改行などを調節しましたので、多少のずれなどがあるかもしれません。ご了承ください。
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